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ボーンズアンドオール

本作の公開情報を知ってから物凄く楽しみに待っていた作品。『WAVES』を観て虜になったテイラー・ラッセルが出演している事、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノとティモシー・シャラメの再タッグ、恋愛ものにはあまり興味が湧かないけどホラー(カニバリズム)が題材となっている事など、期待値をあまり上げたくないけど超超上がってしまっていた。来たる日のために予告映像やレビューを見るのも極力控えた。

そんなハードル爆上がり状態で観た本作…もうもうもう、思い出しただけで涙が出てるくらいに良かった。何が良かったか言葉にするのが難しい。それに私なんかの言葉では言い表した事で陳腐なものになってしまいそうだからしたくない。もう一度観たいけど、今のこの気持ちを変えたくない、このまま留めておきたい、そんな風に思って行くのはやめた。(観たい映画がなかったら迷わず行っちゃいそうだけど笑)

カニバリズムやホラーと聞いて敬遠してしまうのは勿体無いと思った。私的には様々なコワイ描写はとても控えめに感じたけど、感じ方は人それぞれだから断言は出来ないのがもどかしい。恋愛、家族、アイデンティティ、どんな味方をしても刺さるロードムービーだった。

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