武器兵器調達課#6: 「ヴォロネジレーダー」 <ー ロシアの弾道ミサイル早期警戒システムどうなんですか? これからは機能するかは「?」です

今回は「ヴォロネジレーダー」について説明します。

なんですか?

この聞いたこともない「ヴォロネジレーダー」は?

と考えてしまいますね~

後半に、パラレルワールド新聞記者の疑問集があります。

「ヴォロネジレーダー」: ロシアが開発した弾道ミサイル早期警報システムの一部であるレーダーです。レーダーは、敵の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の攻撃を探知し、ロシアの防衛当局に警報を発します。ヴォロネジレーダーは、非常に強力なレーダーであり、最大6,000 km離れた場所からミサイルを探知することができます。
レーダーは、極超短波(UHF)レーダーを使用してミサイルを探知します。UHFレーダーは、Sバンドレーダーよりも長い波長を使用するため、より多くの電力を必要としますが、より長い距離を検出できます。ヴォロネジレーダーは、最大6,000 km離れた場所からミサイルを探知することができます。
レーダーは、ロシア全土に配備されており、ロシアの領土をICBMの攻撃から保護することができます。レーダーは非常に複雑なシステムであり、運用するには高度な技術が必要です。ただし、ロシアの核抑止力の重要な部分です。レーダーは、ロシアが敵のICBMの攻撃を検出し、報復攻撃を行うのに十分な時間を確保するのに役立ちます。
ヴォロネジレーダーは、ロシアが開発した非常に強力なレーダーです。レーダーは、敵のICBMの攻撃を探知し、ロシアの防衛当局に警報を発することができます。レーダーは、ロシア全土に配備されており、ロシアの核抑止力の重要な部分です。

なぜ「ヴォロネジ」とは?

「ヴォロネジ」: 高温超伝導体です。2001年にロシアの科学者グループによって発見されました。それらは、より強力な磁場を生成するために使用でき、これはより強力なレーダーシステムやミサイル防衛システムに有用。

ということのようですね。

パラレルワールド新聞記者の疑問:
1.ロシア全土をカバーすることにはなっているもののそんなに大量の「ヴォロネジ」が作れるのでしょうか? 

「ヴォロネジ」を大量生産するためには超伝導状態を示すために非常に高い圧力が必要で、非常に脆く、損傷しやすくなっています。これは、それらを製造および保守するのに費用がかかることを意味します。

技術的、費用的にロシアが耐えられるのか? 

2.仮に上記の条件をパスしたとしましょう。 ロシアのメンテナンスレベルで、システムをちゃんと機能させられるのでしょうか? そうとう酷いのでは? つまり、防空システムが穴だらけになるのでは?

3.上記の2つの条件をクリアーしたとして、最近のミサイルは弾道計算通りには飛んできません。というのは、北朝鮮を見ても分かる通り、高速の滑降ミサイル(上下、パタフライ)の様な感じで飛んでくるので「ヴォロネジレーダーシステム」で検知しても、弾道弾計算は役に立たないでしょう。

とするとロシアのこの巨大な「ヴォロネジレーダーシステム」はなんだの~

となりそうですね。

日本は、イージス艦レベルで北朝鮮のミサイルを関しているとは思いますが、日本も他人事ではありません。

これを打破するには、レーザーガンぐらいしかないのでは?

と思ってしまいます。 ただ、こちらは電力問題があり実用化には時間が掛かりそうで、あまり明るい未来とはいえなさそうです。

ということでパラレルワールド新聞記者も疑問を呈していますので、武器商人オリガさんてきには「ヴォロネジレーダー」はお勧めしていません(笑)。

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