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おいしいは、うれしい。Again!! 『鶏むね肉のにんにくレモンクリーム』(シェフ三國レシピを@HOME)

おいしいは、うれしい。をもう一度!

先日三國シェフのYouTubeレシピを見ながら、 『鶏むね肉のにんにくレモンクリーム』を作りました。

あまりにも美味しくて、嬉しくなったので、もう一度作る事にしました。

この間はとても上手にできたので、今回も大丈夫でしょう?
そんな気持ちは調理を進めて行くうちに遥か彼方へ。
改めて料理人の凄さについて考えさせられました。

料理を作ることの難しさ。
それは、同じクオリティのものを何度でも作る。その事にあると思います。

ファーストフードが生活に浸透している現代。
同じものが同じように当たり前に出てきて、食べられる。
そんな錯覚をすることもあると思います。

私もその1人です。
ですが、同じレシピで二回目を作ってみて、たくさんの気づきがありました。

食材の個性と向き合う

まず、食材には個性があるという事。
当たり前なのですが、鶏むね肉はどれも大きさや厚みは違います。
その大きさや厚みが異なる鳥むね肉をボトルで均一になるように叩く。
前回は平らな鶏むね肉を使っていましたが、今回はかなり大きくて厚みのあるお肉でした。
なので、きちんとなるべく平になるように、何度も丁寧に鶏むね肉を叩くようにしました。

個性に合わせて調理する

前回は皮があまりついていない鶏むね肉だったのですが、今回は皮がしっかりとついているお肉でした。
なので、前回に比べて、皮がクリスピーに、色も茶色に変わるまで調理しました。

また、前回よりも、長い時間火を通すようにしました。理由は、肉の厚みが前回よりもグッと厚かったので、時間をかけて調理しました。

結果として、火がちょうどよく通っていたので、前回と同じように10分だけ調理していたら、再度加熱が必要だったでしょう。

当たり前の事ですが、レシピは1つの目安であり、ある程度考えながら調理しないと、料理は完成しません。その事が経験として理解できました。

やっぱり美味しい、三國シェフのレシピ

今回は皮が香ばしく、前回よりもクリスピーな仕上がりになりました。
あんまりにも美味しかったので、思わずビールを飲みながら、どんどん食べてしまいました。

今までは一度作って満足することが多かったです。
けれども、「いつでも美味しい」を実現するために、何度も練習することが大切だと思いました。

そして、「食材の個性」について気付いたときに、自然の恵みや美味しい食材を作っていただいている方々への感謝の気持ちが湧いてきました。(これは、食材を仕入れ、調理する過程が見えにくい、外食では、なかなか持つことが難しい感情でした。)

これからも料理をする事によって、自分の周りより大きい世界について思いを馳せていきたいものです。

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