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うきぐも

みんなの笑顔や笑い声で溢れる環境になりますように

wisteria

これは、私が今年の七夕の願い事。

もう、誰かのくしゃくしゃの顔、震える声を見聞きしたくない。
だから、誰しも自分でいられる、
誰にとっても居場所となるような、
笑顔や笑い声であふれる環境を作れるように、
今年も頑張ります。

wisteria

こう決意した。願った。

でも、翌日に、容易く崩れた。

私は、打ちのめされた。

そして、今でも、打ちひしがれている。


私の目の前で、後輩たちが泣いていた。

彼らもまた、打ちのめされ、打ちひしがれていた。

初めの怒りが、
段々と、悔しさ、やるせなさ、に移り、
最終的には、涙に変わっていった。


彼らは、戦っている。

目の前に立ちはだかる理不尽な環境と立場と。

彼らは、抗っている。

自分の考えや想いを捻じ曲げて、
誰かの指示に従わねばならないことに。

彼らは、また、彼ら自身と向き合っている。

今のままではダメだと。どうにかしないと。


彼らには、あるところから放つ言葉は、
彼ら自身を否定する言葉にしか聞こえなくなっていた。


そんな彼らが放つ言葉は、
決して恨み節だけではなく、
彼ら自身の懺悔も入っていた。


これまで必死に、いっぱい我慢してきただろう。
人知れず、苦悩し続けただろう。
どれだけ、自分を捻じ曲げてきたのだろう。
それでも、一生懸命、誠実に生きようとしてきたのだろう。


彼らが少しずつ放つ、震えた声を、
黙って、じっと聞きながら、
私は、私を探していた。


沸騰する血潮が、からだのありかを示すが、
そこに、こころが存在しない。見つからない。


また、繰り返されている。
その現実に、茫然自失になっていたと思う。


しばらく、かける言葉が見当たらなくて、
少しパニックになった。


しばらく困惑しながらも、


もう、無理しなくていい。

もう、したくないことはしなくていい。

もう、何も気にせず、自分の思うまま、過ごせばいい。


主たる言葉は、それで埋め尽くされた。

今では、あの時、何を話したのか、詳細は思い出せない。

でも、そのあと、変な興奮に襲われた。

そして、それが無くなった瞬間、
酷い疲労感と共に、突き落とされた感覚に陥った。


彼らを根本的に助ける術を、
考えても、考えても、考えても、
考えても、考えても、考えても、
考えても、考えても、考えても、
何一つとして出てこない。

そんな自分の至らなさに、
無力さに、為す術がなく、
考えれば考えるほど、体が軋み、
落ちるところまで落ちていった。

そもそも、助けられるような立場も力もないし、
そんな聖人でもなんでもないのに、
こんなことを考えて、
勝手に落ち込んでいるようにも思えた。


そんな私を嗤うように、
人の醜悪な本性が、私に流れ込む。

他の人のことなど、誰も考えてはいない。
結局、自分のことしか考えていない。

そんな一面を垣間見て、さらに酷く落ち込んだ。

正直、立ち上がれるかどうか、心配になるどころか、
もう立ちあがりたくない、と思ってしまった。


でも、、、でも、、、でも、、、

その言葉を口にする私が、私に抗う。


最近は、ずっとこの膠着状態で、
様々な情動が混在する状態でもある。

だいぶ落ち着きは取り戻してきた、と思う。。。

まだ、不安定なのは、確か。

でも、この不安定から、
無理やり、抜けようとは思わない方がいいかもしれない。

不安定な私にも、まだ、できることがあるかもしれない。


浮雲みたいな私。
しばらく、風に揺らぐ時間も必要かもしれない。

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