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旅日記〜室蘭2024〜


前回は簡単な室蘭の歴史や
グルメの説明
過去に撮った写真と
室蘭への片思いな気持ちを
色々と書きました。

2017年撮影

写真と共に書き綴り
魅力的な風景が
本当にたくさんある街だなぁと
改めて思いました。
どうしてあんなに
好きなんでしょうか…

そんな大好きな室蘭に
久々に行くことができました。

「撮りフェス」という
室蘭での写真コンテストの
イベントに
参加する為に室蘭へ。

室蘭の町を24時間という制限時間内に自由に散策しながら、町が持つ被写体としての魅力を写真に収めていく滞在型フォトイベントです。

press walkerより

室蘭ファンにはたまらない
イベント。

コンテストにエントリーした
参加者が
24時間以内に室蘭市内で
撮影した写真を
コンテストに提出し
その中から各受賞者が選ばれ
後日発表される
というものです。

室蘭の最高の景色や瞬間が
写真になったものが
たくさん集まる
その中に私も入りたくて
室蘭のイベントに参加した証として
コンテストにエントリーを
しています。

今回は
そのための撮影・観光を
してきました。

頭の中で思い描く室蘭は
デジタルな色鮮やかで
ツヤツヤしたイメージよりも
少しかすれていて
さらさらとした感じ

思う室蘭のイメージに
近い質感なのは
デジタルより
フィルムカメラの方かなと
思ったので
フィルムで撮ってきました。

オールドレンズでもなく
技術的でもなく
なんのひねりもない撮り方で
残念ですが…

今回の記事では説明のためにも
ケータイで撮った写真も
混ぜています。
少しの解説とともに
ご紹介していきたいと思います。


室蘭の地図です。
明治時代から重工業で発展してきた
鉄の街、海の街です。

グレー部分は全て工場
噴火湾(内浦湾)と太平洋と
室蘭港に囲まれている
2017年撮影


工場は平地に
家々は沢沿いや山の斜面にも

2015年撮影


良き景色です。
室蘭を知らない方に
少しだけでも
街のことをご紹介したかったので
古い写真ですが
載せてみました。


撮りフェス当日

車で2時間程かけて
室蘭に到着。
撮りフェス本部にて受付。
ここからは自由に室蘭を
楽しみながら
撮影していくだけです。


まず最初に行ったのは
「道の駅みたら室蘭」。

ここでお昼ごはんを食べることに
しました。
室蘭といえば色々ありますが
まずは室蘭やきとり。
(豚肉とたまねぎにからし)

室蘭やきとりとうどんのセットを
子供と分け合い
白鳥大橋を眺めながら
頂きました!
食の写真は
食べることに必死で
撮っていません。笑

天気は雨予報だったのが
なんとか曇りになり
少し晴れ間も出たりして
よかった…
前回の撮りフェス参加時
子連れ、雨、一眼レフは
キツかったので…

東日本で1番大きな吊り橋
白鳥大橋
パークゴルフやりたいな


おいしく頂きました!
道の駅は安心できます。
リニューアルしてまだ数年の
明るくて心地のいい空間。
外もお散歩もできて
潮の満ち引きにもよりますが
海にも入れる。
ベンチに座って
道の駅で売っている
「うずらんソフト」を
食べたら最高です。


(この写真は
2022年の時の写真ですが
道の駅の様子を
お伝えしたかったので
載せました)

気持ちのいい場所。
すぐ近くに
むろらん温泉「ゆらら」も
あります。

道の駅でお昼を
その後パークゴルフ
海で遊んで
温泉へ行く
夕日を見る
そのプラン最高だな!笑

そこにプラスして
子連れ様には
道の駅の向かいにある
室蘭民報 みんなの水族館も
おすすめです。
行ってきました。↓


次の撮影スポットはここ!

