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読書感想文

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自分がnote上で書いた読書感想文をまとめています。
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#読書感想文

『わけるとつなぐ』を読んだおかげで、わけてつなぎまくりたくなった

 本屋さんから注文していた本が届いたと連絡があり、すっ飛んで引き取りに行き、購入したその…

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嫌なことがあったときこそ、日記を書けばいいのかも。

 今日も幡野広志さん著『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』を読んで思ったことを。 …

さちともこ
5か月前
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自撮りアイコンをやめた理由

 先日、Xとnoteのアイコンをこっそり変えた。 (お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが)…

さちともこ
5か月前
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自分が「善意」と思ってることを、相手も「善意」と思うのか

「あなたのためを思って」  かつて、そんな言葉が溢れかえっている環境の中にいた。  もし…

さちともこ
5か月前
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「書かないほうがいい」って思うこと

 今日も『さみしい夜にはペンを持て』の話。 (どれだけ感化されてるんだ)  物語の中で、…

さちともこ
5か月前
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読みたい日記を、書けばいい。

 このところ、『さみしい夜にはペンを持て』を再読した感想を、noteに書いてきた。  これら…

さちともこ
5か月前
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日記を書いて、じっくりと自分と対話する

 先日、「さみしい夜にはペンを持て」を再読した話を書いた。  この記事では「自分はいったい、何のために日記を書いていたんだろう」と振り返ったことを書いた。  ではこれから、何のために日記を書いていきたいか?  今回は、そのことについて。  この本の中で、主人公のタコジローくんは、自分に「日記を書くこと」を勧めてくれているヤドカリのおじさんから、以下のことを指摘される。  このことば、自分に言われているようで、改めて読んでも耳が(目が?)痛い。  せっかちかつ面倒くさが

未来の自分が読むための日記を書く

 昨年の夏に買った、「さみしい夜にはペンを持て」を再読した。  一度目に読んだときは文章…

さちともこ
6か月前
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鴻上尚史さんが定義する「世間」の特徴から気づいた、損得勘定と生存戦略

 鴻上尚史さんの「コミュニケイションのレッスン」(大和書房)を拝読した(以下のリンクは文…

さちともこ
8か月前
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『可能性にアクセスするパフォーマンス医学』を読んで「人生はいくらでも変えられる」…

 先日、X(旧Twitter)に、以下の投稿をした。  しかし、この本を読んでから私が行動したこ…

さちともこ
8か月前
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「心穏やかに過ごすこと」を選ぶ勇気

 先日、「『死にたい』『消えたい』と思ったことがあるあなたへ」という本を読んだ。 (だか…

さちともこ
9か月前
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8月31日、『さみしい夜にはペンを持て』の感想を書いた。

 先日、この本を読了した。  中学生だったときの自分に読ませたい本だと思った。  10代の…

さちともこ
11か月前
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『ファクトフルネス』を読んで、人間の愛おしさを知った

 昨年の7月、札幌の大きな本屋さんで買っておきながら、ずっと積読状態だった本を昨日、読み…

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『推し、燃ゆ』を読んで、推し遍歴が頭の中を駆け巡った

 先日、図書館で今月発売の「文芸春秋」から、芥川賞受賞作の『推し、燃ゆ』を読んだ。  今風の言葉で言うと、わかりみが深すぎる。エモい。刺さりまくる。  読んでいるうち、自分の今までの推したちや、その推しにまつわる様々な思い出が湧き出て、何度も読み進められなくなった。いろんな過去が頭の中で騒いで読み続けることを逡巡しながらも、3時間弱かけてやっと読み終えた。  さかのぼれば確か小学生の時からずっと、誰かや何かを推すことで生きてきて、その中でいろんなファン仲間(今風に言うなら