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会社がどうも合わない?じゃあ撤退基準を決めてみたら?

こんにちは、ひらっちです。もう少しでGWに突入するということで、最近は休み前の追い込み作業に忙殺されております。今日も原稿をかなりの本数仕上げなければならず、夜までオフィスに張り付くことになりそう…。こんな時に限って、父から「農機具が壊れた!」と連絡が入るし。世の中、うまくいくことばかりじゃないですね(笑)

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■最近、なんだか営業電話がやたらとかかってきます…

あらためまして、ひらっちです。今日は「仕事」をテーマに書いてみたいと思います。

最近、知らない電話番号からの着信がやたらと目に付きます。

僕は一応、個人事業主なので、経営者向けの営業電話がそれなりの頻度でかかってきます。ホームページに電話番号を公開しているので、それを見てかけてきているんでしょうかね。

ただ、僕は基本、知らない着信は出ないようにしています。留守電に切り替わるようにしているので、知り合いであれば要件を残してくれますしね。なので、あんまり嫌な思いをすることはありません。

電話が多いのは、もしかしたら「4月だから」かもしれません。僕もブラック企業の出身なので分かりますが、新人営業マンの恒例行事といえば、「飛び込み営業」&「新規のテレアポ」(笑) 社会人1年目の子たちが、必死で電話をかけているかと思うと、ちょっと心が痛む気もしますけどね。

■会社を辞めたいなら、辞めるラインを決めておくと気持ちが整理しやすいよ

そろそろ5月に突入しますが、新社会人の皆さんのなかには、ひと足早く「5月病」にかかっているという方もいらっしゃるかもしれませんね。

1カ月を待たずして、「もういやだ!こんな会社辞めてやるーーー!」なんて固く心に決めている方もいたりして(笑)

僕が社会人になったのは、今から20年前のこと。当時と今とでは、人材を取り巻く状況はガラリと変わっています。

採用関係のお仕事もすることが多いので、普段から肌身で感じていますが、もはや「会社を辞めるのは普通のこと」。「第二新卒」と呼ばれる市場もあるので、むしろ中途半端に続けるよりも、サクッと辞めて目指したい道を見つける方が合理的だと個人的には思います。

企業は、新入社員の育成にかなりの投資をしています。どう考えてもざっくり1年ぐらいは赤字でしょう。良心の呵責などを抜きにすれば、社会人の基礎教育を終えた段階で、自分の身の振り方を改めて考えてみるというのが、経済合理性の観点からは正解かなと思います。

「どうしても会社を辞めたい」。そんな風に思っている人は「最終決断を下すライン」、僕がビジネスを語るうえでよく持ち出す「撤退基準」を決めておくことをおすすめします。

僕は、最初のブラック企業に就職した時、「編集の仕事に就きたい」という希望を出しました。その申し出に、当時の採用担当者は「1年半営業を頑張れば叶うよ!」と回答をしてくれたので入社を決めました。

なので僕は、会社を去る基準を「1年半で希望する編集職に就く」に設定しました。これをクリアできなければ、最初から会社を辞めると決めていたわけです。

結果、もう少し長く2年弱ぐらい勤めた後に辞めることになったんですが、僕が取ったように「撤退基準」を決めておくと、「どうしようかな…」なんて迷うこともなく、気持ちの整理がつきやすいと思います。

もちろん、途中で目の前の仕事が好きになり、続けるのも全然オッケーです。ただ、「自分が就職先を決めた本当の目的」を定期的に振り返ってみることは、その後のキャリアを考えるうえでもとても重要だと思います。

なにより、中途半端にズルズル続けるのだけは避けた方がいい。今や40代でも転職できる時代になったとはいえ、「未経験」となれば話は別です。もし今の仕事とは全く違う業種・職種で活躍するのが人生の夢なのであれば、早めに場所を変える方が絶対にいいです。

あなたの人生は「有限」です。「選んだ道が違った」と分かったのであれば、すぐさま行動に移しましょう。誰の人生でもない「自分の人生」を選んで生きたいのであれば、決断は早い方がいいと僕は思います。いきなり辞めなくても、転職活動をすること自体は、並行して十分できますしね。

■まとめ

もちろん、目の前のつらい仕事を続けることで、得られること、学べることがあるのも事実です。でも、結局のところ、そこで実績を積んでしまうと、その後の人生は、その実績をずっと背負いながら、仕事を選んで生きていくことになります。

例えば、営業職しかしてこなかった人が、40代になって「やっぱりコピーライターとして活躍したかった!」と遅れて行動を起こしても、未経験から企業に勤めることはやっぱり難しいわけです。

失敗が許される、未経験でいられる期間は、実はそれほど長くはありません。自分でビジネスを興す、フリーランスとして仕事をするのであればまた話は別ですが、「どこかに勤める」という視点で言えば、20代というのは「新たな挑戦がしやすいボーナスゾーン」だということを肝に銘じておいた方がいいと思います。

30代になれば、結婚、出産、子育て、40代になれば、住宅ローン、教育資金など、お金の自由も徐々に奪われていくのが普通です。自由が利き、リスクが取りやすい20代のうちに、明確な撤退基準を定めたうえで、自分に合った仕事、ビジネスにチャレンジしてみる。これこそが、その後の人生を豊かにする近道かなと僕は思います。


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