「室蘭民報 みんなの水族館」
1953年開館。
北海道最古の水族館。
ペンギン、アザラシ、トドもいます。
小さな遊園地もあって
平和な空気と時間が流れる
なんとも
懐かしいカラーがたくさんの
楽しい場所です。

以下フィルム写真↓

現代なのか昭和なのか平成なのか
わからない写真
レトロですが車体はピカピカ。
ペンギンの行進。かわいい。
カップに描かれているのは
水族館のシンボル「アブラボウズ」
豆汽車。
後ろに客車が3、4台
くっついています。
観覧車から。数十年ぶりの観覧車。
平和だなぁここは。

水族館の方も入りましたが
洞窟のように暗く笑、
子供は怖がってじっくりは
見れなかったので
写真なしです。。
ぎゅうぎゅうにひしめく
カニや魚が
いっぱいいました。笑

遊園地の方は
小さな子も怖くない
乗り物ばかりです。
大人も楽しめます。
うちの子は
観覧車とメリーゴーランドは初。
小さく優しいので
初めて向きです。

遊園地の奥の休憩所に
ハイハイ赤ちゃんも降りて
休憩できる
スペースもあります。
係員のおじさん
おじいちゃんたち
優しくてほっこりでした。

魚や生き物も見て学べる
遊園地で楽しめる
いい感じにちびっこの体力を
消耗してくれる
良い場所です。笑


水族館をあとにして
甘い物が食べたくなり
どこか近くであるかな?と
地図で探して
行ってみました。
がお店はもう営業していない
ようでした。
残念…
そのかわりにこの景色が…
すぐにシャッターを切りに
車を停めて降りました。

家々の向こうは海
高く長い階段
絵鞆岬(えともみさき)の方向


このあたりに住む方は
家からは
きっと工場
白鳥大橋
そして夕日が見えるのでは
ないでしょうか?
別荘的なお家もあるような
気がします。
お宅にお邪魔して景色を見せて
頂きたいですね
撮りフェスの時だけでも。笑

外壁や屋根の色が色とりどり

初めて室蘭を旅した時
測量山(そくりょうざん)に
行こうとして
カーナビに案内された道が
とんでもない勾配の坂道で
車が後ろにひっくり返りそうで
恐怖でした笑

そしてその後も何度も
恐怖の道を案内されます。笑
車一台分しか通れないような
道なのに隣は崖。
対向車がきたらどうするかの方法も
考えつかないまま
進むしかない状況で
生きるか死ぬかみたいな道でした。
でもそこでとんでもない
絶景が。
勿論、停車できないので写真は
ないのですが…
私の街では考えられないような
道が
絶景が
たくさんありました。
これだから室蘭探検は
やめられないのです。

もし今後室蘭を旅される方
いらっしゃいましたら
地球岬から潮見公園展望台に
行く時
観光道路は
かなり道幅が狭く
運転に注意が必要
ということと
本当にこの道で間違っていないかと
不安になっても
きっとあっています。笑
この上なくスリリングです。

………

お宿へ行こうかと思いましたが
太陽が顔を出してくれたので
急きょ地球岬へ。

室蘭で1番有名な
観光スポットであり
撮影スポット。

地球岬
展望台の「幸福の鐘」
駐車場から上がっていきます


展望台へ着くと
この海が。

日が沈む前に
地球岬には来たのは初めて。
灯台が少しだけ
オレンジ色で
優しくて
ここから見る海は驚くほど
広くて大きいです。

室蘭は春から夏にかけて
海霧が発生することが多く
この地球岬でも
とても幻想的な光景を見ることも
できます。
室蘭は他にはない
色んな顔を持っていて魅力的。
いつか海霧の写真も
撮ってみたいです。

iPhoneで撮影

何度でも
いつまでも
見ていたい海。
また来ます。


今日の撮影はここで終了です。
この後は宿へチェックイン。
前回の記事でも
書きました
展望風呂がある大好きな宿
ルートイン東室蘭駅前。
お風呂からみた朝焼けが
あまりにもキレイで
この街に惚れたきっかけの
場所です。

こちらのお宿
ルートイン東室蘭駅前は
東室蘭駅のすぐ横にあります。

ちょうどここは
室蘭本線の本線
長万部方面行きと
室蘭支線
室蘭駅行きの
分岐地点で
一両や二両の車両
貨物列車
特急を見ることができます。

お部屋の窓から見える景色は
何度か泊まっているので
見たことはありますが
こんなに絶景だったかな?と
改めて
好きだと思いました。
(この後の写真はフィルムカメラで
撮っていなかったので
ケータイで撮った写真です)

