他人に思われるは成ったも同じ - 上
タイトルですが、現実はそうでなくても(まだそう成っていなくても)、他人がその人のことをそうだと思ってしまえば、それはもう事実(現実)となってしまう…そういう話です。
それは、ポジティブな意味でも、ネガティブな意味でもありえます。
この場合、噂話を流された結果、それが事実認定されて世間では周知の事実となってしまう…という意味の現実的な問題の方ではなく、スピリチュアルな観点からの説明になります。
まあ、無責任な噂や誤解が広まって、周囲の思い込みが、勝手な事実になってしまうことは、あることはあるのですが。
でも、そう言った、他人が「あの人はそういう人だ」と、思い込むことによって作られる想念というのも、実に馬鹿には出来ないのです。
とりあえず、
その思い込みによって作られた、想念が創り出した悲劇の話を先にします。
30数年前とある方が自殺されました。
いやさ、状況から自殺と判断されたのです。
とてもセンセーショナルなニュースで、道路に横たわった亡骸写真は一面を飾りました。(現在だとありえないことですし、掲載した誌面のモラルを問われるところですが、当時は遺体の写真の掲載がわりと普通だった時代)
そんな状況でしたので、色んな噂が飛び交いました。風評被害で迷惑を被ったのは、ご遺族だけではありませんでした。色んな方が辛い思いをされました。悲しいことに後追い自殺もありました。
その方が飛び降りた場所には献花が絶えなかったご様子。
ここから先は知っている人は知っているのですが、公にはあまり語られていず知られてないことです。(とはいうものの、ある本に公表されていることなので、ここで少し触れてもいいかなと…直接的な記述は伏せますが)
数十年経って、その周囲を別件で、とある能力者の方が訪れたとき…
その場所にその方が飛び降りたときの姿で、
地面に倒れているのが視えたそうです。
それは自殺者によくある自殺の繰り返しの再現状態や、
その場から動けなくなっているというのではなく…
様々な他人から送られてきた想念(エレメンタル)に、潰されて乗っかられて身動きが取れなくなって、(まるで布団蒸し状態)それで上がることができない(成仏できない)…という状態だったそうです。
なので、その方を捕縛して押し潰してしまっている、何重もの折り重なった布団のような分厚い、想念の塊を外して、自由にしてあげたそうなんです。
するとその人は、自分で次の段階に行く(上がる)準備が出来るまで、数日ニコニコと笑顔で過ごし お礼を行って上がられたそう。
(終始笑顔だったそうでとても可愛らしく…亡くなった時からの時代の流れ・変化に驚いていたようです。素直なピュアな人だったのでしょうね)
はい、自殺ではありませんでした。
休みのない日常に精神も心も疲れ果てて、判断力を失って、ぼっーと空を見ていたら、足下をよく見ていなかったせいで、それで落ちてしまったという事故。
だけど、世間もメディアも先入観で「自殺だ」と決め付けたのです。
そして誰もそれを疑わなかった。
まあ実況見分ていうか、状況的にそう判断せざるを得なかったのでしょう。
その方が言うには、
「とにかく休ませて欲しかった」
「毎日朝から晩まで仕事仕事で、身も心も疲れ切っていた」
「一日でもいいから、何もしない時間が欲しかった」
どうすれば休みをくれるのか、考えた挙句の、直前の未遂騒動だった…らしく。そのことが噂の根拠となったのは皮肉でしたが…
結果、噂を信じた人々がその人に対して、あらゆる想い(想念・エレメンタル)を送ってきたのです。それがどんどんその方の上に積み重なって、重石になって、身動きが取れなくなるほどまでに。何十年もの長い月日、その人をあの場所に、冷たい地面の上に押し花のように押し潰して、成仏することをも妨げていたのですね。
それくらい、大量のエレメンタルが、一気に全国からその人の元に押し寄せたのです。それはきっと、あっという間のことだったでしょうし、時間が経過した後も噂になる度、思い出される度に少しずつ増えてもいきました。
これは単なる事故死であった、その人にとっては不幸なこと。だって転生を妨げられているのですから。突発的な事故死だったら転生の機会は早く訪れます。だけど、その方は日本中の人たちの思い込みによる、ありがたくない想念のギフトにより、(あなたが死んだのはこんな理由だったのね~可哀想とか、あらぬ決めつけや噂や同情の想念etc) 自殺者並にその場所に、今生に縛られることになったんです。
随分な遅れです。かなりの年月の無駄です。
これを無責任な噂の犠牲と言わなくして、なんと言いましょう。
てな具合に、他人から「あの人はそうなんだ」って送られるもの… 思い込みとか勘違いから送付されてくるエネルギー、これは生霊とか攻撃的な悪意やネガティブなものでなくても、送られた当人の人生を時に左右したり、良くも悪くも影響を与えたり…って、そんなことも多くあったりします。
そして、ちょっとここまで書いてちかれたびー なので…
前半後半に分けて書くことにします。
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