変化の最前線
(メインブログ「神様達と共に」で2014年9月29日に公開された「変化の最前線」の内容を、一部修正&加筆して再アップしております。)
先日、久しぶりに奥さんと深夜まで色々と話し合いました。
僕ら夫婦は結婚してから、お互いに・・・できるだけ本音で話し合う様にしてきました。
その分ケンカもするのですが・・・年が経つにつれて相手への理解が深まり、最近ではその頻度もかなり減ってきてました。
(僕らのケンカでは・・・お互いに自分の感情と行動、言葉の理由を細かく説明します(笑)
不思議なことに・・・正直な胸の内を相手に説明すると、否定的な行動や言葉だとしても、心が納得して怒りが引く・・・ということがお互いに何度もありました。)
ただ、今まで散々話し合ってきたので、どこか相手のことをわかっているつもりになっていたなぁと・・・先日は気付かされました。
最終的には、具体的な行動云々よりも・・・『お互いに心の中で自分も相手もおもんばかる時間を増やそう』という結論に至ったのですが、これが案外大切なことだなぁと痛感しました。
特に忙しいと、知らず知らず自分中心の考えで相手を見ていたり、または心の距離ができているものだなぁと・・・。
やはり・・・せっかく一緒に住んでいる家族ですから、心の距離は近くあたたかくありたいものです(^^)
それによって『幸せ』という木は育まれ、どこまでも大きくなるのだなぁと気付きました。
さて、せっかくなので今日はその辺のことについて、あるじと話し合ってみようと思います。
おーい、あるじぃ~( ̄Oノ ̄)
あるじ「うむ・・・よく話し合っていたな。
そこにたどり着くまでに・・・お前達は途方もない時間を費やした。
しかも・・・その様な結論に至るためには・・・心と心で話し合う必要がある。
知的に・・・自己都合や打算が中心の考え方では・・・正直に自分の非を認めたり・・・心を装わないでさらけ出すことができないからだ。
これは・・・男性に多いケースだ。
しかし・・・女性は相手の心の真相が感じ取れるので・・・『自分のことしか考えていない』と感じるわけだ。
だが・・・男性にも言い分はある。
『この世界で生き抜くためには社会的な秩序をしっかりと把握する必要がある』
一般的な会社で生きていれば・・・その厳しさの中で・・・その様な心のありようを身につけるのも当然だろう。
その場合・・・男性にとって心を正直に表したり・・・相手の心を感じることは二の次・・・三の次になるわけだ。
だが・・・幸運なことにお前は・・・心(魂)に眠るエネルギーと叡智の法則に気付き・・・それを引き出す在り方と・・・生き方を模索し続けてきた。
それが・・・今回の奥さんとの話し合いに繋がっている。
簡単に話しているが・・・実に難しいことをしたのだよ。
社会の枠を外し・・・正直な心模様をお互いにさらけ出し合い・・・その上で『どうすべきか』を考え・・・同じ結論にたどり着くということは・・・現代の男女間において非常に難しいことだ。
これは・・・スピリチュアルの仕事に関わっているからできている・・・という面もある。
そういう意味でも・・・読者やお客さんに感謝する必要があるだろう。」
いやぁ・・・そう言われると、確かにおっしゃる通りですね・・・。
いつも応援していただけて、このようなお仕事を続けさせて頂けているので・・・奥さんとも心と心で話し合える土壌ができているのだと感じます。
これは本当にありがたいことですm(_ _)m
たぶん会社で働いていたら、周囲の考え方に合わせざるを得ないですから、『心を正直に』とかなかなか言ってられないと思うんですよ(;^ω^A
まぁ・・・僕はサラリーマン時代変わり者だったので、正直に周囲に反発していましたけど(笑)
でも、それは今思えば正直というよりも・・・頑なというか、自分の殻に籠っていたのかもしれません。
