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NO J NO LIFE vol.7 Mahiさん

ジャニヲタがジャニヲタにインタビューする企画「NO J NO LIFE」。これまで幅広い担当※の方々にお話を伺ってきましたが、あらためてみなさんが誰担当の方の記事を読みたいと思ってくださっているのかが気になり、アンケートをとらせていただきました。

※ジャニーズのファンは自分が「〇〇くんのファン」だと表現する際に「〇〇担当」という言葉を使います。


結果はこちら。



僅差ではありましたが1位に輝いたのは我らが
三宅健!!!!


ということで、今回は長年森田剛担当としてV6を応援してきた私が「相方」と呼ばせてもらっている親友の
三宅健・岩本照担当のMahiさんにお話を伺いました。

Mahiさんとは同じ大学の同級生という縁で出会い、もう10年以上の付き合いになります。
同じ大学で、同い年で、同じV6ファンで、同じ名前。すっかり意気投合し、これまで数々のコンサート・イベントに一緒に行ったり、ファン活動を共にしてきました。

長年のSnow Manファン・岩本照ファンでもある彼女。私が深澤辰哉ファンになったのも彼女の影響で。
長く一緒にいるけれど、あらためて深い話をする機会もなかなかないので今回とても楽しみにしていました。

今回は対面でのインタビューだったこともあり、いつもよりボリューム増量でお届け!ぜひお楽しみください。



基本プロフィール

Mahi  
1988年生まれの33歳。
Kis-My-Ft2 宮田、ジャニーズWEST 濱田と同い年。
(私たち88年生まれが誇る2人です!)

三宅健・岩本照(Snow Man)担当。


K-POPではSUPER JUNIOR・THE BOYZを全力応援中。(かなりの筋金入り…!)


過去担当遍歴

1997
シングル曲「GENERATION GAP」がV6との出会い。「学校へ行こう!」を見るうちに、しだいに三宅健担当に。


2003~2008 
草野博紀(元NEWSのメンバーで現在は俳優・歌手として活躍中)のファンに。アイドル誌で一目ぼれしたのがきっかけで、NEWS脱退・自粛期間など様々なことがありながらも、退所の最後の最後まで応援していたとのこと。


2004~2007 
ジャニーズJr.の番組「ザ少年倶楽部(通称少クラ)」で披露されたKAT-TUNのオリジナル曲「NEVER AGAIN」がきっかけで亀梨和也に一目ぼれし、ファンに。
同時期にK-POPと出会い、K-POPファンとしての活動も開始。


2010 
少クラで、Mis Snow Man(Snow Manの前身グループ)のオリジナル曲「No more wait!」とA.B.C-Zの「Crazy Accel」のバックで踊る姿を見て岩本照ファンに。


2012
Snow Man結成。引き続き熱を入れて応援。


2016 
Snow Man・岩本照から一時離れていた時期を経て、2016年の舞台「滝沢歌舞伎」に三宅健の出演が決定。
三宅健と岩本照の共演が実現し、2人を応援していくことをあらためて決意。

現在に至る。


三宅健との出会い 
恋から始まり、幸せを願う存在に。


ーアンケートの結果、1位が三宅健さんということでおめでとうございます!そして今回はありがとうございます!あらためて、三宅くんを好きになった頃のお話、伺えますか?


小学校の頃に出会って、始めは顔がかっこいい!から入りました。当時はとにかく「恋」だったと思います。

(指原莉乃さんが「国民の初恋」と呼ぶくらい、一度は健くんを好きになっている人が多いことについて)
こんなにも大勢の人が健くんを通っていたなんて当時は全然知らなくて、大人になってから初めて知って驚いた記憶があります。


ー他のメンバーも気になったりはしてたんですか?


