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手帳に書いたことをnoteのテキストにした

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手帳に書いたメモ。ごく私的なこと。読み返して、おもしろいメモを再構成して、noteのテキストに。
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苦にも楽にも、平常心で取り組む自分を作り上げたい。

手帳を見返します。 ああ、この日は楽しいことがいくつもあった。幸福な1日だった。 そんな日が、たまにあります。 あくまで「たまに」です。 その前後には、辛いこと、しんどいことが山のようにあります。 幸福をもっと増やせないだろうか。 そう考えてしまいます。 でも、それは危険です。 キツいことを嫌う。ラクを追い求める。すると怒りと欲望が増大し、迷いが大きくなるから。 仏教に「一切皆苦」という言葉があります。 すべての存在は苦である、という意味です。人生は思い通

おもしろい物語が多すぎ問題。誰かのより、自分の物語を楽しみたい。

Amazonオリジナルのドラマ「フォールアウト」 を観ています。 おもしろい。 今夜、大好きな漫画の一つ、銃夢の最新刊がやっと発売です。 前巻から1年半ぶり。完結させて下さい。どっちかというと過去編より現代編をもっと描いて! で、ボーッとAmazonを見てたらダグラムが漫画化されてて、ガンダムサンダーボルトの著者だから面白いんだろうなとレビュー見たら絶賛。 これは読まなきゃ。 映画、ドラマ、漫画、小説。 この世は面白い物語であふれています。おもしろそうなやつ、全

敗北して、自分を見切る。死ななくて、毎日続けられるぐらいに努力する。人生の面白さはその先にある。

人の性格や能力は、生まれたときにだいたい決まっているそうです。 ▼関連記事 それをよしとせず、生まれつきの性格を乗り越え、超人的な努力で能力を伸ばす人も、たまにいるそうです。 だけどそんな人は、無理したストレスで早死にしてしまうとか。 努力なんてムダ、というわけけじゃありません。 努力して、やり切って、それではじめて自分の性格や能力に納得できるから。 敗北を、受け入れられるから。 死なない程度の努力は必要です。 私はここまでだな。私の器はこのくらいなのか。

30年間成長しなかった日本。円安、JTC、正規と非正規を考える。

1ドルが154円を超えましたね。 キツいですね。 私の会社、法人向けのサービスと、パン屋をやってるんですけど、両方ともキツいです。 国は「注視している」としか言いませんね。それしかできないんでしょうね。 問題の解決を先送りにして、ぬるま湯に浸ってる間に、いつの間にか世界が沸騰してしまってた、みたいな。 この30年間、先進国中で、日本だけが成長していない。 競争しない者(日本)は成長しない。競争する者(主に米中)は成長する。力で負ける。 単純な図式です。 その原

「いいこと言ってるな」で終わらない。偉人の格言を自分の生き方に取り込む方法。

たとえば、以下はホンダ創業者の本田宗一郎さんの格言です。 素晴らしい。 しかし、あなたがこれを座右の銘として手帳に書き写し、毎朝読んでも役には立たないでしょう。 なぜか。 これは、本田宗一郎さんが自己の体験を抽象化した言葉だから。 究極的には、この一文は、これを書いた人の役にしか立ちません。 でも、せっかくの偉人の知恵です。なんとか自分の生き方に取り込めないでしょうか。 私がやってることを書いてみます。 抽象化の反対、具体化をするのです。 「成功とは99%の

ミニマリズムじゃなくて、物を最適化したい。

「佐藤可士和の超整理術」を読んで、著者のオフィスの写真を見て、物が無いミニマルな美しさに感動し、いつか自分も起業したらこんなオフィスを作ろう、と思ったのはもう10年以上も前のことです。 起業してもうすぐ10年になりますが、オフィスにも、店舗にも、道具があふれています。 しかたがありません。結局のところ私は労働者で、生産のための道具が必要なのです。 リスクヘッジのために複数のMacを持ち、それに付随する周辺機器や、カメラとレンズや、衣服や、カバンや、靴。生活のための色々な

果糖ブドウ糖液糖を断つ。老化、血糖値スパイク、健全な味覚、歯の健康のため。

食べ物を買うとき、異性化糖(果糖ブドウ糖液糖やブドウ糖果糖液糖)が入っているものを避けています。 いくつか、理由があります。 まずは、糖化を避けたいです。 タンパク質と糖が結びついて糖化し、AGEsになります。AGEsが身体にたまると老化が加速します。 脳や、眼や、内臓や、血管や、関節の老化は、AGEsが大きく関与しているようです。 異性化糖に含まれる果糖は、糖の中でもAGEsを増やす力が大きいのです。 血糖値スパイクを避けたいです。 異性化糖に含まれるブドウ糖

