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イザベルとローゼン

こんばんは。

今日も年末なんで配達の仕事のほうはなかなかの地獄でした。フルタイムで働いている人たち、これを書いている時間(20:30)もまだ配達してるのかなーと思うとどうかしてると思います。朝8:00からやってるのに。

部活みたいでみんななやかんやこの仕事好きなんだろうなーって思います。僕もそうですし。

久しぶりにゲストについて書きます。


イザベルとローゼン。

この二人別にたまたまシェアの部屋でベッドが隣同士になった二人です。なので別に一緒に来たわけでもなんでもないです。


先に来たのはローゼン。生まれはブルガリア、育ちはロンドン。37歳くらい。スキンヘッド。ひげ面。日本滞在は2週間くらい?来日して最初の家がうちでした。

彼は来る前のメッセージの時点でかなり長い返事と丁寧な返事で、嫌な感じじゃないけど癖はあるなーというかイギリスっぽいなーとも思ってました。問い合わせの時点でこっちの条件や、隣のベッドの状況などなど先に説明をするんですが、あなたの家やスペースをシェアさせてもらえるだけで本当に幸せですよ。みたいなこと言ってました。

まぁあってみると予想通りのなんか声の太い感じのあのイギリスっぽい話し方する(いや、若干自分で意識してやってると思います)人でした。いちいち冗談とかもいうんだけど、いちいち滑ってる。2枚目と3枚目、どっちでいきたいの?というあの感じです。


彼が到着して2日後くらいに来たのがイザベル。彼女は1週間くらいうちにいたと思います。

オーストラリア南部の街出身。トップの写真がそうです。大学生。19歳。趣味はテクノDJ。小さな町でクラブイベントとかも企画したりしてるそう。僕も以前そーゆーことをやってたので、かなりいろんな話ができたかなと思います。

そもそも一人で来る女の子がいると、結構しゃべります。特に隣が男性だったりすると。きっとそれが安心になるから。で、なるべく仕事以外の時間は家にいる。親戚のおじさんが家にいるくらいに思えるのが安心かなーという感じでなるべく声かけるようにしています。自分が若かったらこの叔父感は出せなかったろうなーと思います。


そのまま数日たったころ、今日も特に問題ない?家も観光も。って話をしたら、よく覚えてます。隣のあいつが滑りすぎててそれがイラっとする笑って言い始めました。もちろん悪意がないですし、イザベルもローゼンのことはいい人と本気で思っていて。別にシェアの生活的に難があるわけでもなかったので。

どこの女子もかわらんなぁと思います。日本人相手でも比較的もう40前になっても20歳くらいの男女問わず若い子と話す機会とかは多いので。ホストとしてはダメなのわかってますが、ちょっとローゼンネタでイザベルと話するとやたら盛り上がったり。

ローゼンと話してても、彼女はすごいいい子だよー。って言ってましたし。

ローゼンが先に帰るとき、イザベルにちょっとしたメモを置いてったようで、それを僕に見せてきて気持ち悪いって大笑いしてたのが忘れられない。です。見てないんですが、なんかポエムの一文を置いてったようで。

ローゼン、そーゆーとこだよ!って思いました。

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その日だったかな?お正月だったのもあり、仕事帰りの夕方一緒に近所の神社に行きました。僕が毎年行くところ。大宮八幡宮。東京のへそ。なんて言われてて、パワースポットとしても有名な神社。縁日なんかもたくさん出てて。

この風景見て感動して固まってたのをよく覚えてます。なんか映画とかアニメで見てきた世界だって。夢がかなったっていってました。こうゆうこと聞くとよかったなー民泊とかやってって思います。


今回の内容も別に大した話じゃなかったんですが、民泊のほうはなんとなーく相手見ながらバランスを見てやっています。家の男女比や年齢比、性格。誰も気分悪くならないように。きっと頑張ってバイトや仕事してやっとこれた東京なんだろうなーと思うので。自分が海外行くときもそうですもんね。

ただ前も言いましたがおもてなしはしません笑 おもてなしすることでできる距離感が嫌なので。


今読んでる本「断片的なものの社会学/岸正彦」のなかのフレーズで「誰にも隠されてないが、誰の目にも触れない」って言葉がありました。誰も気にしない、むしろ起きてることさえ知らない、知ったところで特に何もない。そんな物語が集まっているのが人生。みたいなことがかいてありました。

民泊をシェア型でやることは「ほんの少しだけ普段より面白い物語」が起こるのが楽しみのひとつかなーって思います。


おやすみなさい。




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