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日本人がコピーライティングを勉強すべき3つの理由

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あなたは、もしかしたら「日本人が日本語の文章を書けるのは当たり前」と思ってるかもしれません。しかしながら、ネット上にはゴミのような、読まれない文章がたくさん見受けられます。

読まれない文章とは、簡単に言うと「書き手と違う人が読んで、わかりにくい文章」です。

例えば、日本語の使い方が間違っていて違和感があったり、論理が飛躍していて理解できなかったり、専門用語やコミュニティー内独自の言葉(隠語みたいなもの)を使っていて意味がわからなかったりする文章のことです。

なぜ「日本人が日本語で読める文章を書く」という当たり前のことができないのでしょうか?

なぜならば、日本人はコピーライティングを勉強していないからであり、私は

「日本人はコピーライティングを勉強すべきだ」

と思います。

それは、ひとつには学校教育的観点から、もうひとつには認知心理学的観点から、もうひとつには科学的観点から日本人はコピーライティングを勉強すべきだと思います。

では、これから「日本人がコピーライティングを勉強するべき理由」を3つの観点から説明することにしましょう。

そして、あなたはこの記事を読むことで「日本人がコピーライティングを勉強するべき理由」を理解することでしょう。


まずは学校教育的観点ですが、

あなたは小学校や中学校の義務教育で「文章の書き方」を教えてもらった記憶はありますか?

私は記憶にありません。

もちろん、作文や読書感想文を書いたり、原稿用紙の使い方などの授業や宿題はありましたが、「わかりやすい文章の書き方」みたいな授業はなかったと思います。

そこで、今の義務教育で「文章の書き方について」どのような教育をしているのかネットで調べてみました。

すると、

教育Zineというウェブマガジンに、京都橘大学の池田 修教授が執筆された「作文指導を変える(3)文の種類を教えているか?」という2022年8月15日に掲載された記事を見つけました。

その記事には、

実は、学習指導要領には「作文」という言葉は出てきません。あれだけ作文作文と言いながら、学習指導要領にはないんです。変だと思いながらも、学校では作文と言うのです。文を作るんです。

教育Zine「作文指導を変える(3)文の種類を教えているか?」より引用

という記述がありました。

すなわち、義務教育の学校指導要領に「作文」がないので、「わかりやすい文章の書き方」の授業がないのは仕方がないのです。

さらに、「読書感想文や体験を通じた作文で、感情など主観的なものを伝える文章の練習しかしていない」ことが書かれています。

つまり、情報を共有する「論文」などの客観的な文章の書き方は義務教育では教えられずに大人になるのです。

また、教授は

ICTのおかげで、授業の感想の文章をさっと書くことのできる子どもたちも増えてきていると思います。しかし、論文の書き方は別だということをしっかりと指導しないと、自分は書けると思い込んでしまったまま、難儀する子どもが出てくるということです。

教育Zine「作文指導を変える(3)文の種類を教えているか?」より引用

ともコメントしており、

客観的な文章の書き方を指導する必要性も主張しておられました。

このように、

日本人は義務教育の中で「作文」を通じて文章の書き方を勉強しているのですが、「主観的なものを伝える」指導をするだけになっており、客観的なものを伝える文章の書き方を勉強したり、実践することがないのです。

しかし、コピーライティングを勉強することで主観的なものと客観的なものを伝える「文章の型」を学ぶことができますし、何より読み手にとってわかりやすい文章の書き方を学ぶことができます。

そのため、日本人は皆一度はコピーライティングを勉強するべきだと思います。


次に認知心理学的観点から「コピーライティングを勉強すべき理由」を述べようと思います。

しかし、「認知心理学」を知らない方も多いと思いますので、まずは「認知心理学」について簡単に説明したいと思います。

日本認知心理学会のホームページによると、

認知心理学とは人間の心、特に知覚、記憶、思考、言語、学習、意思決定、行動選択などの認知の働きを解明することを目的とする心理学の一分野である。

日本認知心理学会のホームページより引用

とのことです。

言い換えると、

情報が人間にインプットされた時に、その情報をどのように処理するかを心理学的観点から研究する学問で、現在では、マーケティングやデザインの分野でも応用されています。

例えば、認知心理学の実験で有名なものの一つに「ミュラー・リアー錯視(さくし)」があります。

下の画像を見てもらえば知っている人も多いと思いますが、「上と下の横棒はどちらが長いですか?」という実験です。

ミュラー・リアー錯視(さくし)

答えは「どちらも同じ長さ」ですが、上の横棒の方が長く見えますよね。

このような、情報の認知に関する心理学が認知心理学なのです。

では、コピーライティングと認知心理学がどのように関係するのかというと、

コピーライティングでは、「小学校高学年の子供でもわかるように文章を書きなさい」とよく言われます。

これを認知心理学の観点で見ると、「システム1」「システム2」という人間が持つ2つの意思決定システムを用いて説明することができます。

「システム1」「システム2」は、認知心理学者でノーベル経済学賞の受賞者である、プリンストン大学名誉教授のダニエル・カーネマンさんの著書「ファスト&スロー」で紹介されている概念です。

