何をやったのかが、人生を形作る(何を言ったのかよりも、ずっとずっと大切なこと)
社会人になってから、気づいたことはたくさんある。
たくさんある気づきの中でも、特に印象的だったこと。
それは、「何を言ったか、ではなくて、何をやったのかが重要」という話。
この言葉自体は、社会人2年目に、自分で会社を経営する社長さんに教えてもらったことだった。
社会って、自己実現の場のような、とてもキラキラしたような場所に見えていた。(少なとくも社会人になる学生時代は)
けれども、入社したら、ヒエラルキーはあるし、よくわからないルールはあるし、希望叶わず悶々としている人もいるし、家庭に問題を抱えている人がいたりと、これでもかということ、ドロドロした世界だった。
そんな世界の中では、どんな人を信用していいのか、信頼していいのか、わからなくなることが結構あった。
そんな相談を社長さんにしたら、「いうことではなく、やったことをみろ」とアドバイスしてくれた。
この言葉を胸に刻んで、日々の仕事を観ていると、たくさんの発見があった。
口だけで何も自分でやらない人は、周りの人に評価されていない。
口はいくらでもごまかせるのだけれど、やったことは本当にごまかせない。
人は他人には厳しいので、尚更、よく気付いてしまう。
例えば、掃除しました!と言っても、そこらじゅうホコリだらけだとしたら、どうだろうか?それはバレバレの嘘なのだ。
現実の世界では、もっと曖昧模糊だけれども、ある一定の期間、その人と付き合っていれば、よく見えてくる。
何を言っているかと何をやっているかのギャップほど、わかりやすいものはないのだ。
今の仕事でも、こうすべきだ!とか、こんなことをしないのはおかしい!、今すぐやるべきだ!という人もいる。
そんな人はいつまでたっても、同じことを言っているので、現実世界は変わらない。
周りの人から見たら、コントのように見える。
同じことばかり話して、行動を変えないので、どこにもいけない。ぐるぐると同じ道を回っているようにも思える。
(ただし、当の本人は気付いていなかったりするので、そこは自分も気をつけなければいけないと思ったりもするのです。)
何かをきちんと伝えることは大切。でも、それ以上に、何をやったのかという、アクションがそれ以上にずっとずっと大切。口だけの人の言葉は軽く、行動を伴った人の言葉は重い。それは経験に裏打ちされた言葉だから。
だからこそ、話してばかりではなく、何かを1つでもやってみる。
その行動を繰り返してゆきたいと思うのです。
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