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人間は文章を見た時に何に反応するのか知っていますか?

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こんにちは、にょびたです。

子供の頃の私は、本をほとんど読まない少年でした。

その頃はファミコン全盛期だったので、本よりもゲームをする方が楽しかったからです。そして、ずっーーと小学校から帰ってから寝るまでゲームをしていたので、ゲームバカと言っても過言ではなかったと思います。

しかし、今では読書家とまでは言えませんが、人並みには本を読んでします。

では、なぜ本を読むようになったかというと、「知りたい!」と思うことができたからです。

高校生の時、生物の授業で遺伝子について勉強しました、それが面白いと思ったんです。なので、私は大学は遺伝子の勉強をもっと専門的にしたかったので、遺伝子工学科に行きました。

その辺りから、遺伝子関連の書籍を少しずつ読むようになりましたね。

例えば、

大学生の頃に話題になった、世界で初めてイギリスで生まれたクローン羊のドリーの書籍とか、「利己的な遺伝子」という進化に関する書籍とか、「第三版 細胞の分子生物学」という1,000ページを超える教科書的な書籍などの専門分野の本を最初は読んでいました。

「知りたい!」という知的好奇心が「本を読むのが嫌だ!面倒臭い!」という感情に勝ったのだと思います。

私は今でも知りたいことや、気になったことに関する本を読む機会が圧倒的に多いので、「知的好奇心」が行動する動機になっていると思います。

そして、本を読んでいると、今自分の人生の壁をぶち破るヒントとかが、さらっと載っていたりするので、本を読むことは大切だなぁ〜と、今ではしみじみと感じています。

さて、

本や広告などの文章を見たときに、人間は何に反応して文章を読むのか知っていますか?

反応するとは、それがキッカケとなって文章を読もうという気になることです。

つまり、この答えを知って文章を書くのと、知らずに文章を書くのでは、文章を読んでもらえる人数や確率が雲泥の差になるので、とても重要な要素なのです。

では、答えですが、

それは・・・

「キーワード」

です。

例えば、

ダイエットをしたいと思っている人ならば、

「ダイエット」という文字はもちろん、「痩せる」や「体重が落ちる」や「脂肪が燃える」などのダイエットに関連するキーワードです。

人間の脳は文章などの文字情報を見た時に、自分に興味があったり、気になっていることだったり、知りたいことがあったりすると、その関連するキーワードに反応するようにできています。

すなわち、キーワードを認識することがきっかけになり、文章を読もうと思うのです。

そこで、今回は「人間は文章を見た時にキーワードに反応する」ことについて詳しく掘り下げていくことにしましょう。

そこで、主観的観点、心理学的観点、脳科学的観点の3つの観点から「人は文章を見た時にキーワードに反応すること」を説明しようと思います。

この記事を読むことで、

あなたは人間がどのようにして文章を読む気になるのかがわかるだけでなく、

どのようにしたら書いた文章を読んでもらえるのかを理解できることになるでしょう。


最初は主観的観点からの説明をします。

ただ、ここでの主観というのは私の主観ではなく、これを読んでいるあなたの主観という意味です。

まずは、心理テストで実際に体験してもらおうと思います。

では、この画像を見てください。

これは、「最初にみつけた3つの言葉」と言われる10年ぐらい前にネットやTwitter上で流行った心理テストです。

この文章とは全く呼べない「ひらがな」のランダムな羅列なのに、画像を見ていると不思議と「意味のある単語」が見えてこないでしょうか?