実は、派手な髪色やぱっと見の印象から、最初は
(森田)剛くんのことが怖かったんです。

でも、健くんが剛くんのことをあまりにも大好きだったので、自然に剛くんの良さも見えてきて、気付いたら剛くんのことも好きになっていました。

それ以来、「まず好きな人ができて、その人が一緒にいて楽しそうな相手とのコンビを好きになって、
気付けばそのコンビの相手をグループで2番目に好きになってる」というパターンが自分の中で当たり前になっていきました。

これはV6に限らず、どのグループでも共通してますね。K-POPでもそうです。


ーなるほど、「この人が1番好き」「この人が2番目に好き」「だからこのコンビが好き」という順番ではなく、1番好きな人を基準にして、2番目に好きになる人が決まっていく感覚なんですね。


そうなんです。自担(自分の担当)をとびきりの笑顔にさせてくれる人のことを愛おしく感じるというか…
自担の気持ちを想像して、自分も嬉しくなっちゃうんですよね。

大袈裟に言えば、自担の幸せを願ってるとも言えるかもしれません(笑)「恋」だった健くんへの気持ちはいつしか、例えるなら「家族愛」みたいな気持ちに変わっていって、ただただ毎日幸せに過ごしていてほしいと思う存在になりました。


岩本照との出会い
歌と踊りが彩る「ショー」への思い。


ーもう一人…Snow Manと岩本くんにハマっていった経緯についても伺いたく。当時全く興味がなかった私まで巻き込まれそうになるくらい(笑)
とにかく熱く、応援されていた印象です。



そうですね、大学生の時に好きになったので時間の余裕があったのもあり、熱狂していた自覚があります(笑)

初めてひーくん(岩本くんのあだ名)を生で見たのはタッキー&翼のコンサートでバックについている姿だったんですが、その直後に舞台「滝沢革命」を観劇して。私をひーくん担当・Snow Man担当にしたのはやっぱりあの舞台だったなあ、と思うんです。


ー滝沢革命のどんなところが好きだったんですか?


祖母、母からの血を受け継いで昔から宝塚が好きなこともあって、綺麗な衣装を着た美しい人たちが歌い踊る「ショー」というものがたまらなく好きで。ソロではなく群舞が好きなんです。

宝塚では、お芝居のパートとは別に、歌とダンスをメインにした「レビュー」と呼ばれる華やかなショータイムもあって。煌びやかなショーが目まぐるしく展開されるその時間が本当に大好きなんですね。

そういう背景もあって、滝沢革命でクラシカルな衣装を着た彼らが大階段で踊っているのを見て、まさに「血が騒いだ」感覚があったんです。「アイドルも大階段で踊るんだ…!」と感激しました。それまでのジャニーズ活動では意外と出会うことがなかった世界だったので、再び出会えた!という嬉しい気持ちもありました。

「滝沢歌舞伎」にも通ずるんですけど、どちらも和と洋の両方のSnow Manを楽しめるというところも、大好きなポイントでした。個人的な意見ですが、洋顔が多いジャニーズにおいて、比較的和顔が集まっているSnow Manはとても和の世界観が似合うと思うんです。


現在の三宅健、岩本照 
それぞれへの思い


ーあらためて、グループでの活動を終えてソロ活動が始まった三宅くん。
今の彼に対する気持ちについて、伺えますか?



率直な気持ちで言うと、大前提として複数人で踊っていることが何よりも好きなので、6人としてのその姿が今後新たには見られないと思うと…果てしない喪失感はあります。

それに、20年以上という長い年月をかけて応援してきたことや、小学生から社会人まで自分も一緒に成長してきたような気持ちになる感覚も含めて、この先どんなアイドルを応援したとしても、こんな体験は二度とできないんだろうな…と。

まだ解散して2カ月ちょっとなので実感はあまりわいてないんですけど、一人で出演している健くんを見て感じる「好き」と、グループでいるときに感じる「好き」はやっぱり全然違うんですね。

彼を好きだという事実は変わらないのですが、今まで感じていた「この先絶対味わえない感情」があるのも確かです。

でも、いつか慣れるんだろうな、とも思うんです。時間って最強で、これまでも、オタ活に限らずすべてのことは最終的に時間が解決してきてくれたと感じるので…。
いつか薄れるものだとわかっているからこそ、今感じる寂しさや切なさは20年以上V6を応援してきたことの証だと思って、穏やかに受け止めたいです。


ーこの先、こんな活動をしてほしい、という願いはありますか?


