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「静かな退職」大国ニッポン!…ということは逆にチャンスあり?

おはようございます、ひらっちです。今日は久しぶりに朝から雨が降っています。よかったー! このままいくと苗が枯れてしまうんじゃないかと心配しておりましたが、これでなんとか無事に育ってくれそうです(^^♪ 

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。最近の記事はこちら。農業にご興味のある方、半農半Xに関心のある方はぜひどうぞ!(^^♪

■2022年のホットなワードとして「静かな退職」が注目されているみたいですね

あらためまして、ひらっちです。今日は「静かな退職」をテーマに書いてみたいと思います。

みなさんは「静かな退職(Quiet quitting)」って言葉をご存知ですか? アメリカ発の言葉のようですが、2022年に話題を集めたワードとして、先日も日経新聞で紹介されていました。

「静かな退職」とは、定められた必要最低限の労働に従事し、仕事への熱意や会社に対する帰属意識の低い状態のことを言います。

実際に仕事を辞めるわけではなく、必要最低限の業務はこなすものの、仕事への熱意が低く、会社への帰属意識も薄い会社員を指した言葉です。

アメリカの調査会社であるギャラップ社が先日公表した調査によれば、アメリカにおいてこうした従業員の割合が半数以上を占める結果になったとのこと。

その要因の一つとなっているのが「在宅勤務の広がり」です。どうやらリモートワークが常態化したことで、会社とのつながりが薄くなったことが背景にあると分析されているようですね。

■やる気のある社員は「5%しかいない」という日本の現実…

ちなみにこのギャラップ社の調査では、アメリカにおいて「エンゲージメント(会社への帰属意識)」が高く、仕事にも熱意のある会社員の割合が32%となり、2021年の調査(34%)より低下して7年ぶりの低水準となったことが注目されました。

ただ、この分野でレベチなものすごーい国があります。そう、我らがニッポンです! アメリカさんよ~、日本をなめんじゃねーぞ!

ギャラップ社が2017年に行った調査によれば、日本はエンゲージメント(会社への帰属意識)が高い「熱意あふれる社員」の割合はたったの6%。調査対象139カ国中132位でしたが、2022年の調査ではさらに下がって5%に! 調査対象129カ国中128位という惨憺たる結果です。

もう会社経営者は笑うしかないような状況になっております(笑)

すげーよ日本…。アメリカから逆輸入されるまでもなく、ビックリするほどの「静かな退職先進国」であることが数字からもはっきりと見て取れます。

どれだけやる気のない社員が多いんだよ…。これで「生産性向上」とか言われても、そりゃ無理だわ、絶対ww

■まとめ

みなさんはいかがですか? あなたの会社への帰属意識は強いですか? それとも薄いですか? 数字を見ると「熱意あふれる社員は20人に1人」ですから「ひらっちさん、そんなもん、あるわけないでしょwww」というのが大方の意見といったところでしょうかね?

こりゃあ会社経営者は大変だわ…。ほとんど全員やる気がないんだから。僕が会社を興して従業員を雇わないのも、これを肌身で感じるからですけどね。やる気のあるフリーランサーと協業した方がよっぽどいいもん。

でも、仕方がないのかな~とも思いますね。日本の会社員というのは、がむしゃらに働いて壊れるのを自分で防ぎ、テキトーに仕事をしてぶら下がっておくのが一番得という、おかしなインセンティブが働いた状態でずっと放置されていますからね。合理的な判断をしているだけ、とも言えます。

ただ、僕個人としては、この数字をネガティブに捉えるのではなく、むしろポジティブに捉えています。だって、みんなの熱意が全然ないってことは、「1億総まだ本気出してないだけ状態」ということですから。みんなが熱意あふえる仕事を見つけさえすれば、まだまだ伸びる要素がある。活力あふれる日本を取り戻すチャンスは、たくさんあるってことです!

僕のお勧めは「嫌ならさっさと辞める」です(笑) いや、何も根拠なく言ってるわけじゃないですよ! それだけやる気のない人ばかりだったら、勝負に勝つのは簡単だよってこと。フリーランスでもいい、一人会社を興すのでもいいから、フルスロットルで頑張れる環境を自分で作りさえすれば、ぶっちぎりの成果を上げるのは、モーレツ社員がたくさんいたバブル期よりもイージーモードだってこと。

好きなことを仕事にすれば、365日働いてたって楽しいですしね(^^♪

先日お亡くなりになったカリスマ経営者・稲盛和夫氏は、こんな方程式を示したことで有名です。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

ほとんどの人が「熱意ゼロ」の今の状態は「むしろチャンスしかない!」と僕は思いますが、さて、みなさんはいかがでしょうか?

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