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文章で共感を呼ぶために必要な事とは

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こんにちは、にょびたです。

京都の八坂神社の神事で、夏の風物詩である祇園祭が無事執り行われました。

私が住んでいる所は近くに八坂神社が2軒あり、京都の祇園祭に合わせて夏祭りをします。近所の子供たちが浴衣を着て、夏祭りに楽しそうに出かけるのを今年も見る事ができました。

子供たちが夏祭りで楽しんでいるのを見ていると、ほっこりとした気分にさせてもらえますね。


さて、

最近は色々な分野や場面で「共感」が大切だと言われています。

ということは、文章においても、読み手の「共感」を呼ぶことは非常に大切な事です。

しかし、いきなり「共感」が大切と言われても、あなたが今まで意識せずに文章を書いていたのなら、何をどのように書けば良いのか、全くわからないと思います。

そこで、今回は「共感」にフォーカスして、文章で共感を呼ぶにはどうすれば良いのか、考えていきたいと思います。

この記事を読めば、あなたは「共感」がどのようなものなのか理解するだけでなく、読み手の共感を呼ぶには何が必要なのかが、具体的にわかることでしょう。



「共感」とは

「共感」とは何ですか?と問われた時に、あなたは明確に答えることはできますか?

共感は男女問わず、誰しもが持っているもので、当たり前過ぎて説明する機会がないため、感覚として漠然とわかっている状態だと思います。

そこで、「共感」とはどのようなことなのか、まずは「共感」の定義を見ていくことにしましょう。

「共感」をネット検索してみると、Wikipediaにはこのように書かれていました。

共感(きょうかん)、エンパシー(empathy)は、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。もしくはその感情のこと。

Wikipediaより引用

つまり、あるエピソードを見たり聞いりした時に、その書き手や話し手と同じ感情・気持ちになるということです。

また、「共感」と混同しやすいのが「理解」です。「理解」と「共感」と言われると全然違うもののように感じますが、私たちが「共感」と思っていることの中には「理解」であることがよくあります。

例えば、

「この料理、美味しいから食べてみてよ!」

と友達から言われて、一口その料理を食べた時、

「うん、美味しいね〜」

と感想が出たとします。

この「美味しいね〜」は「共感」でしょうか、それとも「理解」でしょうか?

多くの人がこれを「共感」だと思っているのですが、この場合は「理解」になります。

なぜなら、共感は「他者の喜怒哀楽と同じ感情になる」という定義だからで、この場合は、友達が「美味しい」と思う味を「理解」したということだからです。

では「共感」はどのような感じかというと、

あなたが作った料理を家族に振る舞った時に、「美味しい!」と言われたことを、友達に話したとします。

料理を食べた家族に「美味しい!」と言われた時に、あなたが感じた「嬉しい」という感情と、そのエピソードを聞いた友達に近い経験があり、話を聞いている中でその嬉しい感情が思い出されて、「わかるわ〜!」となるのが「共感」なのです。


今、なぜ共感が注目されているのか?

つい10年ぐらい前までは、日本社会は男性性の強い時代でした。とてもストイックなダイエット方法の、ビリーズ・ブートキャンプが流行ったことからもわかると思います。

しかし、それからこの10年で女性の社会進出が徐々に進んだことで、女性性が強くなってきました。

そのため、トラックの運転手やタクシーの運転手など、以前なら男性ばかりが目立っていた職場でも、女性が働くことが今では普通になっています。

男性性の優位な社会では、相手を論理的に説得したり、納得させたり、と「理解」の方にウェイトが置かれていましたが、

女性が社会で仕事をするのが普通になった今、女性と円滑にコミュニケーションを図る必要があります。

また、男性よりも女性の方が感情にストレートなため、女性の感情と「共感」することが注目され重要視されるのは必然だと思います。


人は潜在的に共感しあいたい生き物である

SNSの普及によって、インターネットを通じて他人と繋がることが、特別なことではなくなってきました。

東日本大震災が起こった時は「絆」だったり、「繋がり」といったキーワードが流行りましたが、

ネット上で繋がることが当たり前となった今、次に「共感」が皆の関心事になるのは自然な流れだと思います。

人間は元々「共感しあいたい」という欲求を持っています。

なぜなら、人間の長い歴史の中で「共感しあいたい」という欲求があることが、他人と協力することに必要不可欠だからです。

もし、人間が共感することができない生き物だったら、他人の気持ちがわからないため、大きな脅威、例えば大規模な自然災害に見舞われたとしても、他人と協力して復興したり、助け合って生き延びるといったことはできなかったと思います。

