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門出感 ~僕はどこにも出ていかないけど~

こんばんは。

新年度スタートですね。みなさんそれぞれの環境で自分にできることを頑張りましょう。

新年度はこんな感じ

僕自身は教員生活8年目になりました。ここまでくるともう中堅・・・?になるんでしょうか。いまだにウチの学校には僕より年下はいないですが(今年度新着任の先生で一人若そうな方がいたかなぁ)。

今年度は、初任の年ぶりに担任を外れ、副担任です。学年”副”主任、分掌”副”部長と、副づくめです。これを福にしていきたいとこです。あ、教科は主任です。情報ですが。。。

なんと今年は図書館長にもなりました。無縁だと思っていたのですが、そうでもなかったようです。図書館で過ごす一年。新鮮です。司書の先生も変わられたので、フレッシュに頑張ります。

周りはみんなすごい

タイトルにありますが、僕はこうして今までと同じ学校で過ごすのですが、周囲の人たちは色々と新天地で頑張る方が多いようで、新幹線や飛行機じゃないとたどり着かない場所へ行かれる方や、離島へ行かれる方や、物理的距離は変わらないけど、新たな職業にジョブチェンジされる方や、、、。

けっこうみんな、挑戦してるんですよね。もれなくカッコイイと思います。応援してます。

そんな姿を見せられて、僕自身もカッコイイ存在でいたいなあ、と思わせてもらいました。家庭の事情を言い訳にして無理言って担任を外してもらった身ではあるんですが、それでもこれだけ色々と役職をいただいたので、できる範囲で頑張りたいと思っています。

今のところの一番大きな心境の変化は、状況への不平不満を言うのではなく、何事も前向きに捉えてやっていこう!というマインドでいることです。

変にこれまで、「自分は教育についてほかの人より勉強してる」とか、「現状がおかしいことに気づかず前例踏襲するなんて」と批判的に過ごしてきました。もちろんそういう側面はあるのかもしれませんが、そこを前面に押し出してスタンスをとるのは正直言って非常にしんどかったです。なんだろう、組織で働くことの意味を分かっていなかったと感じます。一方で、単に迎合してしまうと教育業界の悪い部分(変化を恐れて改善できない)に加担してしまうと思うので、そこをいかに上手にセッションしていくか、がこれからの自分には求められていくのだろうなと思います。

授業についても、『学び合い』が前任校で一定上手くいって、それをそのまま現任校でやってみて撃沈したわけですが、僕と生徒の間での上手なセッションができていなかったわけです。年々良くはなっているので、今年度はイイ感じにやっていきたいですね。

そうは言いつつも

一方で、自分自身の中に”こだわり”みたいなのが薄れているのもまた事実で、ここも課題だと感じています。なんせ、日頃の仕事に忙殺されて何かゆっくり考える時間というのがありませんでした。授業→クラブ→育児の繰り返しで、余裕はなかったです。あとは対話する相手がいなかったことです。これは非常に大きなポイントでした。

今年度は、いろんな方にお話を吹っかけていこうと思います。担任じゃなくなったことで逆に多くの先生と関わる機会が増えて、新着任の先生5名と初日のうちから話す機会がありました。分掌の仕事が増えるので、仕事を振られる立場から振る立場になったことが大きいですね。

他者との対話の中に、自分の芯と言える部分がチラ見せできればいいなあと思っています。その芯がホコリ被ってるので、磨いていかないとなぁ。だけども変に尖ることもなく、です(笑)難しいですね。

何はともあれ、楽しみ

いろんなことを書きましたが、新年度スタートです。生徒があらゆる場面で成長できるよう、働きかけていきたいと思います。僕も成長します。けっこう学校教育に対する風当たりはきついし、なり手は少なくなってるし、外から見て憧れられる職業じゃなくなってきてるのかもしれないですが、精一杯やってみようと思います。

とはいえ、ボチボチですが。


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