⭐️WIMednesday Interview⭐️ #7 : Ayumi Ueda
Women In Music Japanが音楽業界で活躍する女性を紹介する
⭐️ウィメンズデイ⭐️
第7回はボストンを拠点に活動するシンガー、植田あゆみさん。
世界各地のコンテストで受賞するアカペラグループ、Women of the Worldを率いるリーダーとして、サウンドヒーラーとして、平和への強い信念を持って活動されています。
—-—-—-—-—-—-—-—-—-—
「地球をつなぐうた唄い」
植田あゆみ (うえだ・あゆみ)Ayumi Ueda
4歳の頃、シンガーソングライターの父とともに初舞台を経験。14歳の頃「NHK Jr のど自慢大会」でグランプリ獲得。この体験がきっかけとなり、歌手を志す。
これまでに「愛・地球博」やアポロシアターで開催されたUN Women の特別イベント等に出演し、ゆずの北川悠仁氏、ハリウッド女優のメリル ストリープ氏等、多数の著名アーティストと共演を果たした。
また多国籍音楽グループ “Women of the World” のリーダーとしても活躍。
全米アカペラコンテスト「Harmony Sweepstake」優勝(2014年度)。
2017年にはカーネギーホール(所在:ニューヨーク)で開催された国際アカペラコンテスト「ACA OPEN」で優勝し『New York Times』等の各種メディアで大きく紹介された。また、2019年5月にロシアで開催された世界最大のアカペラの祭典、モスクワ・スプリング・アカペラコンテストでは、世界26ヶ国、196の参加グループの中で、スモールグループ部門、第1位を獲得。2019年は、中国、日本、ドイツ、イタリア公演が決定しており、世界中に、愛と平和の歌声を届けている。
近年は安らぎをもたらす癒しの楽器「クリスタルボウル」の音色に魅せられ、音と声の波動を活かしたサウンドヒーラーとしても活躍の場を広げている。
—-—-—-—-—-—-—-—-—-—
1. あなたにとっての成功とはどういう意味ですか?
自身がやりたいと思ったことを、やりたい時に、一緒にやりたい仲間と挑戦できるプラットフォームがあること。
自身と関わる人たちにも豊かさや、愛の循環が生まれるシステムを構築できていること。
---
2. あなたと同じように音楽業界で働きたいと考えている女性に対してどんなアドバイスがありますか?3つ教えてください。
・リスクや、未知なる未来を恐れないこと。
・自分の長所と短所をよく知り、出来ないこと、苦手なことは、
潔く人にお願い すること。
・音楽を届けることの楽しさ、喜び、価値、意味を忘れないこと。
---
3. 仕事やプライベートでのどのような経験が今の成功に結びついていると思いますか?
直感でこれがやりたい!と思ったことは、あまり考えをこねくり回さずに、やると決めてやる!小規模でも、大規模でも、とりあえずやってみる!そして、なんとかなるということを身体に染み込ませていったことの繰り返しが、今に繋がっていると思います。あと、自分はとにかくラッキー!恵まれている!と思い込むこと!そうすれば、どんな状況もプラスに変えられる視点で自然と物事を見られるようになります。
---
4. あなたが経験した中でも大変だった事を教えてください。
2012年、はじめての日本ツアー直前に主要メンバーの1人が抜けることになり、ツアー開始1ヶ月前にオーディションを行なったこと。
---
5. その経験で得た一番の学びは何ですか?
どのグループや、組織にも変化はつきものといいますが、
やはりそれまで慣れている人や、音への執着や、未知なる変化への不安は簡単には拭い去れないもの。けれど、この新メンバー加入により、私たちの演奏がさらにパワフルになり、演奏の機会も格段に増えていきました。これからも、さらに進化や変化に直面していくと思うのですが、どんな変化もグループをさらに良くしていく最高の機会になると、前向きに受け止めるきっかけとなった出来事でした。
---
6. あなたが今住んでいる地域で音楽に携わる女性達が直面している一番の課題は何だと思いますか?
正直、勉強不足なところがあり、うまく答えられないかもしれないですが、音楽業界では、未だに、ジェンダーステレオタイプがあると思います。サウンドエンジニアは基本男性といったイメージ、ギタリストや、ベーシストもしかり。そして、マイノリティであるがあまり、演奏のクオリティよりも、女性ギタリスト!女性ベーシストといった、性別を強調した宣伝の仕方をされたりなど。。。ここがもっとフラットになればいいなと思います。
また、今後結婚や、出産のことを考えると、赤ちゃんがいながらにして、音楽ツアーに出るのは不可能なんじゃないか、活動を続けられないんじゃないか、といったイメージが大きかったのですが、最近では、シンガーRachel Plattenさんが、自身のお子さんを連れてツアーに出ていることを、Instagramで投稿されていて、家族や、仕事仲間のサポートがあれば、母として家族を持ちながら、世界ツアーに出ることもできるんだ!と、彼女から大きな勇気とインスピレーションを頂きました。
---
7. 誰からインスピレーションを受けますか?その理由は何ですか?
特定の人は思い浮かびませんが、見るもの、聞くもの、触れるもの、全てが身体にインスピレーションとして染み込んでいると思います。そして、自然の中で、散歩している時、お風呂に入っている時、特にリラックスしている時に、これまで取り入れたことが、ふと繋がり、アイデアがさらさらと降りてきたものを形にしています。
ちょっと精神世界の話になりますが、宇宙人の意識体とされている、バシャールや、エイブラハムには、大きな影響を受けていると思います。笑
---
8. 来年の目標は?
2020年は、1月から4月まで全米ツアー、6月に日本ツアーが決定しています。また7月にはオリンピックを前に、世界100ヶ国のシンガーを日本に招聘したいという目標もあるので、今からドキドキ、ワクワクしています。
---
9. WIMJapanの活動に興味はありますか?
バークリー音楽院の同期で、10年来の友人である佐藤ひなこさんからお話を聞き、私も何らかの形で関われればと思っています。
---
10. あなたの最終目標とその為の次のステップを教えてください。
実は目標を考えるのが昔からとっても苦手なんです。
その目標を達成させるためのステップを考えるのも苦手で。。。笑
抽象的な答えになってしまいますが、日々心満たされ、命に感謝し、幸せに生きていきたい。そして、音楽だけに関わらず、活動の全てを通して、愛と平和を伝えていきたいです。個人レベルでも、地球レベルでも。
私は、音楽がなきゃ死ぬー!音楽命!!いつもステージで演奏していたい!というスタンスよりも、音楽が持つ人を繋ぐ力や、勇気や、癒しを、私という媒体を通して、届けられればという意識で活動しています。
もちろん、グラミー賞をとってみたいとか、世界ツアーで全国のスタジアムで何万人のお客さんに歌を届けたい!なんていう夢もあるのですが、今この瞬間のこれやりたい!!これ面白そう!!に従って、良いエネルギーで作品をつくり、届けていけば、行くべきところに自然と辿り着けるだろうと信じていて、とあまりゴールに執着せず、末長く活動していければと思っています。
植田あゆみwebsite
http://almavoice.com/jp/profile_jp.html
Women of the World website
https://womenoftheworldmusic.com/
#womeninmusicjapan #womeninmusic #wimjapan
#femalemusicians #musicbusiness #musicindustry #働く女性 #キャリアウーマン #女性の働き方 #音楽業界 #音楽ビジネス #女性ミュージシャン #パラレルワーカー #フリーランス
Women In Music Japan FB
Women In Music Japan Instagram
Women In Music (本部)ウェブサイト (英語)
Women In Music (本部)ブログ(英語)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?