見出し画像

#1 軽過ぎる、大きな決断。何があっても後悔しない、わたしの生き様。

【わたしのNewYork物語_#1】

2006年4月24日
わたしは、ニューヨークへ向けて旅立った。

Megumi、20歳。

初めての、ひとり飛行機。
初めての、ひとり海外。
初めての、ひとり暮らし。

楽しみのドキドキよりも
不安のドキドキの方が
圧倒的に強く優勢で

アタマおかしくなりそうなくらい
恐くて、怖くて、不安だった。

そんな風になるのに、行きたかった。
ニューヨークに。

ダンサーになると決めて
高校卒業後に、専門学校に入学。
2年間学んだけれど
とてもじゃないけど、それで充分とは思えず
もっと技術を磨きたくて
学ぶ場所を求めて、ニューヨークを選んだ。

今、もし、ニューヨークに行く、となれば
あれがしたい、これがしたい、と
いろいろ、思いつくけれど

この時は、ダンス修行!しか考えておらず
それ以外の時間で何をする、とか
ニューヨークで何がしたい、とか
一切、考えてなかった。

一直線にも程がある、のだが
これが、Megumiという人の性で
これは、実のところ、今も変わっていない
と、思う。


画像1

海外に対する憧れと願望
一人暮らしに対する憧れと願望は
幼少の頃から、あったけれど

親の管理下、親の指南から離れて
何かをする、ということは
それまで、全くなく
困ったら、親に助けてもらう
分からなかったら、親に聞く、が
スタンダードで

世間知らず、何にも知らず
安心、安全な場所で、生きて来た
そんな自分を、故郷の大阪、親元から
遠く離れた、異国で大都会の
ニューヨークへ、放り込むなんて
なかなかの、挑戦、冒険。

なのに、本当に、よく考えず
何の予測もせず
めちゃくちゃあっさり
ちょっと、その辺まで、なノリで

あ、そうだ、ニューヨークに行こう

なんて、決めちゃったんだ。

今、人生まるごと振り返ってみても
大きな変化を伴うような事こそ
何の躊躇いも、惑いも、憂いもなく
あらよっ!と決断して
飛び込んでいる。

そして、なんだこりゃぁ~!?
なんてことに、遭遇したとしても
自分の決断を、疑ったり責めたりは
微塵もせず
慌てふためき、大騒ぎしながらも
どこか、淡々と、乗り越える。

確信犯?なのかもしれないな。
自覚は、ないんだけど。

初めてだらけの
ニューヨークライフを
一年間、体験して
帰国する時に思ったのは

なんとかなる

だった。・・・悟ったのか(笑)

海外、異国に滞在して
そこでの暮らしに触れると
元々持っていた概念、常識、価値観を
ことごとく、覆されて、壊されて
自分の世界が
大きく広がる感覚になる人が
少なくないと思う。

わたしの育った家庭では
母親が、たくさんのルールを作っていて
わたしは、その枠の中での暮らしに
慣れていたから
ニューヨークで、一人で暮らすことで
それまで建てていた物を
バキバキ壊して
イチから創り直すような感じだった。

困ったことがあっても
自分で何とかしなきゃ、だし
分からないことがあっても
自分で考えなきゃ、で

そんなの、今、という場所から観れば
至極、すごく、当たり前のことだけど
それを、初めてやる時というのは
やっぱり、ドタバタ、ジタバタ
コメディになる。

めちゃくちゃビビリまくりながら
分からなくても、もがきながら
一年を生きた。

この時の感想を、短く言うなら

めっちゃいっぱいビックリしたなぁ。
めっちゃ泣いたなぁ。
喰らいついてたなぁ。

かな。

その中身、エピソードを思い出しながら
ここに、書き綴っていこうと思います。

当時のわたしと一緒に
ビックリしながら
今のわたしと一緒に
ツッコミを入れながら
楽しんで読んでもらえたら
嬉しいです(*^_^*)

【わたしのNewYork物語_#2へ続く】

画像2

【手に持っているのは、懐中電灯(値札付いとるね)】


旅の写真など、販売しています。(額装あり)

旅の写真、販売始めました。


月読みセッション、色々、販売しています☆


読んで頂き有り難うございます😊 わたしが見たもの・感じたこと・考えたことについて、思いつくままに書いています。めっちゃWonderな地球暮らし、わたしもあなたもFantasista!ここにある言葉たちが、人生を楽しむヒントになれば嬉しいです☆