パラレルワールド新聞 (経済部): 「米国のクレジットカードの延滞率」<ー 実は「カード債務も急増、160兆円」

今回は「米国のクレジットカードの延滞率」について見て行きましょう。

頼りの米国シリーズですが、今回は米国のクレジットカードの延滞率を見て行きましょう。

米国をたよりにすると、どのぐらい危ういか...数字で出てきています。

ちなみに

カード債務も急増、160兆円に

日本経済新聞: 8 Nov,2023

「米国のカード延滞率、12年ぶり高水準 金利高が消費に影」

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と報道されていますが、さて実態は?

こないだは、米国の国債の話で480兆円どうするのよ~: ↓

パラレルワールド新聞 (経済部): 「米国の年間利払い額、推定1兆ドル突破」 <ー 日本が頼りにしている米国はこんな国です、実情をしったら背筋が寒くなりそうです|武器商人秘書:オリガの資料室 (note.com)

ですが、個人カードの債務だけで160兆円もあり、支払いどうすんのよ~? というのがパラレルワールドの住民の見解です。

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ということで「米国のクレジットカードの延滞率」は?

2023年11月23日現在、米国のクレジットカードの延滞率は、ニューヨーク連銀の調査によると、2023年7〜9月期で8.01%となっています。これは、2011年7〜9月期以来12年ぶりの高水準です。

延滞率は、クレジットカード債務残高のうち、新たに30日以上の滞納に陥った残高の割合を示しています。より深刻な90日以上の新規延滞の割合も5.78%と、ほぼ12年ぶりの高さになっています。

延滞率の上昇は、長引く物価高・金利高による家計負担が大きくなっているためと考えられます。特に、若年層を中心に学生ローンや自動車ローンを抱えているため、より滞納に陥りやすい傾向があります。

また、融資を受けるカードローンの高金利化も影響している恐れがあります。米連邦準備理事会(FRB)によると、8月時点でカードローン金利は年率21.19%と過去最高になっています。金利が高ければ当然返済は滞りやすいでしょう。

米国ではコロナ下で積み上がった過剰貯蓄をもとにリベンジ消費が過熱し、堅調な個人消費を支えてきた。足元では若年層を中心に貯蓄が減っており、後払いできるカード消費を増やしているとみられます。

今後、インフレや金利高がさらに進むと、延滞率はさらに上昇する可能性があります。

パラレルワールドの住民的には、米国全体でどのぐら債務があるか、今後ともほじくり返し見て行きたいと思います。

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