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職場のコミュニケーションは関係性の強さで変わる?!
こんにちは。「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」の頼木(よりき)です。
先日、友人と久しぶりに電話をしていたとき、職場の話になりました。
そこで出たのが、「そういえば同期みんなで集まっていた頃は全員と話す機会があったけど、今はまったく話さなくなった人がいる」という話でした。
今回は「職場のコミュニケーションはつながりの強さで変わる」というお話です。
■つながりの強さで変わる同僚とのコミュニケーション
NTTグループの研究チームによる「在宅勤務が職場の関係性及びメンタルヘルスに及ぼす影響」の調査によると、つながりの強い同僚と弱い同僚によって、コミュニケーションが違うという結果が出ています。
つながりの弱い同僚とは、1対1のコミュニケーションが減少し、雑談に関しては半数以上が「全くない」という結果でした。
また仕事での協力関係が弱くなるというケースもみられました。
■コミュニケーションツールもつながりの強さで異なる
つながりの強弱は使用するコミュニケーションツールにも影響する結果が出ました。
具体的には、
・つながりの強い同僚にはビデオ会議ツールが多い
・弱い同僚にはメールが多い
といった傾向がありました。
ビデオ会議ツールは相手の表情が見えるため、より密なやりとりや細かいニュアンスを伝えることができます。
一方、メールは形式的ですが、フォーマルな場面でもよく使われるため、丁寧で確実に文字で伝えられるのがメリットです。
■まとめ
この調査結果は、関係性の強さによって、職場のコミュニケーションは変わっていく可能性を示唆しています。
マネージャーは、「チームメンバーのつながりをどのように強くしていくか」をマネジメントすることも、今後の重要なテーマになるのではないでしょうか。
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