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2017年『ビジネス発想源』書籍ランキング(第1位〜第10位)

経営者・マーケティング担当者向けの日刊メールマガジン『ビジネス発想源』では、これまでに様々な書籍を紹介してまいりましたが、2017年の一年間に紹介した本の中から、読者の皆さんに特に人気が高かったものを、ランキング形式でお伝えしていきます。

今回は第1位から第10位までの10冊です。第11位以降は来月にお伝えしていく予定です。

どの本も、経営者やクリエイターの皆さんに役立つ発想や考え方のヒントが見つかる本だと思います。皆さんの今後の書籍選びの参考になれば嬉しいです。

※順位は、2017年の間に『ビジネス発想源』シリーズの中で紹介された書籍の中で、読者の皆さんがその際に表示するamazonへのURLをクリックした数を計測し、その数が多い順です。「筆者のオススメ順」ではなく「読者の皆さんの興味順」だということです。

※この記事は単独で1,900円となっていますが、そもそも月額でも1,980円ですので、単独購入よりも他の記事も読める月額購読(月1,980円)のほうが圧倒的にオトクです。月額購読を強くお勧め致します。『トップリーダーズ』月額購読はこちら

それでは、2017年『ビジネス発想源』書籍ランキング、第1位〜第10位を10位からどうぞ!


▼2016年『ビジネス発想源』書籍ランキング (第1位〜第10位)


■第10位:『「マエストロ、それはムリですよ…」~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~』(飯森範親氏・松井信幸氏著)

経営危機状態にあった地方オーケストラである山形交響楽団を、観客動員数を大きく集める日本屈指の人気楽団へと変貌させていった、指揮者・飯森範親氏の楽団改革を追ったドキュメント。

資金も人材も何もかも不足している状況では、「何もかも不足しているから何も改革できない」という意識に止まりがちです。しかし、できることから手をつけていかなければ改革は絶対に始まりません。窮地に陥っているような状態の時に、どのようなことから変革をし、どのようなことにお金や手間をかけていくべきなのかという改革のヒントが見つかります。


■第9位:『「不思議な会社」に不思議なんてない』(荒木恭司氏著)

所得も人口も全国最下位である山陰地方のみを営業エリアにしながら、バブル景気の好況期の約2倍もの売上を出し右肩上がりの成長を続ける島根電工グループの荒木恭司社長の著作。

不況業種の仕事をしていること、人口が増えない地方に会社があることを会社の不振の理由に挙げる会社人は多いですが、そんなことはマイナス要因にはならないということを大いに気づかせてくれる一冊です。これまでの常識に浸かって不振に陥っているならば、その常識を取っ払うことが先決。どのようなことから始めればいいのか、企業改革のヒントが満載です。


■第8位:『バルミューダ 奇跡のデザイン経営』(守山久子氏著)

心地よい風邪を送り出す扇風機をはじめ、これまでにない家電商品を次々と世に出してファンを作り出している新興家電メーカー・バルミューダと同社の寺尾玄社長の経営戦略を取材・分析した本。

国内の家電メーカーが軒並み不況だと言われる中、独特の商品を生み出し続けるバルミューダにはたくさんの愛好者がいます。これまでの家電に足りなかったものは何か、また以前は家電に求められてはいなかったが今の時代では求められるようになったことは何なのか。それを読み取ると、どのような業界にも当てはまる顧客要望の可能性が見えてきます。


■第7位:『10秒で人の心をつかむ話し方』(加藤昌史氏著)

1985年に創立した演劇集団キャラメルボックスで、32年間4000ステージ以上にわたって作品上映の前に「前説」として立ち続け観客に発信を続ける、同劇団の製作総指揮である株式会社ネビュラプロジェクトの加藤昌史社長の著作。

商談でプレゼンしたり、会議で発表したり、式典でスピーチしたりと、企業人には大勢の前で話さなければならないシーンがたくさんあります。しかもただ「あーきちんと話せた」という自己満足ではなく、相手をワクワクさせたり納得させたりする成果が必要です。緊張せずに、相手に正しく理解させ、しかも喜んでもらえるような話し方ができるコツが多く載っています。

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