『推し、燃ゆ』を読んで、推し遍歴が頭の中を駆け巡った
先日、図書館で今月発売の「文芸春秋」から、芥川賞受賞作の『推し、燃ゆ』を読んだ。
今風の言葉で言うと、わかりみが深すぎる。エモい。刺さりまくる。
読んでいるうち、自分の今までの推したちや、その推しにまつわる様々な思い出が湧き出て、何度も読み進められなくなった。いろんな過去が頭の中で騒いで読み続けることを逡巡しながらも、3時間弱かけてやっと読み終えた。
さかのぼれば確か小学生の時からずっと、誰かや何かを推すことで生きてきて、その中でいろんなファン仲間(今風に言うなら