リモート下でも例年以上に同期の絆が深まった、21新卒の育成で大切にしたこと
こんにちは。ワンダープラネット採用育成チームです。
2021年4月、ワンプラに7名の新卒新入社員が仲間入りし、先日配属後1ヶ月研修が終了しました。
コロナ禍で選考〜入社までのほぼすべてのプロセスをオンラインで経験し、入社後もリモートワーク中心の彼ら。同期や先輩と直接顔を合わせる機会が少ない中で会社やチームにうまく馴染むことができるのか、配属前は正直不安がありました。
しかし、配属後1ヶ月研修での彼らの様子を見たら、これまでの先輩と同じ、もしくはそれ以上に同期との団結力があり、配属先へもうまく馴染むことができているように感じました。
今回のnoteでは、オンラインという環境下でもチームワークや会社理解を深められるように取り組んだことについてお話しさせていただきます！
はじめに：リモート移行の背景
コロナウイルス感染拡大に伴う最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月は、ワンプラで2021年4月入社の新卒採用を開始した直後でした。
リモートワークを含めて社内の働き方が大きく変化していく中で、それまで対面中心で行っていた説明会・面接・内定といった選考プロセスを2020年4月以降はすべてオンラインに移行しました。
また、2020年8月から行っている・週1日出社・週4日任意リモートワークという「新しい働き方」に伴い、選考だけでなく、内定者研修や入社式、入社後研修もリモート中心で実施することとなりました。
入社後のリモートワークに備えた内定者研修
入社後はリモートワークが中心となることが分かっていたため、内定者研修では、カルチャーマッチや困ったときに助け合える人間関係づくりを重視し、「ワンプラのカルチャーの理解」と「同期となる内定者同士の相互理解」の2つを目標に掲げました。
まず、入社後の「思ってたのと違った」を避けるため、ワンプラのカルチャーを理解してもらえるように課題図書（OKRやファンベースに関する書籍）を配布し、ワンプラの目標設定やものづくりに対する考え方やを知ってもらいました。
また、配属先のメンターとの顔合わせも内定者期間中に行うことで、チームやメンバーの雰囲気を事前に知ったり、入社後の業務の具体的なイメージをつけてもらいました。
加えて、同期となる内定者同士の相互理解のために、コミュニケーションの頻度を高めることに重点を置き、オンラインでもチームビルディングができるコンテンツを企画。2020年11月〜2021年3月にかけて複数回の研修を実施しました。
①『自分プレゼン』
自分を知ってもらうことを目的に、趣味や学生時代の経験、キャリアビジョンなど、こちらから項目をいくつか指定し、各自スライド作成と発表をしてもらいました。
②自分プレゼンを応用した『他己紹介』
自分プレゼンでの自己紹介項目をあえて簡単なものにし、グループワークで他己紹介をすることで、お互いをより深く知るという段階を設けました。
互いにインタビューをしてプレゼン資料を作るという過程を通じて相互理解を深めました。
③価値観を知るためのゲーム「wevox values card online」
最後に実施したのが、価値観を知るためカードゲーム。アトラエさんの「wevox values card online」を使用しました。
wevox values cardは、個人の価値観を引き出すことができるカードです。
チームメンバーと価値観を共有し合うことにより、メンバー同士の相互理解を深めることができます。
相互理解が深まるほど、心理的安全性が確保されエンゲージメント向上が期待されています。（wevox values cardのHPより引用）
こうした段階的なコミュニケーションを重ねることで、ワンプラのカルチャー理解や同期との相互理解は着々と深まっていったように感じます。
ワンプラらしさを大切にした入社式
（入社日。Zoom越しには何度も会っていましたが、直接会うは初めて。
「本物だ〜！」「やっと会えた！」と口々に言う姿が印象的でした！）
例年は入社式や入社後研修期間中は、東京配属のメンバーも名古屋本社へ出社してもらっていましたが、今年は出社人数を最小限に抑えるために名古屋・東京それぞれの配属拠点へ出社。入社式も各拠点をZoomで中継するという形で行いました。
入社式のコンテンツは、事前に役員陣と相談をしながら企画し「役員が一方的に話すだけの式は楽しくない」という考えから、『Happy & New』というカジュアルゲームを取り入れました。
役員の話を新入社員が聞くという一方通行の式ではなく、新入社員と役員がカジュアルゲームを一緒に行うワンプラらしい入社式となりました！
コミュニケーションを大切にした入社後研修
各部署へ配属となる4/9(金)までの6日間は採用育成チームの元で入社後研修を行いました。内容は、基本的なビジネスマナーやビジネスマインドに関するeラーニングや、各職種の基礎知識に関する講義です。
職種についての講義はワンプラ社員が講師となり、エンジニア、デザイナー、プランナー、それぞれの仕事内容や他職種との関わり方についてレクチャーしました。社員が講師を行うことで、実際の業務に基づいたリアルな話を聞くことができますし、講師役にとっても配属前に新入社員と関わりが持てる良い機会となったようです。
上記の研修コンテンツ以外にも、同期間のコミュニケーションを確保するため、毎日始業時と終業時に朝会と夕会をそれぞれ30分ずつ実施し、その中で必ず雑談の時間を設けました。毎日雑談を繰り返すことで、同期同士は自然と打ち解けていった様子でした。
（研修最終日の新卒メンバーの様子。21卒ポーズが初々しい(笑)）
こうした取り組みを行った結果、研修最終日には新入社員全員から「同期と離れるのが寂しい」という声が聞かれ、7日間という短い期間かつ、名古屋と東京のメンバーは実際に会えていない、ということを感じさせないほどの団結力が生まれたようでした。
最後に
採用から入社まですべてをオンラインで行うのは初めてだったので、この1年間、日々試行錯誤を繰り返しながら、採用活動や新入社員の受け入れを進めてきました。
リモートになることでぶつかりそうな壁や生まれる懸念をあらかじめ予測し、それを乗り越えるためにコミュニケーションの量と質にこだわることで、直接顔を合わせることができない中でも団結力や会社理解を深めることができたと感じています。
まだまだ試行錯誤を繰り返している中ではありますが、これからも新入社員の方が不安なく入社し、活躍できる環境づくりに向けて工夫や改善を続けていきます！
現在ワンプラでは、新卒採用・キャリア採用ともに募集しています！
少しでも興味を持っていただけた方は、まずはオンライン説明会で話を聞いてみませんか？
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