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怒涛の締切に心臓キュンキュンしながらキャンプ取材やら新刊書籍やらもろもろ

気づけば前回の記事は10月あたま。シーズン終盤とか書いてます。

こちらでは長らく御無沙汰してました。昨季トリニータの公式戦は10月31日のJ1参入プレーオフ1回戦で終わって、その後なにをしていたかというと、ひたすらW杯見ながらオフシーズンの仕事-移籍する選手のインタビューだったりシーズン総括だったり-と書籍の原稿に追われてました。

移籍でお別れになる選手はたくさんいて、本当は全員のインタビュー取りたいのだけど、日程やら状況やらで難しかったりします。だから昨季は京都へ移籍する三竿雄斗選手と町田へ移籍する下田北斗選手に。あと小林裕紀選手と伊東幸敏選手の現役引退。もしもコロナ禍に見舞われていなかったらまだプレーを続けていたんじゃないかなと思うとこの世界線を少し恨んでしまうけど、大事なのは本人の意思だから、次のステップでも充実した日々を送ってくれるといいなあと思っています。

狂熱のアルゼンチン優勝でW杯が閉幕した頃からは、次のシーズンの準備もスタート。選手名鑑とかクラブオフィシャルのイヤーブックとかが一気に押し寄せる中でチームも始動し、新加入選手の取材やら何やらに追われています。トリニータは社長交代という大きな節目も迎えて大忙し。

そんな中で1月20日から28日までは、チームにくっついて霧島キャンプ取材に行ってました。27日までは霧島市内に泊まって、最終日は鴨池で試合だったので最後の夜は桜島に。本当は28日に帰りたかったのだけど体力的・スケジュール的に原稿を書きながら帰るのは難しいと判断して、帰り道にえびのの温泉宿1泊をプラス。ようやく昨日の午後、11日ぶりに帰ってきました。

大分から霧島までは片道4時間程度でトレーニングマッチの日だけ往復する選択肢もあるのだけど、チーム作りの大事な時期なので毎日の地道なトレーニングを取材しておきたくて、キャンプ地には毎回、長らく滞在します。選手たちがプレシーズンにフィジカルを整えるのと同様に、番記者もシーズン通しての取材のベースを作っておく時期。書籍やらイヤーブックやらの仕事が一気に佳境を迎えていたので、毎日グラウンドからまっずぐ宿に帰ってひたすら原稿を書いてました。修行みたいでしんどかった。

トレーニングマッチの日にかぎって極寒になったしね。大雪も降ったしこんな寒波に襲われるなんてキャンプって一体なに…みたいな状況。

そういう中で進めた仕事、いくつか貼っておきます。

エルゴラの選手名鑑は数時間前に著者校正を終えたので、近日中に編集部から発売のお知らせもあることでしょう。クラブオフィシャルのイヤーブックは締切迫る中、現在鋭意(というか髪を振り乱して)進めてます。ヤバい。

そして、新刊書籍。ようやくメイン原稿の初校まで辿り着いて、残るはあとがきとかいろいろ。すでにamazonにはページが出来てました。おそらくタイトルとかこのあとちょっと変更になるみたいだし、書影もこれからという段階ですが、こちら。

タイトルどおり、また監督たちのストーリーです。『監督の異常な愛情-または私は如何にしてこの稼業を・愛する・ようになったか』(2018年)以来の監督アンソロジー。今回は9名のJリーグ指揮官を追っています。ひぐらしひなつとしてのサッカー本はこれで6冊目ですが、前作までの出版社とは異なり、今回は初めて、エクスナレッジ社さんからの出版。リスペクトする編集者さんと、書籍では初の仕事になります。詳細はまたあらためて。

…と、ここまで書いてまた仕事に戻ります。イヤーブック原稿の箸休め的な深夜のnote更新でした。あらためて今年もよろしくお願いします。

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