復讐するはオレにあり。楽しくリベンジしようぜ。
復讐するは我にあり。
「我」とは神。悪は神が罰する。人は愛と忍耐に生きよ。キリストの教えです。
神が止めるまでもなく、現代日本では恨みを暴力で晴らすのは犯罪です。
そんなのがまんできない! このオレの怒りと悲しみをどうすればいい?
だったら、暴力ではなくて、楽しく復讐しましょう。
みんな復讐が大好き。
復讐は甘美です。封建制度の日本では、復讐は美徳でした。昔話、マンガ、映画、小説にも、復讐は欠かせません。みんな復讐が大好きなのです。
その復讐を、キリストは禁止します。「やられたらやり返す」は連鎖してきりがないから。
楽しく生きる。恨みなんて忘れて生きる。
作家の村上龍の言葉です。その通りです。
暴力でやり返すわけにもいかない。恨んでも、憎んでも、相手は1ミリもダメージを負わない。
恨む相手に囚われて生きるより、彼らのことは忘れて、楽しく生きるほうがいいのです。
復讐は成った。私は妖怪オジさんにはならない。
昔、勤めていた会社で嫌な思いをして、辞めて起業しました。今では毎日が楽しいです。
たまに、当時の社長や上司のことを思い出します。
まるで妖怪のようなオジさんたち。
でも多分、彼らも元からああではなかったはず。怒り。欲望。迷い。負の感情をたぎらせたまま生き続けた結果なのでしょう。
私もあそこにい続けたら、今ごろは一匹の妖怪オジさんになっていたはず。
楽しく生きる。その選択をして本当によかった。復讐は成ったのです。
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