やはり『本音』というのは・・・”出す”だけではなく、相手をおもんばかるという”深さ”も大事ですね。
もし、サラリーマン時代の僕もそのことがわかっていたら、もう少し周囲の調和していられたように思います。
あるじ「さよう。
本音を出すことに拘りすぎると・・・いつしか攻撃的で・・・自己中心的になりやすいのだ。
そういう場合に大切なのは・・・自分の本音だけではなく・・・相手にも本音があるということに気付くことだね。
特に・・・家族の様に距離が近くなってくると・・・知らず知らず自分の不満や都合の眼鏡を通して・・・相手を見ていることがある。
そして・・・その積もり積もった不満が・・・いつしか相手そのものの印象になってしまうのだ。
だから・・・定期的にその眼鏡をはずして・・・眼鏡の曇りを拭く必要がある。
どういうことかと言えば・・・例えば次の様なプロセスを・・・丁寧に思考と心で味わうことだ。
『ああ・・・この不満は・・・自分の決めつけなんだよな。
本当は相手にも魂があって・・・あたたかさがあって・・・それが相手の本質だから・・・。
もう一度そのことを信じよう。』
特に女性は・・・このことを認めることに・・・苦労することが多いだろう。
このように考えようとすると・・・相手を責めたくて仕方ない人も多いはずだ。
つまり多くの場合・・・女性はそれほどに我慢している部分があるということだね。
男性は・・・それだけ女性に我慢を強いていることが多いとも言える。
ここで言いたいのは・・・女性は男性に従属していなさい・・・ということではないのだ。
『相手の本質を信じる』ということは・・・相手の傲慢さを甘やかすことではない。
例えば・・・男性が女性に対して恐れを引き出す様な・・・支配的な態度をしてきたとして・・・できるならその態度について・・・『それは本当のあなたではない』という意味で反発してもいいのだ。
ただ・・・『あなたは最低』とか『顔も見たくない』・・・という信念を強めないようにということだ。
ここは・・・微妙な違いの様に感じるかもしれないが・・・非常に大きな違いだ。
人が心の中で・・・相手をおもんばからずに・・・自分が正しいと思えば思うほど・・・傲慢さが育つことがある。
そして・・・その傲慢さは人を支配したり・・・理詰めで人を抑え込もうとする時がある。
心ある女性は・・・その様な男性の態度に・・・非常に苦しんできたのだ。
だからこそ・・・負けてはいけない。
だが・・・戦って勝利を勝ち取るのではないのだ。
相手の傲慢さが飛んできた時は・・・まずできるだけ落ち着いて受け止めよう。
その時に・・・『言っても無駄だ』と感じるのであれば・・・とりあえず素直に言うことを聞いてもよい。
その後で・・・心が落ち着いてきてから・・・『本当は相手にも魂があって・・・あたたかさがあって・・・それが相手の本質だから・・・もう一度そのことを信じよう。』・・・と・・・心の中で強く思うようにするのだ。
そして・・・あとから考えがまとまってきたら・・・相手の心・・・相手の在り方に合わせて・・・自分の本音を落ち着いて伝えればよい。
それによって・・・相手も改心する可能性がある。
男性は感情的な話し合いを嫌うものだ。
一方で・・・落ち着いて冷静にぶつけられた言葉には弱い。
しかし・・・女性は傲慢な態度は嫌いなものだ。
だから感情的になるという部分で・・・欠点を育みやすい。
ここは・・・人類全体にはびこる大きな課題だ。
今・・・特に日本の女性はこの部分において・・・壮大なチャレンジを進めている。
心ある男性も同じだ。
いかに傲慢さと戦わずに・・・愛で受け止め・・・愛で包み込み・・・愛と知恵の言葉で諭し・・・導いていけるか・・・。
これは実に・・・現実の変化の最前線なのだよ・・・。
お前達夫婦の話とは・・・ちょっとズレるがな。
ワシは・・・世の女性達にエールを送りたい。