これが「キーワード」に反応するということです。

もし、周りに友達や家族がいるのなら一緒にやってみてください。

おそらく、同じ画像を見ているのに、見えてくる単語が違うはずです。

なぜなら、雑多な文字情報を目で見たときに、人は今現在、関心のあることに関連するキーワードを探そうと無意識にするからです。

そして、関心のある事柄や自分に関係することに対しては、自動的に情報を集めようとする機能が、人間の脳に備わっているということでもあります。

もし、思い出せるなら今まであなたが文章や広告に目が止まった時に、何を見て興味が湧いたのか考えてみてください。

自分が気になっている「キーワード」に反応したのがわかると思います。


次は心理学的観点、特に認知心理学の観点から見ていきたいと思います。

認知心理学は前回の記事「日本人がコピーライティングを勉強すべき3つの理由」の中でも紹介しました。

もし、まだ読んでない方は下記のリンクから読んでくださいね。

もう一度、簡単に認知心理学について説明すると、

認知心理学は「人間に情報がインプットされた時に、その情報をどのように処理して認知するかを心理学的観点から研究する学問」です。

つまり、目で見たり、耳で聞いたり、肌で感じたりと体の五感で感じた情報を、脳でどのように処理しているのかを研究する心理学です。

そして、認知心理学では人間が「キーワード」に反応する現象のことを「選択的注意」と言います。

ネットを検索すれば「選択的注意」について様々な説明を探すことができますが、ここではその中で一つの説明をご紹介します。

選択的注意とは、
「多様な情報が渦巻くような環境条件下において、その個人にとって重要な情報のみを選択し、それに注意を向ける認知機能を指す概念です。」

心理学用語集サイコタムより引用

この選択的注意を「文章」という枠で考えれば、

「選択的注意」の機能によって、文章中の様々な単語の中で自分にとって重要な「キーワード」に目が止まります。そして、そのキーワードによって興味がそそられるため、文章に書いてある内容を知りたいと思うのです。

よって、「人はキーワードに反応して文章を読む」ということになるのです。


最後に脳科学的観点ですが、

脳科学の分野では、脳が刺激に対してどのように注意を向け、集中するかについて昔から研究がなされてきています。

この研究の中で、理化学研究所が発表した2011年の研究成果のプレスリリースによると、

「脳は『効率的選択』で注意を向け集中を高めるのがわかった」

というレポートを出していました。そして、この研究結果はアメリカの科学雑誌「Neuron」(12月8日号)でも発表されています。

「効率的選択」とは何か?そのプレスリリースを読んでみると、このように書かれています。

効率的選択説とは、刺激に対する感覚野の神経細胞群の反応性を上げ、それ以外の刺激に対する反応を遮って知覚野へ受け渡すというものです。

理化学研究所 2011年12月8日付プレスリリース
「『効率的選択』で脳は注意を向け集中を高める」より引用

簡単に言えば、脳の中では自分にとって重要な情報には敏感に反応するけれども、それ以外のいらない情報はブロックしてしまうということです。

これを文章などの文字情報に当てはめてみると、

読み手に関心のある事柄に関係するキーワードは目につくけれども、それ以外のキーワードは脳でブロックしているので、見えていないのと同じ状態になるということですね。

その結果として、文章を見た時に、関心のあるキーワードだけ脳で認識するので、人はキーワードに反応してしまうのです。

以上の見てきたように、

文章を目で見たときに、人間は自分の関心のあるキーワードに反応して、文章を読む気になることがわかったと思います。

ただし、その後文章を読んでみて読みにくく感じたり、内容が面白くなければ、基本的にはその文章は読まれることはありません。

例外的に、仕事でどうしても必要な情報が載っているなどの、文章を読むかなりの理由があれば、内容が面白くなくても読んだりすることはありますが、

そのような理由がないのであれば、スマホやパソコンのウィンドウはそっと閉じられてしまうのです。

今まで述べてきたことを総合すると、

「キーワード」は読み手の興味を惹くためのキッカケになるということになります。

ということは、読まれる文章を書くためには、読むであろう人がわかっている場合は特に、どのようなキーワードを選択するかが大切になってきます。

セールスレターなど、ターゲットとなる見込み客が設定されている時には、リサーチの段階でその見込み客が使っている言葉から、反応するであろうキーワードを知っておく必要があります。

そして、そのキーワードをセールスレター全体に散りばめて書くと、見込み客の反応が良くなるというわけです。


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