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躾(しつけ)の大切さ

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

子供にとって躾は、社会での適切な振る舞いや価値観を学ぶための重要な手段です。

躾は、子供に礼儀正しさや責任感、社会的ルールに従うことなどを教えることに繋がります。

これらは社会での円滑な関係構築や成功に不可欠な知識・スキルです。

一方で、過度な躾や体罰によって子供が心身に傷を負うことも考えられるので、躾の実施にはバランスが求められます。

例えば、愛情と理解に基づいた明確なルールや指導が必要で、厳しすぎず、かといって甘すぎない、適切なバランスを保つことが重要です。

また、躾は一方通行ではなく、親や指導者も子供たちから学ぶことができる相互のプロセスであると捉えることも大切です。

例えば、親が子供に「これはこうやるんだよ」と伝えているにも関わらず、親自身がやってないことも多々あるはず。

親として自身を律するために、子供と向き合ってみましょう。

僕は、「躾をする」というのは、「子供が育つ道を作る」というイメージを持っています。

躾は、礼儀正しさや責任感、ルールや規律に従うことなどを通じて、子供たちの成長と発達における基盤を築くことであり、それは、子供たちが社会で適切に機能し、自己を育むための道筋をつくることだと思っているからです。

しかし、適切な導きを受けることで、子供たちが自己を発見し自らの道を切り拓くことができるという側面も大事です。

つまり、躾がある種の土台を提供する一方で、子供自身がその上に自分自身の発展を築いていくようにならないと、躾と言えないのかなと思っています。

子供自身が主体的に自立しながら成長していくことを支援することが大切だということです。

躾や指導は、子供たちが自己を発見し、自己表現し、自立していくための基盤を提供するものです。

親や指導者は子供たちの成長を尊重し、彼らが自分自身を育てるプロセスを尊重することが必要です。

このようなサポートが、子供たちが自己を認識し、社会での役割を果たすための力を育むのに役立ちます。

このようなアプローチは、子供たちが自己肯定感を高め、自己決定を行い、自分自身の目標や興味に向かって進んでいくことを促進します。

つまり、躾や指導が子供たちの自己成長を奨励し、可能な限り自立心を育むような方法で行われることが重要なんです。

このような価値観を持った躾や指導が、子供たちが自らの道を見出し、歩んでいくことを支援するんですよね。

躾として親が子に教え、子がそれを生活の中で試し、体験として学んでいく・・・これが大切だと思います。

それにより、実際の体験を通じて学ぶことができるので、子供たちは自分自身の考えや価値観を形成し、成長していくことができます。

親や指導者が教えることは重要ですが、それだけでなく、子供たちが自ら行動し、失敗や成功を体験することが成長にとって欠かせない要素なのです。

こうした体験を通じて、子供たちは自己を理解し、自己肯定感を高めることができます。

また、自らの行動結果を通じて責任感や自己規制能力を磨くこともできるでしょう。

親が教え、子が体験するというプロセスは、子供たちが自己を発見し、成長していく上で非常に重要な役割を果たすので、その中で親や指導者は子供たちの発見や成長を尊重し、サポートしていきましょう。

躾は子供にある程度の道を示す役割を果たすので、親や指導者が子供に示す道や価値観が倫理的に健全であることは非常に重要です。←ここが本当に大切。

子供たちは大人から学び、模倣することで成長していくため、彼らが受ける指導や価値観は、将来の行動や判断に影響を与える可能性があります。

倫理的な価値観や行動様式を尊重し、導くことは、子供たちが健全に成長し、社会で貢献するために欠かせないことです。

倫理的な価値観は、他者への配慮、公正さ、誠実さなどを含み、社会での健全な関係構築や成長にとって重要な基盤となります。

親や指導者は、子供たちに示す道が倫理的に健全であり、尊重されるべき価値観に基づいていることを確実にするために、自らも模範となる行動を示すことが重要です。

また、子供たちが尊敬する他の大人や指導者も同様に、倫理的な指針を持ち、子供たちにとって良い手本となることが求められます。

子供を教育する時には、親自身が自分と向き合い、自らの言動が倫理的に健全であり、尊重されるべき価値観に基づいていることを確認しなければなりません。

子供は素直なので、親が教えたことを忠実に学んでいきます。

「どうしてそんなふうに育ってしまったの?」と言う親もいますけど、それは子供にぶつけるべき言葉ではなく、親として自分自身に問いかける言葉です。

躾を受けてこなかった人が社会に出た際、組織や指導者がこのような子育てや人間関係の重要性を教えていくことが重要です。

社会での適切な振る舞いやコミュニケーション、責任感や協力の重要性など、これらのスキルや価値観は、組織や社会全体の機能にとって不可欠な要素だからです。

そのため、組織は新入社員やメンバーに対して、チームワーク、コミュニケーション、リーダーシップ、問題解決能力など、社会で必要とされるスキルを教え、育成する必要があります。

また、様々なバックグラウンドや価値観を持つ人々が集まる現代社会においては、多様性や包括性を尊重し、相互理解を深めることも重要です。

こうした教育や育成が行われることで、社会全体がより健全に、円滑に機能し、成長するでしょう。

組織や指導者の役割は、単なる業務の指示だけでなく、メンバーの個人としての成長や社会との調和においても重要な役割を果たすことになります。

躾というのは、本当に奥深いです。

明確な正解があるわけじゃないので、親が自立して自律した存在でないと、子供を躾けるというのは難易度が高いと思っています。

「ちゃんとした躾を受けられなかった」と自分自身が自覚した場合(自覚するのが難しいけど、気づけるキッカケは日常に転がってる)、何歳になってからでも躾を受ける機会は作れます。

組織における人材教育や育成、マネージャーから受ける指導などは、その1つかもしれません。

社会人になったら手遅れなんてことはないので、良いことを自分に取り込む意識を持ち、自分自身を進化させていきましょう。←アンラーニングの大切さ。

躾けられた人は、他者への配慮、公正さ、誠実さを発揮して、社会での健全な関係構築や成長を遂げている印象があり、これは周囲からの信頼に繋がります。

そして結果的に、自分の心がラクになっていく1つの要素になるので、誰かとの関わりの中で自身の立ち振る舞いを客観視することは大切です。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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