やさしい夕暮れ
線路の分岐がばっちり見えます
次々と来る列車に夢中
きれいな夕焼け空

……
工場の煙
遠くに海
白鳥大橋
線路
列車
夕日

好きなものが全部ここに。
そして私よりも
感動していたのは
子供で
ずっとこの位置で
線路を見ていました。

子連れ日帰り旅だと
夕日を見る前に
帰ろうとしてしまうので
夕日が見れるのは
泊まった時の
特別な瞬間。

太陽が夕方だけ
出てきてくれたのは
幸運でした。
美しくて
ただただ
眺めていました。

1日が終わっていく…
今日は夏至の次の日

このあと
晩御飯の調達に外へ。
室蘭やきとりがやっぱり
食べたかったので
お店に行きましたが
大混雑の様子で諦めました。
想定内です。
今回だけではありません。
室蘭にきても
私はいつもなぜか
やきとりやさんでは
たべれません。笑
みんな食べに行きたいから
集中しちゃうんでしょうか。

今は
食べるその"時"ではなかった。
次はその"時"だといいなぁ。

ただこの
室蘭やきとり食べれない現象に
なる人は
結構いるのかもしれない…
お風呂でよそのおばちゃんが
同じことをぼやいていました。笑

晩ご飯迷子になりかけましたが
お近くの牛丼屋さんと
困った時の我らがヒーロー
セコマに助けられ
安くすみ
陽が落ちて
夜が来る前の散歩も楽しめ
結果オーライでした。

困ったらコンビニ飯にしよう
主人が出発前に
そう言い切ってくれていたこと
結構これはありがたい言葉で

でもできるだけ
旅行ではその地の
なにか特別なものを食べたい…
食べるお店は色々調べて
当日困らないようには考えて
いましたが
候補のお店は混んでいて…

子連れの決断は早いのが良し

前回の撮りフェス時
大雨の中どこで何食べるか迷子に
なって
コンビニのご飯すらもうない
という
とても悲しいことに
なったので
その二の舞だけはないように
ちゃんとプランを考えていって
良かったなと思いました。

東室蘭駅


お店を巡る途中
この東室蘭駅の中を通過。
改札横の
ガチャガチャコーナーに
めちゃくちゃかわいいアイテムを
見っけ!!

かわいい!


懐かしいヘッドマーク柄の
ポーチ!!
北海道限定、全6種類。
全部かわいくて
そろえたい気持ちでしたが
教育によくない可能性を感じて
2回でぐっと堪えました。笑
どこかでまた出会ったら
必ずやろう…

駅構内から
特急北斗の後ろ姿
いってらっしゃい



昨日が丁度
夏至でした。
日が長いのって
いいですよね…

でも私は夏至の前日が
1番好きです。
夏至を迎えたら
その次の日から日が短くなって
雪が近づいてくるぅぅ
と思ってしまうから。笑


宿に戻った頃
すっかり夜でした。

iPhone撮影
窓の反射が入ってます

さて
買ってきたご飯を食べ…


いよいよ
お楽しみのお風呂。
やっと入れる。
ずっと想ってきました。
あのお風呂に
つかる絵を。笑

室蘭を好きになった
始まりの場所
ここのお宿の最上階にある
お風呂へ。


子供と一緒に行きました。
貸切状態で
シーンとしてたので
子供は落ち着かずちょっと
怖がってました。
誰もいないお風呂って
ちょっとソワソワする時が
あります。

このお風呂の窓からは
白鳥大橋が見える側と
東室蘭駅と鷲別岬(わしべつ)が
見える側とあります。
(おそらく女風呂のみ)

