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疲れた心に彩りを。不規則性スパイスの魅力とは?

ヒトの身体にはリズムがある。
とても大事に生命のリズム。

地球の自転に合わせた1日約24時間周期のの概日リズム。
それに加えて、自律神経などの身体内部の様々なリズム。
脈拍、血流、呼吸、臓器、神経細胞の活動……
ヒトの身体は絶えることなく、独自のリズムを刻み続けている。

そのリズムは人によって違うし、
同じ人でも時間や行動によってリズムは変化している。

でも、自分自身のリズムを自ら崩しやすい。
とくに都会暮らしの場合は…..

身体を動かさないと、自身のリズムは生かされていない。

人工的な空間で長く過ごしたり、
座りっぱなしの生活は、疲れやすくなる…そう多くの人が感じている。

身体や行動が一定の形で硬直化してしまうと、せっかくのリズムが活かせない。
心身の不調の原因にさえなってしまう。

ヒトも自然の一部。
だから、自然のリズムとシンクロすると、疲れが癒やされやすい。

自分自身のリズムと心地よくシンクロするリズムを見つけることに加えて、
少し「不規則的なリズム」を加えるのがちょうどいい。

そう「不規則的なリズム」….これが大事
👍

一定の規則性に、ちょっとした不規則性を含むノイズ(不要な情報)。
よく言われる“1/f ゆらぎ”。
例えば…
美味しい食事には、”わずかばかりのスパイス”を加えることが大事。

スパイスとも言える、この不規則性のもとは….

“ゆらぎ“

この“ゆらぎ”は、硬直化した自分の心と身体を自然な状態に戻すのに、
とても効果的。

“打ち寄せる波音”
“木漏れ日”
“小鳥のさえずり”
“流れる空気の音”
“手作り感のある造形物”
“キャンドルの火”
“自然の音と風”

大事なことは、自分自身の感じ方。
自分のリズムとのシンクロする相性のよいノイズを見つけ、感じること。

ホワイトノイズ、ピンクノイズ、どっちだって構わない。
自分の好きなように使い分ける。

僕の場合、外の騒音を完全にシャットダウンしないようにしている。
時々、外の雑音の中から、自分にフィットするピンクノイズが入ってくるから。

それと、もう一つオススメなのは…..
自分の暮らす部屋の中を整然とし過ぎない。
その人の性格にもよるけど、整然とし過ぎると、かえって落ち着かないと

生活感が感じにくい空間は、“ゆらぎ“が少なく、かえって疲れてしまう。

これはあくまでも、僕自身の場合だから、個々に自分の”ゆらぎ“を見つけた方がいい。

完全を求めて、完璧な状態を作り上げることは、窮屈だし、
残念ながら、この“ゆらぎ“ の入る余地がなくなってしまうことがある。



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