見出し画像

外国の人と話したい。

外国人に道を聞かれたり、話す機会が月に何回か訪れる。

しかし、私はせっかくのこのチャンスを逃している。

なぜなら、英語が話せないからだ。

一生懸命、日本語で、「前の道をまっすぐ左に行ってもらうと、バス停がありますよ。」と必死に身振り手振りで伝えるが、果たして本当に伝わっているのだろうか?

こんな時、流調に英語が話せたら、かっこいいと思う。

いつも、そのチャンスは急に訪れるので、知っているはずの単語であっても、咄嗟には出てこない。
後になって、あの時、こう言えばもっと伝わっていたかな?と、1人反省会が行われる。
次に活かそう!としても、次と言うのは、忘れた頃にやってくる。
そして、また、振り出しに戻る。

1人反省会では、英語を流調に話す「私」が現れる。
聞かれたことに対して答えるだけでなく、外国の人とコミュニケーションがとりたいのだ。
「どこの国から、来られましたか?」
「今日は、どちらまで行かれるんですか?」
「家族旅行ですか?」
「美味しい物は食べましたか?」
「よい1日をお送りください!」
並べてみると、どれも簡単に訳せそうなものばかりだ。
しかし、これらの簡単な英語が言葉にして出せないのは、普段から英語を話していなく馴染みがないからである。
もし、私が色々と話しかけても、「ヒアリング」力もないので、相手の答えを聞き取れるかも分からない。
そんなことを考えると、怖気図いてしまい、私は更にチャンスを逃すのである。

私は、異国の人とコミュニケーションを取りたいだけななのだが、どうしても一歩が踏み出せない。

私が、一人反省会をしているときに、お手本にしている人がいる。

それは、お笑い芸人である「ロザンの菅さん」だ。
夕方のテレビ番組で外国人に道案内をする、ロザンの菅さんのようになりたい。
たまに、間違っている英語を話されるが、柔らかい表情で話すことによりカバーされている。そして、相手は雰囲気だけでも伝わっていたりする。
何より、菅さんから感じるのは、「私は、あなたとコミュニケーションを取りたいです。」という意思表示だ。
それが、私には完全に欠けていて、欲しい部分でもある。
バックに頭の良い宇治原さんがいるからなのか、彼はとても堂々としている。しかし、外国人に声を掛けるのは、菅さんで、それは紛れもなく彼の度胸なのだ。

そうだ。私には度胸が足りなかったのか?

目標は、簡単な英会話が咄嗟に出てきて、外国の人とコミュニケーションを取ることだ。

異国の空気に触れたい。なんだか最近、そんな気分だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?