写真で振り返る4年前の能登の旅。復興のため何かしたい、と妻は言う。

能登にボランティアに行きたい。 と、妻。 2020年に能登を訪れた。また行きたいね。妻と、今でも思い出を話す。ボランティアで再訪もいいな。 アルバムを、彼女と見返した。 ▼珠洲神社 静かで、神秘的。境内は千古の昔から神域として保護された原生林。異世界感さえ漂う。 ▼道の駅、狼煙(のろし)から、禄剛崎灯台へ ▼上時国家 見学を楽しみにしてたのだけど、コロナ禍で急遽閉館してた。 重文の家屋を見るのが好きで、あちこち見学してきたけど、この住宅は別格に巨大。いつか見

あの文豪に憧れて。今日も万年筆を手帳に走らせる。

ヘミングウェイ。 開高健。北方謙三。 剛健な文章を紡ぐ作家が好きです。彼らは万年筆にもこだわったそう。 ヘミングウェイはパーカーを愛用したそうです。 しかしヘミングウェイと万年筆といえば、モンブランの作家シリーズ第1弾のモデルが思い出されますね。 洗練とは対極の、無骨なそのフォルムがカッコよく、何より「ヘミングウェイモデル」という響きがカッコよく、当のヘミングウェイはまったく察知しないこの一本を、いつか手にしたいのですが、プレミアがついてて、中古ショップやオークショ

建物にも、私の手帳にも、顔はある。

ある建築写真家さんが「建物には顔がある」と言ってて、彼が撮った建築物の写真は確かにカッコいいんだけど「建物の顔」とは何か、わかりませんでした。 私は、ノートのアイキャッチと、インスタに投稿するための手帳の写真を毎日撮影しています。今朝、シャッターを切った瞬間、文具にもコーヒーカップにも顔があるんだ、と気付きました。 恐らく、被写体たり得るものはすべて「顔’」を持っているのでしょうね。

もっといい手を打てたはず。この後悔を、次に生かそう。

決断が遅い。先送りしているうちに選択肢が無くなる。選ぶことさえできなくなる。 経営している法人が期末で、それを実感しています。 ▼関連記事 遅ればせながら、色々と決めています。いや、決めさせられているのです。 これ、もっといい手を打てたよなあ。なんでこれをあのとき決めなかったんだろう。 そんな後悔とともに。 決断はしんどいです。たとえ、選択肢がひとつしか残っていなくて、それしかなくても、決めるのはしんどい。 もっと早く、能動的に決めていれば、このストレスは軽かっ

「進撃の巨人」に学ぶ、決断の大切さ。失敗しても、何が正解かわからなくても、自分で決めたい。決めなきゃ、いずれ誰かに決められるから。

「進撃の巨人」において秀逸なのが「決断」の描き方です。 どうするか、決断する。 あるいは、決断せず、現状維持する。様子を見る。 選択を迫られて、決めて、そのせいで大きな犠牲を払うはめになる。でも、何が正解だったのかは永遠にわかりません。 現状を変えようと決断して、行動する。でも、うまくいくわけではありません。酷い目にあう人物もいます。 決断できず、様子を見ているうちに選択肢が無くなり、どうしようもない状況に追い込まれる。詰んでしまう。そんな人物はだいたい、悲惨な末路

「めんどくさい」を発生した瞬間に断つ。その訓練を積めば怒りが減る。なんでも楽しくなる。

めんどくさいな。 その瞬間に「しまった、またやってしまった」と思うようになりました。 めんどくさい、は怒りです。怒りたくないんです。 ▼関連記事 めんどくさい、は現状に対する反発です。現状は動かせません。 自分は動かせます。だから動かせない現状に、動かせる自分を従わせるしかありません。 絶対に、そうするしかありません。請求書の処理がめんどくさくても、やるしかないのです。 なぜこんなにめんどうなのか、それが不思議で、以前は何度も手帳に書いて考えました。 どれだけ

笑いを共有できる家族がいるから、すでに幸福な人生だ。

笑ったらメモしよう、と昨日の記事に書きました。 ▼関連記事 笑いにもいろいろあります。いちばんいい笑いは、家族との笑いではないでしょうか。 私がよい家族に恵まれたからでしょう。よい家族に恵まれなかった知人の話を聞くと、そう思います。 先日読んだ本で、幸福とは何かを定義づけていました。 金融資本(お金) 人的資本(知識技能能力) 社会資本(つながり) の3つの資本のうち、何を持っているかで人生のおおよその形が決まる、幸福かどうかが決まる、との論です。 そして、