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⭐️WIMednesday Interview⭐️     #4 : Miyako Funayama

Women In Music Japanが音楽業界で活躍する女性を紹介する
⭐️ウィメンズデイ⭐️

第4回はWIM Japan イベント委員長 Miyako Funayama さん。音楽教室 BB Music Academy で音楽教育に力を入れていらっしゃいます。母親、ミュージシャン、経営者という立場からの視点は貴重です。

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船山美也子(フナヤマ ミヤコ)

幼少の頃よりクラシックピアノを始める。
高校卒業後、洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースに入学。2004年冬Berklee College of Music(Boston,MA)を卒業。2005年夏に日本に帰国し、洗足学園音楽大学ジャズコースを卒業。
帰国後はジャズピアニストとして自身のバンドでのライブ、様々なミュージシャンやバンドのライブサポート、ツアー、映画音楽のレコーディング等に参加。
キーボードマガジン、サウンド&レコーディングマガジン等への執筆。
音楽教育にも精力的に力を入れ、全国の幼稚園・小学校・中学校での芸術鑑賞会での演奏、東日本大震災の被災地での演奏を重ねる。
5年間の大手楽器店音楽教室のジャズピアノ講師を経て、2011年に独立。
新宿区下落合の音楽教室『BB Music Academy』代表。
2015年より洗足音楽大学公認インストラクター、2016年埼玉県八潮市音楽大使就任。

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1. あなたにとっての成功とはどういう意味ですか?
幸せであること。自分にとっての幸せとは、一見当たり前だと思われる生活ができること。好きな仕事ができることであったり、健康であったり、支えてくれる家族がいたり、信頼できる仲間がいること。

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2. あなたと同じように音楽業界で働きたいと考えている女性に対してどんなアドバイスがありますか?3つ教えてください。

①自分を知る事、自分を持つこと。他人と比較したり周りに惑わされずに、自分とは何者なのか、自分の目的は何なのか、自分にとって最善の道は何なのか、を常に問い続けること。
②時には弱音を吐いて相談に乗ってくれる家族、友達や仲間を作る事。
③音楽業界に捉われず、多くの人に出会うこと。

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3. 仕事やプライベートでのどのような経験が今の成功に結びついていると思いますか?

自分が成功しているとは思っていないですが、昔から好奇心旺盛で、自分の知らない世界や新しい環境に身を置くことに積極的であったり、人と関わることが好きな性格なので、色々な場所に出向いては(主に飲み会ですがwww)多くの人と出会いました。
そうすることで様々な価値観に触れ、自分自身を見つめ直しブラッシュアップ出来る環境を作ることが出来ました。

また音楽教室を立ち上げてからは、運営や企画をしていくにあたり自分一人の力では及ばない事が多くあるので、今まで出会った方達に協力をお願いしたり、行き詰まった時にアドバイスをもらったりと様々な面で助けてもらいました。さらに結婚・出産をしてからは、現在も仕事のときに子供の面倒を見てくれるお友達に助けてもらっています。自分が今こうして活動しているのは沢山の人に支えられているからなんだと常に感謝しています。人との出会いは財産だと感じています。

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4. あなたが経験した中でも大変だった事を教えてください。
長い間音楽の勉強しかしてなかった自分が音楽教室を運営することになり、社会人経験で自然と身に付けているような一般常識が極端に欠けていて自分の未熟さを痛感したこと。それにより人に迷惑をかけてしまったこと。
結婚・出産を経て、仕事と育児、家族と時間のバランスがとれず悩んでいること(現在進行中)。

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5. その経験で得た一番の学びは何ですか?
一人で抱え込まないこと。
答えは一つではないし、常に変化するもの。
人からどう思われるかを恐れず、自分をさらけ出して様々な視点からアドバイスをもらうこと。そうした中で一番いい道を自分で考えて進んでいくこと。

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6. あなたが今住んでいる地域で音楽に携わる女性達が直面している一番の課題は何だと思いますか?

私は子供がいるので特にフリーランスで働くママに関しての話になるのですが、働く時間やスタイルが周囲に理解されづらく、それをサポートしてくれるような場所がない場合は活動そのものが難しくなってしまったり、自分で自分を責めてしまったり、ポジティブに仕事が出来なくなることも少なくありません。
音楽家の多くは個人事業主で、また男性中心の世界でありますので、その中で生きて行く女性たちは精神的にも強く、責任感も強くもっています。なので、外からこのような問題点は見えづらいのが現状です。しかしこういった問題点を公に提示し、周知してもらうこと、解決に向けて動いていくことが大事だと思いますし、WIMの活動でサポートしていけたらと思っています。

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7. 誰からインスピレーションを受けますか?その理由は何ですか?
自分の想像や範疇を超えて前に進んでいる人。ポジティブな人。自分の悩みなんてちっぽけなんだ、もっと前に進んでみよう、と勇気をもらいます。

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8. 来年の目標は?
音楽教室を立ち上げたときに理念としていた4つの柱の一つ、『社会貢献』に教室として積極的に参加をしていく。
WIMJapanの理念や活動を多くの人に知ってもらい、参加してもらうこと。メディアに取り上げてもらい、問題提起していきたい。

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9. どうしてWomen In Music Japanに参加する事になったのですか?

バークリー時代のお友達でWIMJapanの役員でもある藤岡愛音さんにリーダーのひなこさんとWIMの活動を紹介して頂き共感をしました。日本において女性で音楽に携わる仕事を続けることは容易ではないことは実感しておりますので、少しでも力になれたらと思っています。特別な人である必要も、自分を犠牲にする必要もなく、女性がありのままで芸術活動や社会活動ができる世の中になって欲しいと思っています。

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10. あなたの最終目標とその為の次のステップを教えてください。

教えることや社会活動を通して音楽の持っている本質的な力を子供たちに伝えたい。
芸術、センス、才能、といった言葉で片付けられないよう、知的好奇心を刺激していきたい。アクティブラーニングとしてのジャズ教育の普及に貢献したい。その為に教育に関わる活動に積極的にアプローチしていきたいと思ってます。

B.B. Music Academy https://bbmusic.jp/



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