ボーダー柄の
すりガラスのような
その細い隙間に
顔を近づけ
湯気のくもりを指で落として

人のいない夜の駅と
線路
時々走っていく列車
決して多くはない
静かな夜景

少し暗めの照明の中
ただお湯が流れる音が
静かに響いている

普通の
本当に普通の
洗い場5こに
お風呂が1つの
シンプルで小さな大浴場ですが
ここから見る
静かな夜景が
普通のお風呂が
なぜかとても好きなんです。
自分と何かが合う場所
なんでしょうね…

やっとこれた……
ただお湯があっちあちで
長くは入れませんでした。笑
とてもよかったです
やっぱり好きです
何回でも入りたい
大満足です。


………
お風呂から帰ると
時間はもう夜10時近くに
なっていました…
すでに電池切れの子供は
ぱたっと眠り
私はしばらく
特等席で外を眺め
景色を目に焼き付けます
私も電池切れでしたが。。。

pm10:38

………
初めて室蘭に来たのは
10年ちょっと前
仕事の出張先でした。
それからも何度か
観光しています。
来る度に
違う景色があります。

でも今回が1番
色々なことに
より室蘭の街の良さに
気が付けるようになったと
感じていて

工場の
何とも例えられない匂い
複雑な地形の夜景
暗闇の中を静かに通過する
貨物列車

今にも崩れそうなあの住宅が
建ったばかりの時の
家の明かりや
シャッターの降りた商店街が
賑わっていた頃を
想像してみたり…

当たり前の景色にも
色んなことを想像しながら
こんなに心が動くのは
色んな経験をしたからで
やっぱり
歳をとったからで

でもそれで
良いと思えるものが
増えているのなら
歳をとることも
思っていたより愛おしく
悪くないな…

そんなことを思いながら
夜の空に止まることなく
立ち上る工場の煙を
ぼーっと
見ていました。

物思いに耽ることが
許されているようなこの街と
今。

やっぱり好きだ。
でももう寝なきゃ
おやすみなさい。。。



…朝。

カーテンを少しだけ開けると

室蘭といえば霧

…眠い
もっと寝たいのに早く
起きてしまうタイプ。涙
5時半頃
得意の朝風呂へ。

主人へ伝言し
1人こっそりといっちゃおう。
子供に搭載されている
高機能ママいないセンサーが
発動する前に…笑


朝風呂からの景色も
霧がかかっていて
ぼんやり
それはそれで良き。
室蘭らしい色です。

とにかくあの窓から
外を眺めながら
お風呂に入れたので。
数人、いましたが
相変わらず静かで
やっぱり好きです。

水浴びをして
程よくなった体温。
お部屋に戻る前に
外の風に当たりに行く。
6月の風
好きな街から吹く風
最高です。
贅沢な時間です。


お部屋に戻ると
高機能ママいないセンサーが
発動中。笑
でもご機嫌に窓の外を見て
楽しんでいて
私も混ざってずっと
列車見てワイワイ。

工場の間からカーブして
北斗が顔を出してきます
一両ガタゴト…
DECMOが集合
貨物列車見れるとなんだか嬉しい



朝食へ。
ここの朝食も好きです。
しっかりおかわりもして
大満足。

ちゃんと季節感があって
生きているディスプレイで
ホッとする
鉄の街、室蘭で作られている
ボルタも
ホテルの方がチェックインの時に
くれました
これがまたかわいい
そういうご配慮本当に
ありがたいです!


朝早くから起きていて
余裕なはずなのに
チェックアウトの時
めちゃくちゃ慌てることになるの
なんでだろ???笑
ドタバタとチェックアウトしました。

とても良き時間を過ごすことが
できました。
ありがとうございました。
もっと泊まりたい…

窓から線路を眺めた時間
お風呂で癒された時間
本当にいい時間でした。
また来ます!!