このように考えると、「共感」することができるからこそ、相手の立場になって考えたり、お互いに協力して仕事をしたりと、人間社会を形成することができるのだと思います。

そのため、人は他人と円滑にコミュニケーションするためには「共感」が必要ですし、とても重要なことなのです。


共感は文章を読んでもらうための第一歩

では、文章において「共感」はどのような効果があるのでしょうか?

人は文章を目にした時、まずは「キーワード」に反応することがわかっています。

このことは、以前「人間は文章を見た時に何に反応するのか知っていますか?」に書きましたので、詳しくは下記リンクからどうぞ。

「キーワード」に反応した後、ある程度文章を読み進めて、ある程度書かれている内容に理解が深まった時に、「続きの文章も読んでみよう」とか「この人の他の文章も読んでみよう」と、読者に思ってもらうキッカケは「共感」です。

つまり、「共感」があると、読み手と書き手の心理的な距離がグッと縮まります。そして、距離が縮まることで書き手に興味が湧くのです。

論文のような、情報のみを淡々と伝える文章は別ですが、論文以外の文章で読者に「続きを読みたい」と思ってもらうためには、「共感」がベースとして必要なのです。


文章で読み手の「共感」を呼ぶために必要なこと

これまで、「共感」とはどういう事か、なぜ注目されいるのか、その効果はどのようなものなのか、を書いてきました。

次に考えたいことは、「文章で共感を呼ぶには何が必要なのか?」ということです。

当たり前ですが、文章は言語でできています。そのため、書き手の表情や姿勢・声色など、非言語コミュニケーションと呼ばれるものは表現されていないので、基本的には伝わりません。

対面であれば、エピソードを話しているとその時の話し手の感情は、話す時の勢いやテンポや表情などから、聞き手は感じ取る事ができるので、比較的読み手が書き手に共感しやすいです。

しかし、文章となると、書き手がどのような「感情」になったのかは、「感情」を文章として言葉で表現しなければ伝わりません。

そして、書き手の感情を表現する方法としては、「感情」を直接言葉で書く事が一番簡単です。

例えば、

「今日は出かける時は晴れていたのに、帰りは雨が降ってきたので、ずぶ濡れになってしまいました。」

と書けば、ただの事実を書いているだけに過ぎませんが、

「今日は出かける時は晴れていたのに、帰りは雨が降ってきたので、ずぶ濡れになってしまい、とても不快な気持ちになりました。」

と書けば、体が濡れて嫌な気持ちになったとわかります。

「今日は出かける時は晴れていたのに、急に雨が降ってきましたが、ちょうどコンビニの前を歩いていたので、雨宿りができてラッキーでした。」

と書けば、急に雨が降ってきたけれども、偶然雨宿りできるコンビニの前にいたのでラッキーな気分になったことがわかります。

このように、文章で共感してもらうためには、その時の書き手の感情を言葉などで表現する必要があり、

読み手はその書き手の表現した感情と自分が文章を読んだ時に感じた感情が一致することで、共感することができるのです。

従って、読み手の共感を呼ぶためには、「エピソード+感情」を書くことが必要なのです。

また、直接的に言葉で感情を書く以外の方法としては、エピソードを語る時のシチュエーションや、その時とった行動などで感情を表現することもできます。

もちろん、「物語を語ることの重要性」で話しましたように、物語を語ることは、読者の共感を呼ぶ事が出来るので、ストーリーテリングのスキルを磨くことはとても重要です。


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