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わたしのやみをさばいて

今週頭、とても嬉しいことがありました。

皆様からも、たくさんお祝いのお言葉をいただきました。
ありがとうございます。
(このことについては、後日、改めて、記事にします。)

これで、しばらく離れていた現実にちじょうに、戻ることができる。

実験を再開することができる。

そう思っていた矢先、2つの出来事が私にやってきた。

1つは、少し良かったな、と思えること。もう1つは、ショックなこと。


まず、前者から、話そう。

昨日、卒業された先輩方と食事させていただいた。

あまりにも突然の連絡だったこともあったけれど、
実は、連絡をくださった先輩は、
私にとって、とてもハードルの高い人だった。

行こうか、行かないでおこうか。
正直、ずっと、どうしよう、と思っていた。

どちらかと言うと、天秤は、NOに傾いていた。
でも、思い出した言葉で、私の天秤はYESになった。

「僕は、助けてあげたいんだ、、、彼を。」

過去に色々あった時に、尊敬する先輩が私に呟いた言葉。
ここでいう、"彼"とは、私を食事に誘った先輩のこと。

この言葉を思い出したとき、古傷が激しく疼いた。
はやく治してくれ、と叫び、訴えているように。


赦し、、、なんて、大層で、傲慢な言葉じゃないけど、

私自身の内にある怒りや悲しみを手放すこと

今の私には、必要なのでは、ふと思った。

自分のために。前に、未来に、進むためにも。


その一歩は、間違っていなかった。
食事が終わった後に、思えた。

誘ってくださった先輩は、会話の途中で、

「研究室にいた時はごめん。申し訳なかった。」

というような、謝罪を私に言ってくださった。

疑い深い私は、心から言っているのか気になったが(笑)、
その言葉を聞けただけで、傷が塞がっていく感覚を覚えた。


でも、その後、また、別の新しい傷が増えるなんて、
その時は、夢にも思っていなかった。

それがもう1つのショックなお話。

研究室のスタッフの方が、この3月で退職されると、一報が入った。

私自身、長い間お世話になっていたし、
色んな話させていただいたし、聞いていただいたし、
懇意にしてくださっていた方だったので、
とてもショックだった。

それだけでもショックだったのに、
退職の理由やきっかけを聞いて、もっとショックを受けた。

詳しくは書けないし、知らないし、もう知りたくないけど、
人間関係のトラブル、のようだ。
私が休んでいた間に起こったようだ。

やはり、狭い環境と人と一緒にいると、良くないみたいだ。


一般的に、あるあるな話。

だけど、一般化できなかった。いや、したくなかった。

私は、学生だから、何もできない。
それは分かっている。

でも、もうこういうことは、
二度と起こさないように、起きないように、
誰も失わないように、
私は、私に誓ったはずなのに。


怒り、悲しみ、憎悪、無力感、悔しさ、、、
私の胸の中は、負の感情で渦巻いている。

そして、心が引き裂かれそうだ。



この傷は、いつか癒えるのだろうか。
この悲しみや怒りを手放せる日はいつ来るのだろうか。

この気持ちを、この記事に少しおくことで、
少しでも安らかな明日を迎えられるだろうか。

あと、1年穏やかに過ごせるだろうか。


そんな気持ちで、この記事を書いているが、
とてもそんな希望とは遠く、
画面が滲んで書きづらい。


最後に、

人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。 

中高生の聖書の時間でよく学んだ言葉、

自戒として、ここに記す。


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