2日目の撮影スポット
イタンキ浜へ。

イタンキ浜は
東室蘭駅から割とすぐ近くで
有名な場所です。
サーフィンが盛んだそうです。
入って泳げる海ではありません。


ここは少し特色があります。

イタンキ浜

室蘭市の東町には、“鳴砂海岸”である「イタンキ浜」があります。この地方には、かつてアイヌの人たちがつけた「ハワノタ(声のある砂浜)」と呼ばれる地名があったことから、昭和61年(1986)に調査を実施。結果、イタンキ浜一帯が北海道では初めて鳴砂海岸であることが実証されました。

鳴砂は、砂同士の摩擦でキュッキュッと音を出す砂のことです。砂に含まれる石英という鉱物が多く含まれ、石英の粒に適度な丸みと艶があり、そして油やゴミなどで汚れていないことが、鳴砂の条件です。

たびらい より

鳴り砂は
美しくなければ鳴らない…
イタンキ浜の鳴り砂を守る為
清掃活動も盛んに行われています。
室蘭の方々がとても
大切にしている場所なんですね。

この室蘭沖あたりは
海底噴火によってつくられた
様々な種類の石や岩があるのが
特徴で砂鉄もとれます。
数年前
NHKさんのブラタモリでも
室蘭は紹介されていて
地質学がお好きなタモリさんも
楽しんでいるご様子でした。
このイタンキ浜も
訪れていました。

そして
イタンキ浜は
水鏡がとてもキレイ。

かなり広範囲な水鏡なので
太陽が出ている時は
キレイな青に
足跡がつかないほど硬い砂浜


この日の天気は曇り。

少し霞んでいるので
どこかに消えてしまいそうな
ひんやりとした空気感。

人間の気配をあまり感じない
自然の大きな存在感がそこにある
そんな海です。

崖の上


この日は高波で
なんとも厳しい姿…
青空が水鏡に映る
イタンキ浜に
一度でもいいから
出会いたい…
行くと決まって曇りか雨なので…
手に入れられないからこそ
恋焦がれる。
何度でもここへ
来たいと思います。

もう少しどこかへ
行けそうでしたが
帰りの運転や体力を
考えると
ここでやめておくのが
程良いかなと。


ということで
これで室蘭の旅は終わり。。
まだまだ行きたいところが
いっぱいあるけれど…
たくさん写真も撮れたので
ここで終了です。


撮りフェスの
コンテストにエントリーした人は
24時間のタイムアップまでに
撮った写真を提出します。
私のように
フィルム写真で提出をする人は
現像、プリントしたものを
期限までに郵送して提出して
完結です。
大変でした。

現在
フィルム写真はお金が
とてもとてもかかります。涙
今回もフィルム購入から
現像、プリント
提出用の六切りサイズのプリント
などなど
全部でかかった費用は
とんでもないことになってました。
万を超えました。
誰にも言えない
でもやめられない。涙

室蘭の旅。
撮りフェスの旅。
終わってしまいました。
1泊2日でも
全然時間が足りない…

もっともっと
行きたい場所
探したい景色があります
観光スポットだけではなくて
迷い道した時のように
住宅街や街の中の
絶景ポイントや
知られざる景色を
地元の方に聞いてみたい
くらいです。

ちなみに
撮りフェスのHPにある
「2024作品一覧」を開くと
参加者が提出した
たくさんの室蘭の写真を
見ることができます。
素晴らしい写真がいっぱいです。



前回の記事でも書きましたが
室蘭は「隠された街」
だと思っています。

山間部にある高速道路からは
街を見ることはできません。
(本輪西展望所PAに
停めたら少し見えますが)
特急列車からも
街の一部分しか見ることが
できません。

行こうと思って行って
見ようとしないと
見ることはできない。

呼吸を感じない空間や
寂しさが漂う場所もあるけれど

でも間違いなくそこには
今が生きていて
生活があって
人がいる。

色んな質感や
温度

匂いが
混ざり合って
他の街にはない
特別なものがある。

ひんやりとしてあったかい街
絵になるドラマチックな街

勿論
室蘭市民ではない
旅行者としての目線では
ありますが…

南の方ではなく
なんとなく
北の方に行きたい気持ちで

日向より日陰で癒されたい
賑やかより穏やかで静かな
旅がしたいと思う方は
ぜひ訪れてみて頂きたい街です。
通じ合うかもしれません。

「室蘭に行ってみよう」
そう思う人がいてくれたら
嬉しいです。



室蘭…
やっぱり好きです
どの角度から見ても
いつ見ても。


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