そして・・・心ある男性達にもエールを送ろう。
あきらめてはいけない。
あなたの魂には・・・大きな愛の力があるのだ。
その力を信じなさい。
必ず・・・あなたの魂が・・・全てを調和へと導くだろう。
傲慢さや責め言葉を・・・忍耐して受け止めていけば・・・先には必ず・・・大きな和がやってくると信じなさい。
相手の未熟さを許し・・・相手の心の奥に潜む・・・痛みと恐れを感じてみるのだ・・・。
すると実は・・・どんな人も・・・傲慢さの奥に・・・弱い自分を抱えていることに気付くじゃろう・・・。
傲慢さとは・・・支配とは・・・未成熟の大人が抱えた・・・心の課題なのだ。
その課題は・・・自分で向き合って解消するしかないのだが・・・そのためには自分の至らなさや・・・弱さに気付き・・・改善を決心する必要もある。
だから・・・ただ傲慢さを許し・・・従属するだけではなく・・・時に気付きを促していく必要もあるだろう。
恐い気持ちもわかる。
だから・・・できる範囲でいいのだ。
無理はせず・・・でも心の中では『負けない』・・・『信じる』と思っていれば・・・ある時スッと・・・恐れずに言葉が出てくるだろう。
怒りや不満を込めた言葉よりも・・・自然とスッと出てきた言葉は・・・相手の心にいつまでも残り・・・徐々に肯定的な効果を及ぼしていく。
逆に・・・怒りや不満を込めた言葉は・・・否定的な効果を及ぼすかもしれないので・・・もし相手にぶつけてしまったら・・・『これは本音ではなくて・・・たまってたストレスを発散してしまっただけだからね』・・・と付け加えるといいだろう。
いずれにしても・・・これからの時代では・・・我慢しているだけでは先に進まないのだ。
相手を信じながらも・・・ちゃんと自分の本音を表現する。
普段から・・・相手の心をおもんばかりながらも・・・それだけでとどめずに・・・時には相手にアプローチしていく。
このように・・・内側と外側の活動を両方大切にしていくことが・・・現実を大きく動かしていくコツなのだ。
これは・・・陰陽統合ということにも繋がってくるね。
そのチャレンジを続けた先に・・・人類の新しい在り方・・・男女共存・・・お互いの良さを引き出し合うことができる・・・新時代がやってくるだろう。
ワシは・・・これを読んでいる一人一人が・・・人生を通して・・・その調和を体現できると信じている。
共に新しい時代へと進もうではないか。」
おお~!∑(゚Д゚)
あるじ、ありがとうございました。
確かに・・・今の時代は、この辺の男女の感情のもつれをほどくことが、とても重要なことだなぁと感じます。
思えばこの数年間・・・僕自身も奥さんに傲慢さを受け止めてもらい指摘してもらうことで、少しずつ反省して修正してきたように思います(´ω`)
ここは僕ら夫婦もそのプロセスの途中ですが、その先にお互いを尊重し合い、活かし合う心が確立し、新時代がやってくるのかもしれません(* ´ー`)乂(^O^*)
いやぁ・・・あるじらしく、要点をズバッと突いたメッセージでしたね(^^)
そしてやはり・・・心の中で相手の素晴らしさを信じたり、おもんばかりながらも、あきらめずにアプローチし続けていくことは両方大切なのですね。
スピリチュアルを学んでいると、時に『相手を変えようしない』という視点の情報もありますし・・・保守的になりがちなのですが、あまりそちらだけに割り切りすぎるのも違うのかなぁとは思います。
特に家族や友人など、せっかく深い縁で繋がった相手にはあきらめずに向き合い続けたいものですね。
僕自身、これからも心の中と現実の両方で、あたたかなアプローチを試み続けようと思います(^^)
よかったら、共にじっくりまいりましょうね。
ご覧くださりまして、ありがとうございました。
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