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おそらくサッカーライターとして転機になるであろう新刊『サッカー監督の決断と采配-傷だらけの名将たち-』について徒然に話してみる
またまたnoteが放置状態になってました。 プレシーズンから開幕を経て、いま第5節が終わったところ。わたしの担当する大分トリニータは目下4勝1分と好成績でスタートしました。 そんなさなかの3月3日、桃の節句。拙著新刊が刊行されていたのであります。…と、他人事みたいに言ってみる。でもなんだかこの一冊、自分にとって転機というかパワーアップの契機というか、そんな感じになりそうな本になったなという気が、じわじわと確信に変わりつつある今日このごろ。 サッカー本6冊目。3冊目の『監督
J3からJ1まで、カタさん追いかけて6シーズン。ひとつのサッカースタイルが生まれて育って苦しんで変わってゆくまでを見続けた仕事の話
わたしが担当している大分トリニータの片野坂知宏監督の、今季限りでの退任が、11月26日に発表されました。 カタさんが大分の監督に就任したのは2016年。チームがJ3で戦うことになりあらゆるものがリセットされたシーズンに、その窮地を救いにやってきてくださったのでした。 それから6シーズン。カタさんが指揮を執ったすべての試合を、現地で取材させていただきました。コロナ禍になる前はグラウンドにもよく通ったし、コロナ禍で練習が非公開になってからはリモートでも。その間にカタさんは、じ