「好きな男のタイプは？」に今なら答えられる　【一生愛せる男の条件】

夜職をやっていた時も、マッチングアプリドカタをやっていた時も、あくびが出そうなほど退屈な婚活をやっていた時も、答えに困る質問がこれだった。

「好きな人のタイプは？」
「どういう男が好きなの？」

この手の質問、安易に答えるのが好きじゃないので

「タイプとかはないですね〜」とか
「好きになった人の数が少なすぎてタイプ分けできない」とか
「○○歳くらいで〇〇な髪型で○○着ちゃうような人（目の前の客をそのまま描写する）」とか言って誤魔化していた。

だけど、

実際は一晩に3〜４人のお客様と会話するのを何年もやってきたし、
惚れっぽいほうだし、付き合った人の数は大したことないけど寝た男の数はちょっとここに書けない桁だし、店出てない時もマッチングアプリで１日１人のペースで知らない人とごはん行っていたので母数はすんごい多い。
だから「タイプ」はおおいにある。

「つかふるさんの個人的なタイプなんて聞いたってしょうも無いわ〜」と思われたかもしれないが、私の「好きなタイプ」というのは、実践を経て磨いたいい男を見分けるアンテナのようなものであり、「嫌いなタイプ」というのはやめといた方がいい奴を見分けるセンサーのようなものである。

大事な女性読者さんにはぜひ、時間を無駄にせず素敵なパートナーを見極めるためのに参考にしてもらいたいし、
男性陣にはぜひ、自分がそういうタイプにあたらないかどうかを自問してみてほしい。

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まず嫌いなタイプの方がわかりやすいので先に書く。

①頭が悪い
②自分がない
③清潔感がない
④顔が悪い
⑤品がない
⑥雑
⑦ビジョンがない
⑧他者へのリスペクトがない
⑨嘘をつく
⑩感情のコントロールができない

サラサラと9個も出てきてしまった。

まずは①頭が悪い。

これは個人のもって生まれたものでもあるのでその人が悪いわけではないのだが、あまりに知的に違いすぎるとどちらにとっても悲しい結末にしかならない。ちなみに頭のいい／悪いというのは学歴でははかれない（と思う）。大切なのは地頭の良さであり、自分で考える力であり、生活に生きる問題解決能力である。
たとえ中卒・高卒でも頭のいい人はいるので、頭＝学歴ではないと思ってほしい。ただ、東京であれば東大とか、私立トップ2校、あとは何でもいいけど名の知れた国立大とか私立とか医学部とかだとそれ以上余計な心配しなくて済むので楽ではある。それにそういう大学に行ったということはある程度根性もあるということ（と思う）。会話していて話が全然広がらない、深まらない、関心がクロスしないという場合はまずこの要因をうたがおう。ここは育てられないパートなので、ダメなら切り捨て御免だ。次へ進もう。

②自分がない
①をクリアしているなら②もクリアしている人が多いと思う。過去何かに努力して成し遂げた経験がある人は、自分で自分の人生を引っ張ることを知っているから。でもたまに学があっても自分がない人というのはいて、周囲の雰囲気とか、流行りとか、ブランドとか、相手の顔色とか、そういう“外的要素”に合わせてスライムみたいに生きている。そこそこの社会的立場があるのにちょっと話すと「俺は○○さんと知り合いで〜」「○○の社長と仲良くしてもらってて〜」と全然関係ない第三者を盾にしてくるのもポイントだ。こういう男性は、メンケア要員にうまく使うなら最適なのだが、まともに付き合うと全然つまらなくて、相当虚しい思いをするし、結婚なんてしたら精神的虚無が待っている。

③清潔感がない
これは①とも②とも切り離された別の要素だと思うのだけど、衛生観念がずれていると一緒にいるのはかなり辛いと思う。たとえば初対面でも、オフィスワーカーなのに爪が汚れたままになっているとか、服にシミがついているとか、襟元、袖口が汚れているとか、匂いがするとか。カバンの中が整理されていないのがわかるとか、使用済みのティッシュがポケットから出てくるとか。。。（おぞましい…）付き合って部屋に上がるともっと顕著になるし、結婚なんてしてしまったら地獄絵図である。

④顔が悪い
これは好みにもよるから良い／悪いじゃないのかも知れない。
でも、「顔が好きじゃない」っていうのは、相当でかい。「見た目は好みじゃないけど…」で始めない方がいいと思う。顔って大事だ。付き合ったらしょっちゅう見るし、結婚したら毎日見るわけだから。しかもね、30超えたら顔ってその人の内面が滲み出てくるものだと思う。眉毛整えたり、髪型アレンジしたり、似合う服選んだり、その人のそういうセンスも反映されてくる。顔が好きって大事なサインだと思う。

⑤品がない
これは育ちが反映される（育ちって言葉があまり好きじゃないのだけどあえて）ポイントで、無意識に染み付いてしまうものなので、行動に表れてしまう。そして直しにくい。その人がどんなにキラキラした話をしていても、ゴミを歩きながらその辺にポイッと捨てたり、店の中でも落としたものを平気でそのままにしておいたり、人がまだ食事している最中なのに爪楊枝を使い始めたりするようなら、ちょっと考えものだ。状況にそぐわないような下品な話をし出したり、汚い言葉を使って誰かの悪口を言うのもダメ。

⑥雑
これは⑤とも関連してくるけれど、品はあるけど雑、という人もいるので。たとえばあなたへの声の掛け方、誘い方、触り方、ドアの締め方、食器の置き方、「もうちょっと丁寧にできない？」とつい声をかけたくなるような粗雑さのことだ。大雑把な人はおおらかであり、他者に対してもゆるいので必ずしも短所ではないのだけど、こういう男性はセックスも雑で痛いのでよろしくない。

⑦ビジョンがない
別にこの歳になって漫画の主人公みたいな目標を持ってほしいわけじゃないけれど、「○○歳になる頃にどういうポジションにいてどんな仕事をしていたい」とか「そのポジションなら多少時間に余裕ができるから、結婚して子どもができても休みを取ったり短縮したりして子育てができる」とか、そういう具体的なプランニングができる人であってほしい。
今は目の前の生活でカツカツでいっぱいいっぱいで、癒してくれる女の子は欲しいけどパートナーシップ結ぶ覚悟も責任もないし余裕もないよ〜んという男はおつきあいの対象にしないほうが良い。