「踊ること」は、彼自身が大好きなのも知っているので、やっぱり見たいです!あわよくば複数人で踊ってほしい…けど、どんな形でそれが実現できるのか、私にもまったく見当がつきません。

ただ、彼への「ファンを楽しませてくれることへの信頼」はすごくあって、この先も彼についていけば楽しいのだろうなという確信があるんです。

テレビでは俳優の肩書で紹介されることもありますが、私は今も彼のことをアイドルだと思っています。インスタにもそう書いてくれているし、きっと健くん自身もそう思っているんじゃないかなって。なので、健くんにしかできない「アイドル」をこの先も突き詰めていってほしいなと思っています。



ー 一方で岩本くんは、今となってはデビューもして知名度も上がってCDの売り上げ枚数もすごくて…
Snow Manとして大人気グループになっていますが、自分が好きになった頃と比べてどのように感じていますか?



一体なぜこんなにも売れたのか、率直に不思議な気持ちはありますが、もちろん嬉しいです。

映画「おそ松さん」に関しても、Snow Manでやろう、という決断が下ったのがすごいなって。
経緯はわかりませんが、六つ子のお話だから6人組を探そう、ではなくSnow Manありきで映画化が決まったのかもしれないと思うと、驚きです。そういう存在にSnow Manがなったということが、本当に感慨深いし、興味深くもあります。


(おそ松さんに関するお話の続きは、後半で)


Snow Manが9人になったばかりの時期は、正直かなり辛かったんですね。
でも今は、すべてのことをパワーに変えて駆け上がっていく彼らが本当に誇らしくて。そんな姿を見ていると、清々しくて、本当に気分がいいんです。今も好きでいられてよかった、と日々感じます。Snow Manはもちろんですが、スノ担もみんな本当に頑張ったなと思います。


ジャニヲタとして大切にしているスタンス
「共感しあえる」幸せ


ーMahiさんはジャニヲタとしてどういう状態だと幸せだな、満たされているな、と感じますか?


彼らが素晴らしいものを見せてくれるというのは大前提の幸せだとして…それをさらに幸せにしてくれるのは「それを分かり合える人に出会えて、共感しあえたとき」だな、と感じています。

それは同担(同じ担当)に限らず、他担(違う担当)が自担を褒めてくれたときも含めてで。
自分が好きな人やグループを胸を張って自慢したいし、それに共感してもらえるのがとにかく嬉しいんです。

自分一人で好きなだけだったら、オタ活ってこんなに楽しくないだろうなって。
家族や友達、周りの大好きな人と一緒に応援できることが、私にとっては大事ですね。


ー確かに、ジャニヲタをしていく中で人間関係ははずせない要素ですよね。そのような人間関係を築く中で意識してることなどはありますか?


学校や会社と違って、オタ活での人間関係って100%自分の好きなように作れるものですよね。なので、自分にとってストレスになる要素は可能な限り排除するように意識しています。冷たく聞こえるかもしれませんが…

例えば少し交流してみて、「ちょっと違うな」と感じ取るのは早い気がするし、トラブルなく距離を置くのもわりと得意です。かなりドライな性格ですね。

あくまで自分の趣味でオタ活をしていて、自分が幸せでいられることが最優先なので、自分の幸せなオタ活は自分でつくる!という気持ちです。

そうやって作り上げた「100%楽しい輪」が私にはある!と思えることが、日々の活力になっていると感じます。


ー自分で作り上げた輪が日々の活力になるって、素敵です。とてもいい循環を作れているのですね。


そうですね。実は、ジャニオタをしていて私が一番よかった、って思ってるのはmaiちゃんと出会えたことなんです。

オタ活って基本的には消費なので、なかなか生産性を感じにくいものだと思うんですね。
その中で、様々な出会いやその人たちと作った思い出は私の中に残っていくし、自分にとって意味あるものになるなって。

