徒然なるままに・・・105_20221103

イベント時には短気になるなかれ

うちの家族（実家）は、父以外、短気である。
それも相当の短気。
かくいう私ももれなく、短気。

幼い時、家でのイベントごとが大嫌いだった。
なぜなら、いつも喧嘩になるから。
口火を切るのはいつも母。
家族旅行、クリスマス、大晦日、正月、節句、彼岸、盆、冠婚葬祭・・・
これらのイベントがあるたびに、必ず母は朝からテンションが高い。
ちょっとでも自分の思ったとおりのことにならないとすぐに怒る。
本当にこの時間が嫌だった。
私は母の短気のはけ口となる犠牲者だと思っていた。

結婚してから、自分が同じ性質であることを知った。
夫は「うぉんのすけは、イベントごとがあると必ず興奮して、余計に短気を起こす。せっかくの楽しいイベントが台無しになるんだよ」と私に言った。
ショック・・・
私も同じなの？

幸い私の場合、全く性格の異なる夫が上手に私を操り、この短気な性格を少しずつ変えていってくれた。
環境ってすごい。
自分で気がつかないうちに母と同じような短気であった私は、今のうぉんばっとのような穏やかな環境に身をおき、少しずつ短気な性格を直している。

昨日と今日で大きなイベントがあった。12月に退職を控えている私にとっては、思い出に残るイベントになると思っていた。
今年3月に退職する計画を9月のイベントのために9月まで延ばし、今回のイベントのために9月を12月に延ばした。
わざわざ退職の時期を今日のために延ばしたのだから、相当の思い入れがあった。

これまでの私であれば、意気込んで朝から興奮状態、いろんなことに反応し、あの人この人に当たりまくる。。。そんなことが想定された。

でも、今は私以上に短気の人がいるため、そうはならなかった。
むしろ、その人に怒られる始末・・・とほほ・・・

昨日、朝からちょっと機嫌が悪そうだな～と思って気にしていたが、イベントの開始とともにスイッチ入った！
この人は自分の仕事に自信を持っており、とても丁寧に仕事をする。だけど、自分が完璧に仕事をこなす分、他人の失敗は許さないタイプ。ありえない、なんでこんなことも分からないのか、全く分からない、と怒りをあらわにする。

イベントにはハプニングがつきもの。準備をしたつもりでも、しまった！忘れてた！とかあれ？想定と違った！ということが起こる。昨日は私のミスでたくさんのハプニングが起こった。準備不足。それは認める。
でも～そんなに怒んなくたって～
一旦怒ったら、もう止まらない。ずーっと機嫌が悪いんだから～
もう私はあなたという人を認めませんっ！期待しません！がっかりです！みたいな気を全身に放っておられる・・・
だから～ごめんってば。

まぁ、この人のこういう怒りの態度がピリピリとした緊張感をつくり、テキパキと仕事ができるいい場面もある。でも緊張してもよい仕事はできんしな～ぎくちゃくした雰囲気はストレスがたまるだけだしな～

私、成長した？怒りを克服したの？
それともただの出来の悪い人なのか？
まっいいか。とにかく、２日間のイベントは終わった。もっといい思い出にしたかったけれど、苦い思い出になっちゃった・・・
でも、せっかくだから、80点ぐらいつけちゃおうっ！

明日は休み。やったーーー