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手帳に書いたことをnoteのテキストにした

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手帳に書いたメモ。ごく私的なこと。読み返して、おもしろいメモを再構成して、noteのテキストに。
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2023年9月の記事一覧

ペン先が紙面を滑る感覚に集中する

手帳に字をていねいに書いています。 相変わらず下手ですが、発見がいくつもあります。例えば、字の構造。「ン」という字の難しさに、はじめて気づきました。 筆圧が強すぎるか、あるいは弱すぎることにも気づきました。 私は手先が不器用で、指先の微妙な力加減が苦手です。オンか、オフしかできないのです。恐らく、美しい字を書く人はオンとオフの間の微妙な力加減ができるのでしょう。 紙面を滑るペン先の感覚から筆圧を微妙に調整してみるのですが、最高レベルの集中を必要とします。字がきれいな人

全力であきらめないと、間に合わない。

タスクリストは、いつも先送りで渋滞しています。 リストの上の方には、締め切り未定のタスクが大量に溜まっています。 クリアするタスクより、発生するタスクのほうが多いです。 死ぬまでに、全てのタスクはクリアできないでしょう。 いい状態ではありません。 あきらめなくては。 自由な現代では、希望を持つのは自由です。実際は幻にしても。 全力で、あきらめなくてはなりません。 一つ一つ、可能性を殺し、手を合わせて捨てる。 そうやって無駄な枝を刈り払えば、真に私のやりたいこ

井之頭五郎やハンチョウのように食事を楽しみたいから集中して味わい尽くす練習をしてる。

50歳になったころから、私の人生のお手本は井之頭五郎やハンチョウになりました。以前は「仕事ができて稼いでいる人」だったはず。具体的に誰だったかは、もう覚えていません。 五郎やハンチョウのように食事を楽しむ練習を始めたのですが「楽しむ」とはつまり「集中」なんだな、と気づきました。 グルメしたいわけじゃない。普段の食事をまともにしたい。「食」を最大限に楽しむ。美味しい店を食べ歩きしたいわけではありません。そういうのはたまに、で。 普段の食事を、まともにしたいのです。 自宅

行動を手帳に記録しよう。「自分は何者?」のヒントとなるから。

マンガ「呪術廻戦」の登場人物のセリフです。こう達観できればラクです。 しかし皆「自分は何者?」という悩みを抱えています。 それを探るために、手帳に行動を記録してみましょう。 毎日同じことの繰り返し飽きずに、毎日毎日手帳に行動を記録しています。見返すと、平凡な毎日です。 というか、平凡すぎて、同じことの繰り返しで、三日前のこととなるともう具体的には思い出せません。 記録を始めた当初はちょっとそれがつらかったです。何者かになりたかったのに、何者でもないという事実を突きつ

復讐するはオレにあり。楽しくリベンジしようぜ。

復讐するは我にあり。 「我」とは神。悪は神が罰する。人は愛と忍耐に生きよ。キリストの教えです。 神が止めるまでもなく、現代日本では恨みを暴力で晴らすのは犯罪です。 そんなのがまんできない! このオレの怒りと悲しみをどうすればいい? だったら、暴力ではなくて、楽しく復讐しましょう。 みんな復讐が大好き。復讐は甘美です。封建制度の日本では、復讐は美徳でした。昔話、マンガ、映画、小説にも、復讐は欠かせません。みんな復讐が大好きなのです。 その復讐を、キリストは禁止します

李牧のようなインテリジェンスを身につける方法

マンガ「キングダム」において、主人公勢力の最大の敵が李牧です。武ではなく、知で勝負するキャラは作中に多く登場しますが、李牧はその桁が違います。 記憶の量×計算の速さ×メタ認知が戦をキメる戦に勝つためのインテリジェンスは、 記憶量 これまでに蓄積した経験の多さ 計算力 蓄積した経験を元に次の一手を決める速さ メタ認知 の3つです。 頭が良くて計算が速くとも、経験が浅いとそれを活かせません。作中では河了貂がそうです。まだ若く、経験値が少ないので、目の前の戦術レベルの指

あなたが欲しいものはみんな欲しい。「行動する人」がそれを得る。書いて読むだけじゃ負けてしまう。

手帳に書くだけでは何も変わりません。 理想の自分の姿を書いて読んでも、自己は変わりません。 それだけでは、競争に勝てないのです。 競争相手は「行動する人」。あなたが欲しいものは、みんなが欲しい。行動する人が、それを全部さらっていくのです。 おかねが落ちてたら、拾います?みんなおかねが欲しいです。私も欲しいです。あなたが手帳に書いている願いは、大半はおかねがあれば解決することです。直接はおかねで買えないもの、ことでも、おかねがあれば時間の余裕ができて、手が届きます。

タスクを愛そう。それは私自身だから。

毎朝毎朝、今日やるタスクのリストを作っています。 どれだけやっても、タスクの総量は減りません。おそらく、徐々に増えているのでしょう。死ぬまで、タスクがゼロになることはありません。 いつまでたっても、やるべきことに追い立てられている。むなしくもなります。 しかし、こうも考えます。もし今、タスクがゼロになったらどんな気分だろう。本当に「やるべきこと」が何も無くなったら、私は何をしたいだろう。 多分、真っ先に、タスクリストを作るでしょう。 これからやることを可視化する。何

夢破れて目がさめる。絶望こそ望み。今この瞬間に全力を注ごう。

この記事の最後に「夢に敗れてからが本当の人生の始まり」と書きました。 その続きです。 夢って、実は「怒り」と「欲望」と「迷い」だったりしません?「夢」といえば聞こえはいいけど、実は「欲」と「怒り」と「迷い」の集合体だったりしません? たとえば。 会社の上司がうざい。賃金低い。辞めたい。(怒り) もっとおかね欲しい。休みたい。遊びたい。(欲望) 上司に叱られて、低賃金に甘んじているおれは本当のおれじゃない。小説を書いて、大ヒットして、漫画化アニメ化されて、テレビのドキ

運命を信じます? 私は信じません。

生まれから死ぬまで、どんなイベントが起こるかあらかじめ決定されている。 それをここでは「運命」と呼びましょうか。 運命って、あると思います? 無いと、私は思います。 変えられないから「運命」なんです。「運命は決まってるよ。でも変えられるんだ」 彼はそう言いました。宗教やってる友人でした。 んなわきゃないだろ。 運命があるとしたら、それは変えられないから運命。AさんとBさんの運命はからみあっています。Aさんが自分の運命を変えてしまったらBさんの運命もおのずと変わっ