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本から貰った言葉をどうやって憶えていますか

毎日毎日、誰かが何かを読んだ感想や気持ちがたくさんアップされているnote、今日も大好きです。忙しい時は、読みたい本も読みたいnoteも溜まっていって嬉しい悲鳴。

ある出来事がある。何かを感じる。あ、この気持ちはまさに、あの時読んだあの本のあの一節じゃないか。感想を綴る人それぞれに印象的な想いやエピソードと共に紹介される引用は、試験問題やなんかで半機械的に抜粋される一文とは全然違った色合いを帯びていて、読み応えがある気がしています。(ネタバレは極力先に読みたくない&書きたくない派なので、その匙加減が難しいけど!)

そこで。ずっと前に読んだ本でも、自分にとって印象的な一節を出来事に合わせてパッと思い浮かべたり引用できる人というのは、読んだ本の処遇をどうしているのだろう?と、ふと疑問に思ったわけです。

引用できるということは、手元にその本があるのかな。でも、何年も、場合によっては何十年も経った後にある一節を思い出し引用したい時にできるということは、読んだ本は全ていつでも手に取れる場所に保管してあるのかしら?

自分も時々本文からの引用をnoteに記すこともありますが、そこそこ最近に読んだ本のことをまだ手元に現物がある状態で文章化しているので、今のところあまり困ったことはないのだけれど。

私は、電子書籍は持っていません。でも、うちは残念ながらヴェルサイユ宮殿のような部屋数は無いので、読んだ本を全て無尽蔵に保管しておくこともできない。「これは…!」と思った本はできるだけ手元に取っておくようにしているけれど、どうしても、売ったりあげたり処分せざるを得ない本も出てきます。

果たして記憶力もぼやんぼやんなので、家にあるはずの本ですら、年数が経つと詳細は忘れてしまう。(だから、読み返す時は大変新鮮な気持ちでストーリーを追えるメリットもあるけど…笑)

あの本にあったあの言葉。打ちのめされることも、何よりも激励されることも、お守りみたいに暖かく心の中にしまっておくこともある、言葉って本当に不思議で大切なもの。そんな言葉たちを、せっかく受け止めても具体的にはどんどん忘れてしまっている私は、実はとんでもなく勿体ないことをしていたのかな…?と最近思ったんです。

読書家の皆さんの中には、ヴェルサイユ宮殿並みの部屋数と広さのお宅にお住まいの方もいらっしゃるかも知れない。でもたぶんきっと大多数はそうではないと思うので、そういう方はどうやって大切な言葉を自分のところにキープできているのかな?と知りたくなりました。

パッと思いつくのは、読書ノート、なのかな?私はやったことがないので、それがどういうものかも知らないのだけれど。気になった一節があったら、本の題名や著者名やページと共に控えておく、という感じなんでしょうか?

もし既にやっている人がいらしたら、どんな風にされているかぜひ教えていただけると嬉しいです。媒体は紙、PC、スマホ、アプリとか?キープする内容は、どういう風に記している?そこに感想も書く?けっこう時間かかる?
何でも良いです。ぜひ教えてください。尻尾を振って喜びます!

「うちはルーブル美術館並みの広さと部屋数なので、部屋ごとにジャンル分けして保管しています」みたいなご意見も大歓迎です。

本からもらった(もちろん映画でも)あなたにとって大切な言葉たちを、あなたはどうやって大切にしていますか?


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