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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2019年12月の記事一覧

[トップリーダーズ通信] 2019年 年末号

「トップリーダーズ通信(TR通信)」は、『トップリーダーズ』に関係する諸連絡、新たに始まるコーナーのご紹介、また「発想源」シリーズのコンテンツのご紹介など、学級新聞的にお伝えしていくコミュニケーション記事です。 気楽に読んでいただければと思います。 《トップリーダーズ通信 2019年年末号》 ■「まぐまぐ大賞2019」ビジネス部門第1位を受賞しました。 毎週土曜&日曜に配信している、経営者・マーケティング担当者向けの有料メールマガジン『ビジネス発想源 Special』

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485:無理な人員削減をしなくても、理念がが硬ければヤル気のない人間は勝手に離れる。 [トップリーダーズSelect]

危機的状況にある子会社にやり手の新社長が出向すると、新体制に不満を持つ社員たちが何百人と辞めていったが、新社長は全く気にせずに改革を進めていったら、あっさりと子会社は持ち直し、さらにその手腕で親会社もV字回復させた! リストラのために希望退職者を募ると、本当は離れてほしくないような有能な人がどんどん希望退職し、本当は辞めてほしかった連中ほど残ります。希望退職制度というのはそれぐらいうまくいかないものです。 しかし希望退職を募らなくても、「会社はこのような理念で行くし、こう

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特集17:一流のサポート技術力を学べ!「一流アスリートを支えるシューズ職人特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【第17回】一流のサポート技術力を学べ!「一流アスリートを支えるシューズ職人特集」3冊

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484:デッドラインを厳格に決め、定時を限りなく濃密な時間にしていく。 [トップリーダーズSelect]

荒れ放題だった弱小サッカー部に赴任した監督は、長い練習時間を設けるのではなく、逆に短い練習時間を設定することで、インターハイ常連の強豪校へと生まれ変わらせ、地方から何十人もJリーガーを排出した! 「いつも仕事が終電になってしまう」と言う人がいますが、それは自分自身が「終電がデッドライン」と自分で決めているだけであり、それだけ定時の仕事の密度を自分で薄めてしまっているだけです。 「時間が足りない」のではなく「時間を足りるようにする」のが仕事です。終わりを定め、定時を限りなく

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483:その分野を究めたければ、他の究めた分野から新風を呼び込む。 [トップリーダーズSelect]

日本のアニメ業界に新風を巻き起こし、関連商品も大ブレイクをするほどのブームを作り出した立役者は、アニメと全く関係のない業界からやって来た、独自の立体感覚を持つ異業者だった! 医者や芸人など特殊な職業の経験者がベストセラー小説を出すケースが増え、「小説家になりたければ小説だけ勉強していればいい」という時代ではなくなりました。他の人が経験していないことをどれだけ経験しているかが大事です。 その分野を究めていく人は、別の分野で究めたことを持ち込むことで、その分野に新風を呼び込め

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482:会社の窮地を救うのは、日頃からの地道で緻密なコミュニケーション。 [トップリーダーズSelect]

無闇な拡販をせず地道に地元民と御用聞きの信頼関係を続けてきた調味料メーカーが、他社メーカーの力を借りてようやく製品を少量作ることができ、復興イベントでの他者が見守る中で販売開始を告知すると、復活を待つ地元民たちが大行列を成していた! 自社の経営の効率化を考えると、仕入れ先や取引先はどんどん変えていく、商圏はどんどん変えていく、お客様もどんどん入れ替えさせる、と効率の良いところに乗り換えていくのがよいと考えがちです。しかし、会社が窮地に陥った時に支えてくれるのは、地道にコミュ

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481:ライバルとは全面戦争の対立ではなく、役割分担という共存で考える。 [トップリーダーズSelect]

目の前に巨大スーパーが開店して来客数が激減し大赤字となった個人食料品店が、品揃えで対抗するのではなく役割分担をするという意識で経営方針を変えたところ、首都圏を代表する巨大スーパーへと成長していった! ライバル会社がAとBに続いてCという商品を出したら、自分たちもそれに負けまいとA、B、Cと対抗商品を出していき、似たようなラインナップの会社や店がしのぎを削っている、という業界や地域がたくさんあります。それは結局、共食いをしているだけです。 ライバル会社がどれだけ強力でも、「

