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スタートアップの中の人 グロース、事業アイディアを考えることが好き

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最近の記事

成功するためには、できるだけ「打席に立つこと」と、「ボール球を見送る」こと

事業で成功するためには、たくさんチャレンジをする=打席に立つべきだ、ということは多くの人に知られている。 スポーツ界では、天才とは、努力の天才だと言われていたり、スタートアップ界隈では、一時期、量質転換の法則などと言われていた。 でも、本当に重要なのは、打席に立つことに加えて考えるべきことがある。それは、ただチャレンジするだけでなく、チャレンジするに値することにチャレンジするべきだということだ。 世界のホームラン王の王貞治は、もちろんそのホームラン数で注目されるが、実は

    • 中国のスタートアップ人材

      中国のスタートアップがなぜ急激に伸びてきたのか。 人、モノ、金、情報が集まっていることがあげられるのだが、 今日は人について考えてみたい。 シリコンバレーと日本では、大学卒業生の就職人気度合が正反対という話がある。 シリコンバレーでは、優秀な人から、左から人気がある順に並ぶ 起業家>コンサルタント>大企業>公務員(国の中心や国際機関は除く) 一方の日本では、その真逆で、右の方が人気が高い。 起業家<コンサルタント<大企業<公務員 実際に私もシリコンバレーに4か月間滞在し

      • 2017年最新!中国のシェアリングエコノミー一覧

        中国のシェアリングエコノミー一覧 中国のシェアリングエコノミーは日本より3年前に進んでいます。 それは、中国の企業のサービスレベルがまだ上がっていないタイミングで、 個々人がスマホのプラットフォームを通して、自分を発信し、信頼をため、お客さんを獲得できるようになったからです。 ここで、中国のシェアリングエコノミーのプレイヤーを整理してみようと思います。 なお、協議のシェアリングエコノミーの定義として、 ①個人の保有するリソース(労働力、保有物)の他人に貸すことで活用する 

        • 6億人が利用するWeChatのサービスとは何か?

          中国版のLINEと呼ばれるWeChat(勘違いがないように、LINEよりよっぽど進んでいます。。あくまでわかりやすさのために、こう呼んでいます!) 深圳に本社がある中国のBATの一角のTencentが運営しています。 既に世界で6億人のユーザーがいるWeChatには、 どのようなサービスがあるのでしょうか? 提供しているサービスの一覧を見てみると、 1.ユーザー間の連絡(電話、メッセージング、ビデオチャット 2.タイムライン 3.公式アカウント(ディスクリプショ

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          中国モバイル決済事情 データ編

          中国のモバイル決済を数値データとして見てみましょう。 まずは、決済手段に占める、モバイル決済の比率です。 中国の小売りの決済手段別利用率: モバイル決済12% オンライン決済16% 現金30% カード41% http://digiday.jp/platforms/5-charts-on-how-mobile-payments-are-growing-in-china/ モバイル決済がインターネット決済と合わせて伸びていますが、 全体では二つを足してもまだ28%です! 買い物の

          中国モバイル決済事情 データ編

          中国のモバイル決済ー個人ECの急成長

          中国でモバイル決済が急増していることは前回書きました。 この現象によって、今面白い現象が起こっています。 それは、中国にいるすべての人が「十億総事業主」になれることです。 元々、中国人は、商売に対してとても敏感で、 チャンスがあれば自分で商売をすることを常に考えています。とても独立心が強いです。 このモバイル決済が増えることで、 誰でも気軽にお店を持てることになりました。 例えば、WeChatの中では、「微店」というアプリケーションがあります。 これは、WeC

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          中国でのモバイル決済事情

          中国に行ったら、スマホのオンラインペイメントさえあれば、財布がいらない! そんなキャッシュレス社会が実現しています。 1年間でのモバイル決済の金額はいくらかわかりますか? なんとその額、、、 600兆円!! 日経新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX23H1S_T20C17A3FFE000/ アメリカではクレジットカードがキャッスレスを実現していますが、中国では主役はスマホです。 日本はやっとPaymoやKyashなど

          中国でのモバイル決済事情

          中国スタートアップ事情

          中国スタートアップがすごい勢いで成長しています。  資金、人材、市場のすべてが揃って、 今やシリコンバレーに曲げず劣らない、世界でも屈指のスタートアップ拠点となっています。 生産拠点としての中国、消費拠点としての中国から、 イノベーションの中国、になろうとしています。  一例ですが、中国ではすでに、  ・どこからも乗れて、どこでも降りられる自転車レンタルで出勤し、  ・お腹がすいたら、デリバリーサービスで食事を運んできてもらい、  ・越境ECで世界中の商品をワンクリ

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