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コミュニケーションの「場」とコミュニティ(前編)

僕が今住んでる岡山県でも、随分新型コロナウィルスが猛威を奮っています。
最近じゃ下手をしたらリアルで会うよりも画面上で顔を合わせる方が多い人もいるくらいです。
 
 
コロナによって、社会全体的により浮き彫りになっただけなのか、今自分がいる分野自体に僕自身が感じている課題に合致してるからなのか分かりませんが、もうかれこれ1年半くらい前からジワリジワリと「コミュニティ」という言葉が自分の中で重みを増しています。
 
 
もともと就労移行支援という事業を行っていて、利用者さんを社会に送り出すために日々「どんな支援が必要なんだろう?」と考えていました。
 
 
確かに訓練や支援はした上で社会に送り出していくわけですが、就職したら一丁上がり!なんてはずがなく、むしろ社会に出てからが彼らの新しいスタートな訳で、利用者さんの立場からすると、むしろめちゃくちゃ心細いはずなんです。
 
 
とは言え僕らがずっとそばに居るなんて事は無理なので、彼ら自身が自分で自分の舵をとりながらやっていかなきゃいけないんですよね。
 
 
さらに利用者さんの中には、自分の家すらホッと出来ない方やもいれば、特に周りに気を許せる知り合いもいないっていう方もいて、うちの事業所が拠り所なんだ、って方もいるんです。
 
 
そんな彼らが社会にたちまち飛び出した時、そこから僕らに出来ることって、彼らが一番必要とする支援って何なんだろう、と考えてたどり着いたこと。
 
 
 
当時から結構うちの就労移行というのはある種の居場所感があったので、就職した利用者さんにとっても「社会の中のサードプレイス」的な居場所というか「ただいま」みたいな感覚で立ち寄れる場所がある事の心強さ、って結構大事なひとつの支援なんじゃないかな、と。
 
 
とは言え、既存の利用者さんの居場所でもあり社会に出た利用者さんの居場所でもあろうと思うとなかなか物理的に厳しいわけで…。
 
 
そうなるともっと居場所としての【広さ】がほしいな、と思うのは自然な流れです。
 
 
でも物理的な広さを変えるなんて事は出来ないから、少し発想を変えて、【広さ】じゃなく【エリア】になるといいのか、と考えるようになったんです。

 
 
という事で、書いてたら止まらなくなりました。全く表題に辿り着きません…。
 
 
あまり長くなってもいけないので、まさかの後編に続く、な感じになります。
 
 
これちゃんと着地できるか不安ですが、よかったら見守ってやって下さい(^_^;)

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