できる人もできない人も手帳を使っていなかったから、私は使った。

仕事ができる人の手帳を見たい。彼らの頭の中を覗きたい。

一昔前ならビジネス雑誌でそういう特集がときおり組まれたものですが、最近はさっぱりです。機密情報もあるだろうから、SNSでもそういうのは見ません。

リアルではどうでしょうか。

会社員時代を思い出すと、私のまわりにいた仕事ができる人は手帳を使っていませんでした。少なくとも、私が見えるところでは。スケジュール管理はPCやスマホだったのかな。

多分、あの人たちは「外れ値」です。頭の回転が速く、記憶力があり、人格も優れているから、手帳で自己管理する必要がないのです。

いっぽうで、仕事ができない人たちのことも思い出します。彼らも手帳は使いません。すると、重要な情報を忘れ、仕事に穴が空きます。その被害はこちらにまで及ぶから、憶えているのです。

できる人のマネをしようとして、手帳を使わないとどうなるでしょうか。そう、できない人になってしまうのです。

頭の回転は人並みで、怒りと欲望が多めで、ひねくれてモチベーションが低い私は、手帳で自己管理して、できる人のマネをしようとしました。

だから私はできる人の手帳を見たいのかもしれません。

そうやって歯を食いしばった結果、独立起業してもうすぐ10期目を迎えますから、少しぐらいはマネできてるんでしょうか。

あ、ここまで書いてて思い出しました。

私の記憶に残る「できる人」の中でも最もできる人のこと。

彼が手帳に何かを書いてるのは見たことないのですが、とにかくホワイトボードにはしょっちゅう何かを書いていたのです。

ズルズルと芋蔓式に記憶が蘇ってきました。続きは明日に。