「ファスト&スロー」の中で「システム1」と「システム2」は、このように説明されています。

・「システム1」は自動的に高速で働き、努力はまったく不要か、必要であってもわずかである。また、自分のほうからコントロールしている感覚は一切ない。

・「システム2」は、複雑な計算など頭を使わなければできない困難な知的活動にしかるべき注意を割り当てる。システム2の働きは、代理、選択、集中などの主観的経験と関連づけられることが多い。

ダニエル・カーネマン著「ファスト&スロー」(早川書房)より引用

つまり、
「システム1」は「直感的で感情的な速い思考」であるのに対して、「システム2」は「論理的で理知的な遅い思考」ということです。

文章だけではわかりにくいと思いますので、簡単な実験をしてみましょう。
次の計算をしてみてください。

1+2=?

答えは「3」だと一瞬でわかりましたよね。

では、

42×63=?

はどうでしょうか?

暗算で答えが出せる人でも意識して暗算する必要があり、先ほどとは違って一瞬で答えは出ませんよね。(ちなみに42×63は2,646です。)

このように、一瞬で答えが出るのはシステム1の速い思考の結果で、少し難しく計算しないといけない問題はシステム2の遅い思考の結果なのです。

最初にご紹介したミュラー・リアー錯視の実験で言えば、

横棒の長さが違って見えるのはシステム1の直感的な働きで、線を引いて正確に横棒の長さを測ろうとするのはシステム2の働きになります。

ミュラー・リアー錯視の実験で分かる通り、システム1は直感的で速いのですが、システム1の導き出す答えは不正確な場合が多々あります。

その反面システム2は答えを導く速度は遅いですが、システム1よりも正確な答えを導き出すことができます。

しかし、正確な答えが出せるシステム2を使った思考は、システム1と比べて努力とエネルギーを多く消費するため、人はエネルギー消費の大きなシステム2での思考を避けるように進化してきました。

そのため、読みにくい文章や難しい文章を読む時は、努力や集中力を必要とするのでシステム2が働こうとします。そして、人はシステム2が働くのを極力避けようとするため、結果として文章を読んでもらえないことになるのです。

このことを踏まえて、システム1とシステム2という観点からコピーライティングを見てみると、先ほど述べた「小学校高学年の子供でもわかるように文章を書く」というのは、「読者にシステム1を使って読んでもらう文章を書く」という事と同じことを意味しています。

つまり、コピーライティングを使えば、
難しい内容でもわかりやすい文章だったり、頭にスッと入ってくる文章だったり、読みやすい文章を書くことができるようになり、読んでもらえる文章を書けるようになるのです。

このように、認知心理学的観点からみても、コピーライティングはとても有益なスキルだということができます。


最後に科学的観点からコピーライティングを見ていきますが、科学的と言っても、そんな難しい話ではありません。

科学が持つ特徴として、実験や測定などをした時に「誰がやっても、どこでやっても、いつやっても、同様の結果が得られる」というものがあります。

このことを一言で表すと「再現性がある」ということです。

もう少し再現性について解説すると、

例えば、あなたは効くかどうかわからない薬を飲みたいと思いますか?

飲みたくないですよね。

薬というのは8割から9割程度の確率で、「誰が飲んでも、いつ飲んでも、どこで飲んでも同じ効果が期待できる」ので飲むわけです。

これが再現性です。

そして、コピーライティングにも再現性があります。

それはつまり、100年前のアメリカでコピーライティングが作られたわけですが、100年後の日本でも通用することからも分かる通り、「誰が書いても、どこで書いても、いつ書いても、同じ効果がある」のでコピーライティングに再現性があると言えるのです。

しかも、英語だけでなく日本語でも問題ないことから、コピーライティングは言語の違いを越えて有効なスキルということにもなります。

そして、その再現性ゆえにコピーライティングは、これから先もずっと長く使えるスキルといえると思います。

すなわち、それは5年後や10年後にいきなりコピーライティングが通用しなくなり、勉強したことが無駄になるといったことが無いということです。

それゆえ、私はコピーライティングを勉強するべき価値があると思っているのです。

以上見てきたように、
学校教育的観点、認知心理学的観点、科学的観点の3つの観点からコピーライティングを勉強するべき理由を書いていきました。

それ以外にも、コピーライティングを勉強することでブログやメルマガ・SNSなどで、あなたが伝えたい主張が読み手に伝わりやすい文章を書くことができるようになるので、読者の反応も変わってきます。

そういったことからも、コピーライティングを勉強するべきだと思います。

そして、もしこの記事であなたが少しでもコピーライティングに興味を持ってもらえたなら、

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