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原田真二 - Time Travel ‐ 1978

原田さんのことを一言で言うと、
早すぎた早熟の天才って感じなのかな~ 時代の先を行き過ぎていたというか、最先端だったというか…

「てぃーんず・ぶるーす」1977

デビュー曲です。当時17歳、若い。

当時の日本の商業音楽は、アイドルとか流行歌が中心にあったからなぁ。

目つきがアレだw

広島出身ということもあり、吉田拓郎に見出された人なので、アイドルとか歌謡曲とかそっちの流れではなかったし、それまで海外の歌をカバーするという音楽文化もあったはずなのに、彼の作る新しい音楽を受け入れる土壌がまだ出来てなかった…そんな感じがする。

ビジュアルというか、ルックスがアイドルっぽくあったが故に、ニューミュージック系に位置しているのにも関わらず<
アイドルっぽい扱いというか、売り方をしようとしているのがなんかなーっていうのはあったかもっっ汗

そしてその辺り、実際に色々と悶着もあったようですがね。生意気と叩かれたりもした人ですが、根っからのミュージシャンでアーティスト、何よりマルチプレイヤーでもあり、ミュージシャンだけにとどまらない、実力も才能もあるこういう人が70年代終わりから80年代に彗星のように日本の音楽業界に現れて、新しいジャンルが生まれていったのは事実。

テレビから去ったというか、表にはあまり出なくなったけれども、水面下で確実に活動も続けられてましたよね。

「Candy / キャンディ」1977 

この曲はビートルズの「ミッシェル」に似ていたり。

The Beatles「Michelle」1965

「シャドー・ボクサー」1977

この当時、一か月おきにシングル発売って、異例中の異例でした~ デビューして一気にトップに上り詰めた感じがありましたね。

原田真二&クライシス「STRAWBERRY NIGHT」1980

「雨のハイウェイ」1983

もっと彼って、知られていい人だと思うんですよねっっ

でも、まあ知る人ぞ知るアーティストっていうのが、ちょうどいいのかも。

「ジョイ」1978

松田聖子ちゃんのプロデュースしたことで、スキャンダルになってしまったのがアレでしたが…ホント日本の芸能界って下世話だと思ったり。

そして…

「Time Travel」1978

この曲を初めて聞いた時、めちゃゾクゾクしました。
ワクワクしたというのかなあ…ものすごくイメージが膨らんで、自分の中の創造性とイマジネーションを刺激された曲。
松本隆さんの歌詞も良かったけど、歌詞の世界観と合わせて、それまでの日本の歌の概念を打ち破ってくれたかなあ。

「OUR SONG」1988

うん…確かにギルバート・オサリバンやエルトン・ジョン。その路線ですよね、和製バージョンというのは違うけど。その系統の人って感じかな、あとビートルズね。

Elton John「I'm Still Standing」1983

ビートルズに影響されて曲書いたり、バンド始める人は多いし、ビートルズっぽい(もどきな?)メロディーを書く人は多いけど…ポールやジョンと同じ系統の曲を書く人ってのは、実は少なかったりする。

「黙示録(The Revelation)」1988

その意味でも原田真二さんの個性って、日本人でありながらワールドワイドでコスモポリタンなミュージシャンなんだなあって感じる。いみふめ?www

「Modern Vision」2018

残念ながら、最近の曲はほとんど聞いてないんだけども…
時間があったら、ゆっくりとアルバムを聞いてみようかなって思ったり。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/03/19 掲載記事より転載


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