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生きること、見方を変えて愛せたら


絵本を読みました。

イギリスのイラストレーター、チャーリー・マッケジーさんが書かれた「ぼく モグラ キツネ 馬」という本です。


私は、この本を読んだら、少し、人生が愛おしくなりました。



読売新聞の広告で知ったのが最初です。

紹介されていた以下の会話に惹かれました。



” おおきくなったら、なにになりたい? ”
モグラにきかれたので、ぼくはこたえた。
” やさしくなりたい ”



ああ、これは私が買うべき本だ、と思いました。

おおげさかもしれませんが、この絵本で、私の人生がちょっと豊かになる、というような直感です。

私はすぐにでもその直感を確かめたくて、週末、書店に向かいました。


書店で、実際に、手に取ってパラパラめくったら、後はもう即買いでした。

対象をあまり限定するのはよくないかもしれませんが、生きることについて深く考えたい人、自分を見つめたい人などに、特におすすめです。

(お値段もけっこうするので)



ぼく、モグラ、キツネ、馬が対話していきます。イラストももちろんステキなのですが、対話の様子がどうにも私好みなんです。

日々生活していく中で、忙しさの中で、忘れてしまうようなことが書かれていました。

自分が、弱さだと思っていたことが、肯定されたような気持ちになりました。

生きてる中で、不安に思ってたことが少し浄化されたかもしれません。

悩みが根本から解決した、ということではありませんが、この本にふれたら、少しやわらいだ気がするんです。

この本で私が感じとったものは、言葉にしたら、恐れ、臆病、不安、安心、弱さ、強さ、やさしさ、愛、存在、人生とでも言えるでしょうか。

日々の中で、自分がマイナスに感じてしまうようなことも、見方を変えて愛せたら、ステキだと思いました。なかなか難しいでしょうが。




*いつも、私は、「である調」でnoteを書いています。

けれど、今回、「ですます調」で書いたのは、その方がこの記事には向いていると思ったからです。

言葉遣いが、いつも拝見してるmayu.kさんの記事に似てしまいましたが。

ええ、好きなんです。mayu.kさんの記事。

私が恥ずかしがりやなので、noteを書くときの参考にさせてもらいました、とここでひっそり報告しておきます。ご容赦ください。





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