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480:不振や低迷の理由を天候などの外部環境のせいにする雰囲気を排除する。 [トップリーダーズSelect]

農家が零細の個人事業から法人へと発展させていくために必要なことは、農業には必ず密接に関わってくる天候への意識を大きく転換させることだった! 店長会議などで、売上未達や来客数減少の理由を「この夏は猛暑だったので…」「今月は豪雨があって…」などと天候のせいにする人がかなり多くいますが、会社として「それが理由だ」と結論づけてもいいのでしょうか。 天候を理由にして「だから自分たちのせいではない」という責任逃れをしていても意味はありません。都合の良い天候が続くわけがないのですから。

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479:専用に作ることで無駄が生じ、汎用として作ることで効率化を生む時代。 [トップリーダーズSelect]

幼稚園の改装の際に、あるものを職員の都合が理由で排除してみると、幼稚園児の間で仲間はずれやいじめが怒らなくなり、園児たちの運動量や集中力が著しく上がった! 専用スペースを作ると効率的に感じますが、実際にはその専用のこと以外には使わないのだからとても非効率です。時間も空間もどんどん限られていくこの時代、「専用に使うためのもの」という発想は無駄を産み続けていくことになるでしょう。 これからは「汎用で使えるもの」「専用ではないもの」という発想が必要です。他のものにも流用できる、

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478:斬新すぎるものは理解されるのに時間がかかるということを意識する。 [トップリーダーズSelect]

ヨーロッパの本格派を目指した日本の洋菓子店が、多くのお客様に支持されるようになったきっかけは、ヨーロッパの本格派ではない定番アイテムに対しても理解し、独自にアレンジを加えたことがきっかけだった! 企画会議になると「これまでになかったもの」「今までに見たことがないもの」こそが最良だと思ってそういう案を出してくる人は多くいるものです。しかし、誰も見たことがないものは、誰にも理解が難しく、結局失敗してしまいます。 新しいものは理解されるのに時間がかかります。そういう長期の時間が

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477:国外に事業展開したいならば、多様性が当たり前であることを意識する。 [トップリーダーズSelect]

そんなに特別な設備でもない民家のようなゲストハウスに、わざわざ外国人観光客が殺到する理由は、オーナーが海外に行った時に感じたことをサービスに生かしたことだった! 海外進出をしたのに失敗したという企業や店舗の多くが、日本での常識やオペレーションをそのまま持っていって現地に強要したから、というケースが多くあります。日本の常識は海外では通用しないのです。 「なぜ外国はこうなんだ」と眉をひそめるのではなく、「世界は多様性が当たり前なんだ」という意識を持たなければなりません。自社は

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476:「理想の一回分」を追求して定義することで、マーケットを大きく制圧できる。[トップリーダーズSelect]

不採算部門が切り捨てられてできた赤字スタートの会社が、東証1部に上場するほどの有料企業へと駆け上がったきっかけは、マーケットを見つめる中で見つけた「理想の一回分」を決定したことだった! スーパーに行っても小分けのパックを多く見る時代になりましたが、単純に大きいものを小さく分ければいいわけではありません。小分けにするには必ず「ここが理想の一回分である」という値があるはずです。 多くもなく少なくもなく、ちょうどいい一回分の適量。それがお客様に受け入れられると、その適量を定義し

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475:自分たちの仕事を「演劇」になぞらえてみて、工夫や改善点を探り出す。 [トップリーダーズSelect]

演劇の経験がある店主がラーメン店に演劇の理論を持ち込んだら、国内外に大きく展開する巨大ラーメンチェーン店へと変貌した! 「お客様に満足していただくこと」「お客様に喜んでもらうこと」ということで言えば、自分たちの商売や仕事は演劇にも通じるということが分かります。自分たちの仕事は、演劇のようなものなのです。 観客に満足してもらうようなパフォーマンスを見せる。自分たちの仕事を演劇になぞらえた場合、どのような工夫や改善が考えられるでしょうか。 業界のトップリーダーたちの英知や意

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