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『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』

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ワークシフト研究所代表 小早川優子著『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』をご紹介いただいたnoteをまとめています。ご紹介ありがとうございます。
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自信がない、だからこそ行動し続ける

毎日noteを書くようになり、私なりにアウトプットすることに慣れてきました。しかし、慣れてはきても、自信が高まるまでの道のりは長いと感じることがあります。 自信がない けど、フリーランスとして、日々行動し、様々な活動もしている私。 自信がないからこそ、行動し続けることが出来ているように思うので、書き留めます。 自信がないなんて言ってはダメ先日コーチングセッションをしていた際、クライアントさんから言われた一言です。 その方は、新入社員の時、先輩からこの言葉を言われ、それ

「願いを口にする」大切さ〜産後初の海外出張を振り返る〜

 こんにちは、3歳男児を育てながらフルタイムで働くカレー部長と申します。2023年4月復職の皆さん、新しい生活に、ワクワクと不安が入り混じっているお気持ちでしょうか?3年前の私もそうでした。  私の場合、妊娠前・コロナ前は、海外営業として2ヶ月に1度は海外出張に行くような生活をしていたので、産後、出張に行きづらくなって、どうやって組織に貢献していったらいいんだろう?というのは、大きな悩みの種でした。しかし、このたび、職場と家族の協力のおかげで、実に4年半ぶりに海外出張へ行くこ

『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』は、女性管理職数のKPI設定よりも大切で本質的なことを教えてくれる。

昨今では、「多様な人材の登用」が組織づくりのテーマとして重要視されてきていますが、「そもそもなんのために、どんな風に多様な人材が活躍する環境を整備していくか」という本質的な議論がなかなか進んでいないというのが、人事界隈での率直な感想だと感じています。 これは、「周囲の理解を深めよー!」的な単純なインクルージョンの話ではなく、「経営課題を解決するための多様性」を獲得するためのプランニングと組織デザインをどうするかという議論です。 「人的資本開示」の流れの中で、有価証券報告書

プレイングマネージャーとしての役割とは

この3年ほど、上海の駐在員として、管理職として初めて働いています。といっても、5人程度の小さなチームのマネージャーで、ガッツリと管理職というよりはプレイングマネージャーとしての仕事がメインです。 一方で、小さなチームと言っても、僕はマネジメント業務はこれまでほとんど経験がなかったので、この3年間は正直、試行錯誤で苦しんできました。 マネジメントやリーダーシップに関する本も多く読んできたのですが、その中で今回は小早川優子「なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか」を少

「子どもを持ちながら働く」を当たり前の社会にする。ワークシフト研究所の広報1年生

まもなく、広報としてワークシフト研究所に参画して1年が経ちます。 よい機会なので、ワークシフトにジョインすることになった経緯、またこの1年どんなことをしてきたのか、備忘録的にまとめておこうとキーボードを叩きました。あくまで備忘録、かつ余談多めですが、お付き合いいただけると嬉しいです。 ワークシフトとのなれそめ昨年はちょうど今頃、それまで3年ほどお手伝いしていたITスタートアップからの卒業を決め、次の仕事を探し始めた頃でした。そんな矢先、育休プチMBA®を運営するワークシフト

読書会記録 おだやかな春に考えを深める本

 少しずつ春を感じる瞬間が増えてきました。鼻がムズムズする、道端にお花を見つける、風が少し優しい・・人事の便りを耳にする・・皆さんは春をどんな時に感じますか?季節が変わる際には体調に気をつけて、うつろいを楽しんでくださいね。  私たちは、月に1回それぞれの読書についてシェアする時間を持っています。土曜の朝、参加者皆さん忙しいので、1時間で終えられるように、とドキドキしながら少し駆け足で進めています。今回は、「おだやかな春に考えを深める本」をテーマに、本を持ち寄りました。マイン

読書日記「なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか」

 今年1回目の読書記録は、小早川優子さんの「なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか」について書きたいと思います。  この本を手に取ったときにまず、どうしてこのタイトルにしたのだろう?と考えました。私にとって「自信がない」というネガティブワードに対して「いいリーダー」というポジティブワードの組み合わせが少し意外だったのです。  読み進めるうちに、このタイトルにした理由がだんだんわかってきます。ああ、そうかやっぱりワーキングマザーは自信がない人が多いのだな、もともと自

「なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか」

ワークシフト研究所社長の小早川優子氏による新刊。 ワークシフトでは、女性向けの研修プログラムが充実していて、私も時折講師をしています。管理職育成コースや、ケースファシリテーター育成コース、育休中のコースなどがあります。自分のキャリアを考えたい方、スキルを伸ばしたい方、経営に関する視野を広げたい方などが受講し、コミュニティを作っているのが特徴です。 その知見を持って執筆されたのがこの本です。 この本の最初のフレーズが、「身近にいる女性リーダーには【スーパーな女性】が多い」とい