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ミスマッチングとセルフプロデュース( 自己PR)力の欠如

自分がやりたいことより
他人があなたにやってほしい 頼まれごとをやること
人は成功するために生まれてきたんじゃない
自分の能力を使って 人に喜ばれるために生まれている

by 永松 茂久

昔から私は、自分がしていること(仕事及び仕事の内容)を他人にどう説明したらいいのか…そのことについてよく悩むことがありました。
占いの仕事をしていた時は、「占い師だよ」と説明すれば、ほぼ100% の人が納得してくれるのですが…ヒーリングの仕事をするようになってから、私が提供しているサービスをどのように伝えたらいいのか…うまく伝えられなくて、歯痒い想いをすることばかりでした。

一口にヒーリングと言っても、確かに氣の施療(レイキと言うマグネティックヒーリング)をするものの、ヘルスケアに特化した施療がメインでは無いし、伝授(アチューンメントやレッスン)もしますが、それのみというのでも無い。エネルギーの状態を読み取ったり(リーディング)もするし、過去生も読んでヒプノセラピーや前世療法もするし、霊的な事象にも対処したりする。チャネリングはしないと言いつつ、メッセージを受け取ったり、時にアカシックを読んだりもしないでも無い。スピリットたちと協力して仕事をしていたりもする。けれど霊媒であって、霊能者では無い。何故って霊能力とか神通力とか言えるようなものは持ち合わせていないから。
でも、霊媒(ユタでミディアム)と言いつつ、霊を降ろすことはしない、どちらかと言うと審神者タイプ。祈祷師でも拝み屋でも僧侶でも無いし、呪術師では無いけど、呪術を解くこともたまにやったりはする。因縁に対処したり、生霊や霊的な存在を処分したり上げたりもしてたりする。

とりあえず、カテゴリがどうともつかないから、ジャンルとしてはダスカレがしていたようなサイコセラピーなので、サイコセラピストもしくはスピリチュアルセラピストなぞと、横文字で語っているけれども…

それがじゃあどういうことなのか? 何をしているのか?
肩書はさておいて、サイトに説明文を載せるにしても、自分のしている仕事自体を語るにしても、これと言う解りやすい言葉を持たず…「とにかくサイトを見てくれれば」「blogのケースファイルを読んでくれれば」で濁してきたと言うか、逃げてきたわけなんですけれども。

どうにも的確な表現が無かったというのかなあ…

そんなんで、今の仕事スタイルにシフトチェンジした16年前から、ずっと悩み続けていたわけです。占い師やアロマセラピストの仕事をしていた時はそんなことは無かったのですが、ヒーラーと言う肩書を経て、自分なりのセッションスタイルを確立する前からですけれども…どうにも、私が提供するサービスを誤解していたり、過剰な期待をされて来訪される方が多いなって。

キーワードか何かで検索されて、読者さんとしてblogを読んで下さっている方は、そのようなミスマッチは無いんですけれど…(十分に私のポリシーやサービス内容を理解下さっていると言う意味で)。でも、ご紹介で来て頂く人の中には、逆に紹介者の体験談(言葉や文章)を知ったことで、課題に期待が膨らんでしまう方もいるのかなあ…という気もします。

ようするに「上手く伝わってない」と言う事ですけども。
それは「伝え方が悪い」と言う以外のナニモノでも無かったのですよね。

ホント、自分のことは難しいです。他人のことはよく見えるし、解るけれど…自分のことは見えないし、さっぱり解りませんwww

過去の記事(下記)で、「自分がやりたいこと」が必ずしも「人々がその人に求めるもの」とは限らない…需要と供給と言うループ、ニーズに合ったものとは言い難いものだ…と私自身が書いていますのにねっっ
他人の方が、その人の個性をよく見知っていて、その人の「売り」を理解しているのだから、どのようにプロデュース&パッケージして、提供していけば良いのかは他人に任せておけって…アドバイスをよく聞けって話ですね。