私は長く継続的な人付き合いが決して得意ではないんですが、そんな中で、オタ活をきっかけに出会った人たちは付き合いが長いことが多いし、maiちゃんともV6の存在があったからこそ、普通に出会うよりも一層仲良くなれたと思っていて。V6に感謝です。



ー本当にそうですね。一番よかったこと、としてそんな言葉がいただけるなんて個人的に嬉しすぎてちょっと泣きそうです(笑)本当にありがとうございます。


最近アツいジャニーズトピックス


ーまずは岩本くん映画初主演決定、おめでとうございます!(インタビュー前日に主演映画「モエカレはオレンジ色」決定のニュースが舞い込んできました)


ありがとうございます!ひーくんに胸キュン恋愛ものが来るとは予想外でしたが、スクール革命!ファミリーのめるる(相手役の生見愛瑠さん)も好きだし、「ひーめる」の2人を見守るのがとっても楽しみです。


Mahiさんが好きすぎるという予告映像が、こちら。


ー他に気になるトピックスはありますか?


いろんな意味で今一番気になっているのは、映画
「おそ松さん」です。
私自身、一時おそ松さん沼にハマっていた時期があったので、その視点も持つ自分がどういう感想を抱くのかがまず楽しみですし、世の中的にもできるだけ受け入れられるといいな…と思います。

おそ松ファンの多くが実写について一度は想像すると思うのですが、「六つ子の実写なんて無理だろう」と私自身も思っていたので、今回実現したこと、何よりSnow Manで実現されたことに心底驚きました。

後にも先にもアニメにハマったのはおそ松さんだけなんです。それくらい私にとって本当に不思議な魅力を持ったコンテンツで。

ほぼ同じ顔なのにあんなにもそれぞれのキャラクターが立っていて、メンバーカラーみたいなものがあって、ファンにとってそれぞれの「推しキャラ」や「推しコンビ」がいたりして。アイドルを好きな感覚とすごく通ずる部分があるんです。底抜けに明るくて、ちょっとおばかで、カラフルで楽しいあの世界観を、Snow Manを通して見られることがすごく楽しみです。




ーずっと聞いてみたかった、それぞれの担当への思いや大切にしているスタンス、直近気になっていることまでいろんなお話が伺えて…インタビューさせていただいたはずが、逆に嬉しい言葉まで、たくさんいただいてしまい本当に嬉しかったです。

私自身たくさんのエネルギーをいただきましたし、読んでくださった方にもきっと伝わると思います。

ありがとうございました!


ささやかながら岩本くんのメンバーカラー「黄色」の
ブーケで主演映画決定のお祝いをしました




編集後記


「普段しないような深い話を、一緒にコンサートで遠征したときに新幹線の中でしてすごく楽しかったのを今でも覚えてます。その"楽しすぎて一生話していられる"という感じを、思い出しました。」


インタビューの合間にそう語ってくださったMahiさん。


この企画を始めようと思ったときに根底にあったのは、こんなご時世だからこそ「遠征時のようにジャニヲタはジャニヲタともっと深く語りたい」という思いでした。

Mahiさんへのインタビューを機に初心を思い出させてもらい、あらためてこの企画が自分にとっていかに大切にしていきたいものか…を感じることができました。


Mahiさんの担当への深い愛情と、それを愛だけで終わらせずに行動に移していくところを私は昔から尊敬していて。最後にそんな彼女から感銘を受けたエピソードであり、このnoteでも最も「いいね」をいただいた
記事をご紹介させてください。





これまでの記事は、こちらから。

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