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新スタンダード!「仕事中に立ち上がる」

年々、健康が意識が高まり、運動する人が増えている。
ダイエットや筋トレ愛好家、
ウォーキング、ランニング、トレイル…..
5類移行後、どこに行っても運動する人を見かけるようになった。

だけど、「日本人は世界でいちばん座っている時間が長い!」と言われている。
今、世界中で「座りすぎは共通の課題」と言われている中で、
この日本は圧倒的に「座っている時間」が長い。

世界全体では、1日平均約5時間に対して、日本は約7時間。
世界の平均値よりも40%長く座っている。デスクワーカーは勤務日では1日10時間以上座っているというデータも。

外国の調査で8時間以上座り続けると死亡率が大きく上昇するというデータも。
それだけでなく、がん死亡率の上昇、抗うつ・不安との関わりも指摘されている。

運動不足、血行不良、不良姿勢、筋肉の衰え….座りすぎが身体に悪い理由は山ほどある。

だけど、ここで一点、大事なことがある。
「座ること」がいけないのではない。
「座り続ける」ことがいけないのだ。

人は座り続けているうちに、姿勢が硬直化したり、
不良姿勢になってしまう。
背もたれにもたれ過ぎな「へそ折れ座り…腰痛、内臓圧迫等
PC操作、スマホ使用の際の「アゴだし座り…猫背、型、首凝り、胸郭圧迫等
一般的に多い「脚組み座り….骨盤後傾、肩こり等

だから、「座るなら、正しい姿勢で座る!」
例えば: 
・頭が骨盤の真上に位置する
・背すじはまっすぐ
・背もたれに背中をつけない
・両足はしっかり床につける
・股関節は110°〜120°
・膝は大腿より約10cm下…

だけど、やはり大事なことは……
座っているよりも立ち上がって、動く。
1時間に1回は立ち上がる。
少し歩き回る。
その場でカンタンなストレッチ。
首をやさしく、ゆっくり回しながら、長めの呼吸でリラックス。
ふくらはぎのマッサージや足首を軽く回す…

とにかく、仕事中だからといって座りっぱなしにならず、
時々立ち上がって、身体を動かす!
こんな日常がどこでも当たり前になると良いなぁと思う。

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