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行動を手帳に記録しよう。「自分は何者?」のヒントとなるから。

自分が何者かなどすこぶるどうでもよい

マンガ「呪術廻戦」の登場人物のセリフです。こう達観できればラクです。

しかし皆「自分は何者?」という悩みを抱えています。

それを探るために、手帳に行動を記録してみましょう。

毎日同じことの繰り返し

飽きずに、毎日毎日手帳に行動を記録しています。見返すと、平凡な毎日です。

というか、平凡すぎて、同じことの繰り返しで、三日前のこととなるともう具体的には思い出せません。

記録を始めた当初はちょっとそれがつらかったです。何者かになりたかったのに、何者でもないという事実を突きつけられたようで。

何もしていないから何者でもない

1年も続けると、納得できました。過去のどこを見返したって、何者かになるようなことをしていません。小説家なら1日の大半を書くことに費やしているはずですが、私は1行も書いていないのでした。

時間はあります。休日の午後遅めから、5時間ぐらいだらだらと酒を飲んでいたりするのです。手帳の1日管理を見返すと、それが見えてしまうのです。

たびたび、それをやります。あきらめがつきました。私は何者でもない、酒を飲んでだらだらするのが好きなオジさんなのだ、と。

自分が何者かなんて本当にどうでもいい

人生に、あらかじめ意味は用意されていません。私はただ、生まれて死んでいくだけです。そういう意味では、虫と同じです。

行動を記録して俯瞰すれば、そう体感できます。

虫との違いもあります。意味を、自分で作れます。

さすがに、酒に逃げる時間が多すぎないか。怖くなった私は、少しずつ習慣を改めました。

今では、パン屋を始めたので、行動記録の多くがパン屋としての活動です。

つまりは、今の私は小さなパン屋の親父です。昔の私だったら顔をしかめていたかもしれません。今の私なら「大いにけっこう」と笑えます。

なにしろ、自分が何者かなんてすこぶるどうでもいいし、楽しいんですよパン屋の親父。

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