腕立て伏せの科学(intro)

腕立て伏せはスクワットや腹筋運動と並んで、人気のあるトレーニング方法の1つです。

腕立て伏せには数十種類のバリエーションがあり、特別な道具を使わなくても、簡単に難易度が調整できるため様々な場面で用いられます。

例えば、ウェイトトレーニングのウォーミングアップとして(Kramer,2000)、上半身(特に肩)のリハビリとして(Ludewig 2004)、学童期の子供(Loyd,2003)やアスリート(Roe,2015)のトレーニングとして一般的によく行われています。

また、20代女子バスケ選手対象の調査では10週間の腕立て伏せトレーニングで筋力だけでなく、シュート能力の向上も報告されています(Klnç,2008)。

ここでは、過去の研究から様々なタイプの腕立て伏せを比較して、運動強度の調整方法について紹介していきます。


参考:

Wissem Dhahbi et al.Kinetic Analysis of Push-Up Exercises: A Systematic Review With Practical Recommendations.Sports Biomech.2018(4),1-40. 
PMID: 30284496 DOI: 10.1080/14763141.2018.1512149



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