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#19 It’s ready to go 副業における価格決定

最近は、副業解禁の会社も多くなり、副業を開始していたり、

そして実際に会社を辞める選択をし、その後個人事業主になっている人が増えました。その時に


「価格とサービスの内容」についてアドバイスを求められますが、


バランスが悪い


ということは顧問という立場でもなく、純粋に消費者としても感じます。

私は税理士ということもあり、仕事柄、多数のサービスやその価格を知っています。しかしそのお客様のお客様である消費者は成熟した目利き力のあるお客様ばかりではないので、見極める力が少なく、満足しているかもしれません。

とくに物品よりも役務提供といわれているサービスの類似比較などは消費者からすると難しいケースもありますよね。

実際サービスを受けて思うのは

副業でもサービス(商品)レベルが副であってはならない

と思っています。

お客様は真剣なんです。
そして、副業や、開業したての自分に依頼してくれるお客様は、まだ無名なあなたに依頼しているということを忘れないでください。
〇〇という看板は、会社員時代のあなたです。
独立して延長線にある似たようなサービスを提供したとしても、組織で提供するか、個人で提供するか、その内容はかなり変わってくると思います。
あなたに依頼しているお客様はあなたと同じ状況(スキルや経験)か、資金が潤沢にないことも理解したほうがいい。

私は税理士の仕事を通じて、あらゆる業種のあらゆるサービスの価格、その決定の仕方、さらには給与もみてきました。
また、実際に自身の会社のITや広告、ロゴ作成などを外部に依頼してきています。

税理士であることと、経営者である経験から比較的サンプルを多く持ち合わせていると思います。

あと一番判断基準になっているのは、
プロフェッショナルとしての自身の業務とその対価の決め方です。

私たちは
「成果物を必ず納品する」

そして
その何年後かにあるかわからない「税務調査で結果を出す」という大きな使命まで完了しての対価だという強い想いがあります。

ずっとお客様とつきあっていくことや
納品した内容が評価されるということが前提です。

命を預かるお医者様とは比べ物にならないですが、
お客様の財産や事業を預かる我々はよくお医者様と同じように言われることも多く、

私たちもその気持ちで仕事をしています。

世の中になんとやりっぱなしの仕事が多いか。

経営学の広告効果測定ではないですが、
ある程度測定できても、結果につながらないものについてお客様はかなりシビアに判断します。またそもそも精度が低い納品、融通のきかない、頑固なクリエイター(最近お客様がおっしゃっていた例です)などは嫌がられます。

自分の商品と価格の決め方、理論的な決め方や、戦略(これは資本主義社会において、人のこころを操るものも多い)がありますが、
事業計画から「これだけの資金、利益をあげなければならない」からばかりの自分基軸ではなく、この商品にいくらの価値があるのかを真剣に社長自ら考える。

そんな真剣なステップが必ずお客さんに伝わり、長期ファンはそうしてできあがると思います。

価格について、結論はないけれど、サービスの質が副であれば、謙虚になる必要があります。はじめは、導入しやすい価格にして長期的ファンをつくることも一つの案かなと思います。

でもその時にお客様はあなたの商品の質についてわかっていることを忘れてはならない。

だって、最高の質を適正な価格でほしいのだから。。。

質が大事です☝️



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