自分がどう見られたいのか…どのような仕事をしたいのか、ではダメなんだと。そこにこだわり過ぎると、「人に喜ばれること」を提供できないままに人生終了してしまいます。

先日友人とランチした時に、そのようなことをボヤいたんですね。
「どうにも、私のサービスを求めている人、必要としている人、私の力で助けたり、力になったりすることが出来る人たちに、私が提供出来ることが上手く伝わらないと言うか、届いていないような気がする」

※先日のお礼の寿司ランチです。けど、まん防法で予約していたお店がランチ休みになってしまったので、急遽フレンチになってしまいました(胃袋が完全、寿司モードだったのにトホホ)。

そうしましたら、友人曰く…

「だって、アルマさんのしていることって、お祓いって言うか、霊視、除霊、浄霊でしょ? チャクラだっけ、オーラだっけ? 過去生のこと、前世療法とかヒプノなんかもやるけど。それも独特の方法で。
他の人はやって無い、多分アルマさんにしか出来ない方法。しかも、おどろおどろしくない。まったく怖くないやり方。

普通、お祓いとか、除霊とか、呪術を解いたり、生霊返しなんて、ほら…検索するとお寺とか神社とか敷居の高い、仰々しい、おどろおどろしい、こんな怖いサイトばっかりだけど、明るくさらっとやってるじゃない?
アルマさんが得意なことってそれでしょ? レイキとかヒーリングとかもやるけどさ。こういうやり方している人、他にいないよ? 

私がいつもアルマさんにしてもらってることって、まさに霊視と除霊とか、それだもん。一番得意なことを前面に出さないと、売りにしないとダメじゃん! みんなさ、私みたいなトラブルにあった人が検索するときって、いちいちその人のblogなんて読まないよ。霊視、浄霊、お祓いで探すわけだし」

…と…上記のようなことを、言われてしまったのでした。
まあ、その他にも…ですけれど。

そう言えば、自分は霊能者じゃないから…と、霊視とか除霊とか浄霊とか、その手の言葉を極力避けていたような気がします。霊媒だけど霊能者じゃないからーとか。チャネリングって言葉も使いたくないとか、そこも強情に。そのクセ横文字であれこれと誤魔化していたりして。

まあ、確かに私がやっていることは「すぴ系」って呼ばれる定番ジャンルには当てはまらないし、「癒し系」でも無いし、宇宙がどうとか、エネルギーがどうとか、あなたの望みを叶えちゃおう…みたいな開運系とも違いますしね。

今さらなことですけど、私がやってるのは古典的なことなんだなあ…
確かにその方が周知されていると言うか、解りやすいですよねっっ汗
「霊視と除霊、浄霊とか、因縁や呪いの解除とかやってます!」と言った方が、10人中ほとんどの人が「ああ」って納得できる内容で理解出来る仕事内容なのかもっっっ

それでも自分を霊能者ってカテゴリに分類するのは、抵抗ありますけど。そのような大層な力技を持ったものではないので。恐れ多いって言うのかな。

「あなたがやっていることは、エクソシストだよ」と言われたこともありますけど。必ずしも成功(結果)を約束出来るものではないのでねぇ。
霊的なアプローチは仕事と言うよりも、セッションの流れの中でセラピーやヒーリングの一部として必要があるときにするって、その程度の認識だったので。今頃になって、「えっ??」と思っていたりします。
あれ? 私って、そっち系の人なの?…みたいな。

みちる君みたいなものか、私は

そういう訳で、他の誰でもない私自身が…
自分がいったいどんな仕事をしているのか、何をしている人間なのか、何が仕事として出来ているのかを…自分の職業の内容とジャンルを一番解っていなかったようですっっ汗
てなわけで、友人の指摘通り、私は自己PRの方法、セールスポイントすなわちクライアントさんへのアプローチの仕方を間違えていたという事ですね。ははははははははは

かと言って、今あるものを一から訂正するのは大変なことなので、ぼちぼち、そっちに特化したサイトを新しく創ろうかなあと思っていたりします。

いつになるのか解りませんがっっっ 

天が人に重大な任務を与えようとするときには
必ずその人の精神を苦しめる
天のまさに大任をこの人にくださんとするや
必ずまずその心志を苦しめる

by 陶山

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