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挨拶の謎ルール、ありませんか?

 朝、会社に出社した時の何となくの謎ルール。後から出社した人が、先に出社している人へ、「おはようございます」と声をかける。そんな感じになってませんか?
 もちろん先に出社している人は既に作業に入っているので、後から来た人の方が先に気づき、挨拶をすることになる。だけど、その場面設定を繰り返し受けてきたせいなのか、先に挨拶の声をかけた方が、

「すみません、遅く来ちゃったもので、お邪魔致します。」みたいなニュアンスを含んだ「おはようございます」になっていて、何となく、負けた感が発生しているようにも思う。そんな微妙な感覚を持ってしまうのは私だけでしょうか?

 また、ちょっと封建的な組織なら、目下の者がまず大きな声であいさつし、目上の者がそれを返す。それが当り前。そんな組織もあったりする。

 たまに、自分から挨拶をしても返してもらえない時もある。相手がぼ~っとしていて気が付かなかったり、視力の弱い人なんかは、近くに来るまで気づいてもらえない。そんなこともあるのだが、やっぱりちょっと、何か残念。そんな気持ちになってくる。
 ビジネスマナーでは、相手に好印象を与える対応として、「挨拶は先にした方が好印象」と言われる。ビジネスの上では相手にいかに好印象をを持ってもらうかがとっても大切。仕事がうまくいくかはそこにかかってくる。


 先に声をかけることは挨拶、それに答えることはただの返事。
つまり、挨拶とは相手の存在に気が付き「今日もよろしくお願いします」の声かけなのだ。相手の存在を認めてますよ~っという合図だ。認めてくれていると、相手はやっぱりうれしくなる。だからこそ、それに対する返しは、ただの返事ということになる。
 このルールを自分自身に刷り込むようにし、先に挨拶することを心がけている。

 そんな心がけを持ち始めた中で、気が付いたことがある。今まで何気なく、私の中で『いい人だな』って、思っていた人たちは、決まって、遠くからでも「おはようございます。」の声をかけてくれている。なんとなく、印象に薄い人は、挨拶の声もあまり聞いたことがない。

 だからこそ、おはようございます!の挨拶はコツコツ行っていこうと思ってる。ちょっとだけでも好印象に思ってもらえるようにね。

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