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Gipsy Kings - Volare / ボラーレ - 1989

フランスのバンドです。
ジャンル的にはワールド・ミュージック。
フランスもラテンの国ということをつい忘れがちでして…
最初は南米系(ラテン・アメリカ)のバンドかと勘違いしていました。

でもって、フランスのバンドでありながら、メンバーはスペイン系フランス人のロマの家系で、全員兄弟や親戚関係とのこと。

そっか、フラメンコもラテン音楽でしたね…そっかそっか。

「Volare / ボラーレ」1989

キリン・ビールのCMに使われました。

KIRIN 淡麗(生) CM 2001

ハマの大魔神だったかー

キリンCM 麒麟淡麗  淡麗なる船乗り

この曲は彼らのオリジナルではなく、もともとイタリアのカンツォーネのカバーでして…オリジナルは。

Domenico Modugno「Nel blu dipinto di blu」1958

ドメニコ・モドゥーニョという、イタリア人の俳優で歌手、後に国会議員になった人が歌ってました。

「ボラーレ」というタイトルは、世界に向けてのタイトルで、オリジナルのタイトルは「Nel blu dipinto di blu」

でもって、ジプシーキングスの母国語はフランス語ですけど、この曲はイタリア語の歌だったりします。

カンツォーネなんだけど、フラメンコに聞こえちゃうから、スペイン語と思いきやイタリア語。

そしてVolareとは「飛ぼう」という意味。
Nel blu dipinto di blu…とは「青く塗られた青の中」という意味で、どちらも歌詞(サビ)のセリフです。

「Bamboléo / バンボレオ」1987

「Djobi, Djoba / ジョビ・ジョバ」1982

「Bem, Bem, María / ベン・ベン・マリア」2012


あと、ジプシーキングスの曲の中では、このカバーがめちゃくちゃ好きですね。

「Hotel California / ホテル・カリフォルニア」1991

めっちゃかっこよくて 初めて聞いた時感動しました。
基本的にオリジナル派だけど、これはもう認めるっていうか、めっちゃいい、すごくいい。
下手したらオリジナル超えた?(それは大袈裟w)

はい、イーグルス大好きですし、とっても思い入れのある、懐かしい曲ではありますが…

Eagles 「Hotel Califórnia」1977

哀愁のあるウエストコースト・メロディが、フラメンコ調のラテンリズムと出合って、こんな素敵になるなんて!!
…って感じ。

それとジプシー・キングスっていうと、どうしても「空耳アワー」のイメージがありますねっっ うん。結構多かった気がする。

ベンベンマリアが、
「あんたがた ほれ見やぁ 車ないか
 こりゃ まずいよ・・・・」だったかな?


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/01/07 掲載記事より転載


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